昨日もまた閉じこもり生活。家から一歩も出ないことに慣れすぎると、緊急事態宣言が解除されても外に出ない人になってしまいそうで怖い(笑)

それにしてもこのところ不安定な天気が続きベランダでお茶もできない。

そんな昨日に続き今回【楽器のエピソード】で紹介するのはYAMAHAのQY10(https://jp.yamaha.com/products/music_production/music_sequencers/qy10/index.html)というシーケンサー。

シーケンサーってあんまり聞かなくなった気もするけど、今で言うガレージバンドの打ち込み部分専門みたいな感じかな。いわゆる同期とか打ち込みって言われてたモノ。

磐田に居た頃なので、楽器屋さんもYAMAHAのお膝元って事でこういったYAMAHAの最新機器とかの情報はパンフレットもあったしすぐ入ってきた。楽器屋の試奏サンプルみたいなのとか弄り倒してたタイプ。

これは本当に歴史がありすぎて、SHACHI結成当時の1994年くらいにめっちゃ使ってたマシン。当時のシーケンサーってラック型だったり、結構デカイもののイメージだったけど、今の若い人じゃわからんだろうけどVHSサイズはかなり衝撃で「めっちゃ欲しい!」って物欲に駆られたのを覚えてる。

ただ当時の価格で39,000円とかだったっぽく全然手に届くモノではなかった。のでその頃は確か先輩から借りて使わせてもらってた。そんなQY10のドラムとMTRでレコーディングしたSHACHIの幻の10枚限定CDとかもあったな(笑)

音的には今じゃありえないくらいデジタルのポコポコした音だけど、当時はそれしか無いからそれが最先端の音に聞こえてた。

そんなQY10だけど、こいつは借りパクではなくて、2005年くらいにハードオフで見かけて数千円だったので思わず買ってしまったモノ。当時は別のやり方で曲作りをしてたので、今更そんなチッコイ液晶でちまちま曲作りするのもな…とはなったけど、何となく当時の事とか思い出しながら触ってみたらやっぱり楽しかった。

今だったらそれこそiPhoneのアプリのGragebandがあればこんなの要らないだろうけど、ちょっとしたリズムマシンとか練習のツールとしてはまだまだ出番あるんじゃないかな。最近じゃ聞かなくなったMIDI同期ってのも付いてるし、上手くやればPCで作った曲をこいつで鳴らすこともできるのかな?・・やらんけど(笑)

いやしかしマジ当時これ持ってたらモテるだろ?ってくらいのアイテムも今じゃただの大きな黒い箱なのが寂しいなー。

こんなマシンでも当時の夢が沢山詰まってたんだぜーってまたあと10年後くらいに引っ張り出してきて思い出すのかな。

しかし俺物持ち良いなw

そんなYAMAHAのQY10というシーケンサーのお話でした。