1時前には寝付いてしまったせいか6時には起床してしまった。ちょうど6時から大浴場が開く情報を思い出し、せっかくなので朝一で風呂に入ってきた。やはり広い風呂、湯船は最高である。

前日夜のグロッキーから6時間寝ただけでだいぶ楽になった。初日は一泊だったので10時にはチェックアウト。そこから電車+バスでアンパンマンミュージアムを目指す。ホントは色々行きたい場所もあるんだけど、高知って基本車が無いとアクセスが悪いところが多いので、それは次回ちゃんと免許を取ってからという事で、今回は公共交通機関で行けることころをチョイス。

アンパンマンミュージアムって結構幼稚なイメージ持たれがちなんだけど、前に一度行ったことがあるけど、どちらかと言うとやなせたかしの美術館って感じで大人も十分楽しめる施設だと思う。もちろん子どもたちにわかりやすいオブジェとかもたくさんあるけど、その説明はガッツリフリガナのない漢字だったりとか大人向きのコンテンツも多い。

移動は高知駅からJR土讃線に乗って土佐山田という駅を目指す。高知駅から30分かからないくらいの距離感。東京の30分とはひと駅の感覚が違うので、切符代で大体の距離が読める。

2両編成のローカル線。「ワンマン」と書かれているけど、考えてみれば丸ノ内線だってワンマン運行してる。なんなら6両くらいあったと思う。ただ、都市圏と違うのがきっぷのやり取りからワンマンなのである。無人改札なんかは結構ざらで、バスみたいに後ろ乗り前降りのスタイルが主流。去年の大洗辺りに行った時も同じスタイルだったな。こういうのは見よう見まねでやってるけど、そんな「郷に入ったら郷に従う」スタイルが結構嫌いじゃない。

土佐山田駅に着いたら外にアンパンマンバスが待機。ただの路線バスなんだけど、ひと目でアンパンマンミュージアム方面行きなのがわかるのは助かるwこのバスも空港リムジンと同じく電車の到着時刻に合わせて運行している。こういったバスと飛行機や電車のダイヤの絡みって地方では大事なんだなーと改めて実感。

土佐山田でバスに乗り換えて30分弱でアンパンマンミュージアムに到着。バスが思った以上に混んでたのは途中にあった工科大学の学生も一緒に乗ってていたからだったっぽいけど、普段から使う人からしたら大変だよなー。シャトルバス出せば良いのにって思うくらい。

案の定だけどファミリー連れは多い。が、そんなに思ったほどの混雑もなく何気に良いスポットだった。ここの一番上の階にあるやなせたかしが描いた絵画版のアンパンマンの画がスゲー良いんです。SNS等でアップはできないけど、行けばわかるあのスケール感と、この人がちゃんと色々技術もあった人なんだなと納得。やっぱアンパンマンすげーやってなる。

結局2時間半くらいの滞在だったけど結構満足度高かった。メシはそこで食っていこうかな?なんても思ったんだけど、すぐにまたバスに揺られるので気持ち悪くなったらやだなーと市内に戻ってから食べることにし、来た道と同じルートで高知まで戻る。

それにしても行きの時の雲はなんだったんだろうか?って思うくらいスカッと抜けるほどにきれいに晴れた空。最高である。太平洋側って静岡もそうだけどこの抜ける空が好き。

とりあえずメシ喰いにとひろめへ向かって安定のコロッケをゲット。気づけば成人式だった街はスーツ姿の初々しい若い子らで溢れかえってた。ひろめも例外でなく満席。中で座ってビールでも…とか思ったけど全然そんな隙間すら見つからなかったのでコロッケは喰い歩きでちょっと離れたところへ。

あまり口にすることは無いんだけど、高知の焼酎といえば焼き栗焼酎の「ダバダ」。ただ自分が知ってる高知人でこの酒を好んで飲んでる人は知らない。むしろお土産とかで持っていくことはあっても高知で消費しているところは少ないような気がする。が、安いしあったので注文。これ一合とお湯割りセットで390円とか破格。東京にこんな店あったら通っちゃうわ。

夜は一気に香川まで移動だったので長居することもなくちょうど良いくらいで外に出る。マジックアワーギリギリくらいで空の青さが気持ちいくらいスカッと晴れてた。天気が良ければ気分も良い。

本日三度目の高知駅。JRはガッツリアンパンマン推し。そりゃ高知出身のやなせたかし先生の高知への貢献っぷりも半端ないからな。アンパン県なくらい高知のアンパンマン愛。

土讃線は「ドサンセン」って読むんだね。トサンセンだと思ってた。土佐の国と讃岐の国を結ぶ電車はひたすら山の中を走る。真っ暗すぎてトンネルなのか林なのかもわからぬまま気づいたら香川県に入っていた。2時間ちょっとくらいの移動であっという間に高松に到着する。

JR高松駅周辺はスゲーきれいになってて、最近ガッツリ区画整理したんじゃないか?ってくらいなんだけど如何せん栄えていない。飲み屋も少ないけど呑んでる人も少ないイメージ。ただ、昨日は成人式があってか街に若者が多かった。初々しいっていいね。こんな風に毎日若者たちが繰り出して飲み歩いてくれれば日本の経済は活性化するのにって思う。ホント「こんなに20歳っていたんだ…」って思うくらい人が出歩いてたなー。

宿まではコトデンに乗ればサクッと行っちゃう距離だったんだけど、時間もあったしせっかくだからVIVASNUTの山口のスタジオにも顔だそうと徒歩で向かう。三連休の中日だけど新成人以外の人種はすくなかったなー。

今回の旅は特に旅先で行くスポットを決めず思うままに歩いてたので時間に追われることもなくのんびりできた。ローカルの電車って移動ものんびりなのでTV番組のロケかってくらい余裕があってよかった。一日の移動距離や歩いた距離は半端じゃないけど心地よい疲れ。

夜23時くらいのチェックインでうどん屋さんを探したんだけど、高松って夜やってるうどん屋さんマジで少ないんだねTTうどん県なのに…。

という事で翌日ガッツリ遊ぶ事にして早めに就寝。

おつかれさんでしたー。