前日準備が長引いたせいでみんなと一緒に車で出発できず急きょ新幹線で向かうことになった八戸。GWともあってそんなぎりぎりに新幹線のチケットは残りわずかで、取れたのは朝10時八戸着の臨時列車。

そんなわけでライブハウスの入り時間まで4時間も時間を持て余してしまったので何となく街散策でもしようと路線バスに乗って陸奥湊の方に向かう。

行こうと思ってた食堂は観光客の巣窟みたいなとこだったので簡単に諦めて他で済ます。こんなときに釣竿持ってたら…なんて思ったけどまさかこんなタイミングがあるとも思ってなかったので手ぶらの散歩。

その後中心街に戻って、車で向かったメンバーとは入り時間ちょうどくらいに箱で合流。

そのまますぐリハ。前回まで3発だったキャビのスピーカーが4発になったと聞き音を出してみて明らかに100%の力が出てることを確認。

吸音は多いけどドラムとの距離が近いのもあって結構な音圧があって気持ちいい感じ。音はすぐに決まり久々の曲を何曲か試してほぼ時間通りにリハ終了。

STUNNERとOWEAKも無事に到着。まずはみんなの無事がスタート地点のツアーだからね。

地元のrhyrhyrhythmは去年ふわっと話ししてた「次は何箇所か一緒に廻りたいね」っていう話も実現できて良かった。個人的にだけどNのMV制作に携わることができて更に距離が縮まったと思うし、バンドとしてもお互い一歩前に出れたと思う。こうやって地元のバンドと距離が縮まっていくのが嬉しいし、去年よりも一歩成長できたかな?って思えるところ。

あと地元のDATって子らはROXX時代からだから毎年出てくれて、それこそ20歳の前から見てるけど、どんどんスキルもパフォーマンスも良くなってて八戸の層の厚さを感じた。次期八食地元バンドも夢じゃないと思う。

WITH USってバンドは仙台って聞いてたんだけど、打ち上げで話ししたらどうやら八戸出身で仙台に出てる子ららしく、更にDATの後輩らしい…若い。でもこういう若い世代と一緒にやれるのもYUKIDOKEのいいところだからね。田村くんのナイスブッキング。

STUNNERとOWEAKは年に数回レベルで八戸に行ってるバンドだし、去年の八食OAをつとめた2バンドとあって八戸でも認知度はしっかり有る。いいライブはもちろんだし空気もそれぞれ持ってライブが出来てるのはちょっと嫉妬すら感じたw

そんないい流れでYUKIDOKE一発目のライブ。今回は全箇所一曲目を変えてみた。昨日は孤高の花でスタート。八戸は結構王道なセトリだったのでその分勢いに乗れるような流れを作ってみた。まだ初日ってことで体力も喉もフルMAXな状態でライブはできた。

八食出ないんですか?とかたまに聞かれるけど、自分的にはもっと八戸でもちゃんと認識されて、八食に出るべきバンドになれた時にまた出させて貰えたら嬉しいかなと思うので、まだまだ頑張んなきゃ行けないところだと思っている。

終わってからは箱打ちでrhyrhyrhythmのメンバーともたくさん話しができたし、DATやWITH USの新世代達とも交流できてまた八戸が一つ近くになった気がした。ライブハウスも地元バンドも元気でした。

箱打ちがしまった後はシズオと一緒にROXXへ行ってユキさんに挨拶。やっぱ八戸行ったらROXXの空気とユキさんの元気な姿ちゃんと見たいからね。

他愛もない話しだったかも知れないけど、気づけば外が明るくなってくるくらいまで盛り上がってた。この街の夜はホント深く長くて愛に溢れてる。そんな八戸がやっぱ好きなんで来年も行きたいと思う。

ライブの本編も、ライブハウスや地元バンドとの交流も全部含めてYUKIDOKE TOUR。去年よりも少しパイプが太くなったのを感じれた気がした。

お疲れ様でした!