昼過ぎに秋葉原へPCのパーツを買いに行ってきた。

テレワークになり自宅のPCを触ることが増えたので、自宅のPCのスペックとかも少しずつパワーアップさせたくなるってもんだ。

しかし外国人がほぼ皆無になった秋葉原は全体的に人口が半分くらいになったというか、自然にソーシャルディスタンスな街になったと思う。個人的には昔の秋葉原っぽくてむしろこのままで良いと思っちゃうけど、お店からしたら死活問題なんだろうな。

テレビで騒がれているようなクラスターはメイドカフェとか人との会話が多い場所に限定されてる気がするから街をブラブラ歩いてる分には近所と変わらない気がした。

 

天気も良かったのでそのまま御徒町方面に北上して上野まで歩いてみた。

途中アメ横を通ったけど、あのアメ横ですら全然人が居なくて焦る。どんだけインバウンドの外国人目当ての商売を日本はしてたんだ…って未来は色々考えたほうが良いと思うよ。みんな知らない間に外国に頼りすぎてた日本がいるなーって。

そんな久々の上野だったので、調子に乗って西郷さんにご挨拶。

人生でまだ上野の西郷さんは3〜4回しか訪れてないけど、何気に鹿児島の西郷さんも3回くらい訪れてる。上野の方がテレビや教科書で見ることが多かったので見慣れた感じがするけど、俺は鹿児島の西郷さんのほうがリアルっぽくて好きかなー。

7時過ぎくらいの上野公園は混雑はしていないけど、まだ運動してる人とかカップルとか普通にいる感じで灯りも点いていた。上野動物園なんかも静まり返ってて何か不思議な空気感。

そんな公園を突っ切った先に今回の目的地「京成電鉄旧博物館動物園駅」のノスタルジックな入り口がひっそりと浮かび上がる。

ここは今は使われていない京成電鉄の幻の駅で、普通の時間だったら開放されてて中まで見ることができたみたいなんだけど、時間が遅かったので入れなかった。残念。

軍艦島もそうなんだけど、こういった明治〜昭和くらいまでの名残がある建造物って萌えるわー。外壁の感じとか今の技術で再現はできるはずだろうけど、この無駄にお金かかってる感じの重厚感とか最高。

普通だったらぶっ壊して更地にするだろうけど、ここはちゃんとこれを保存しようっていう団体さんの動きがあるみたいできれいに残されている。上野公園の外れの方にあるので知らない人も多いみたいだけど、東京の歴史を感じられるスポットとして個人的に一度行ってみたかった場所だけに色々満たされたw

 

いわゆる有名な歴史施設とかも嫌いじゃないけど、こういうマイノリティーな史跡を見て色んな事を想像するのが好きかも。昔はこうだったのかなー?ここは結構な人が乗り降りしてたのかな?土日は動物園に向かう家族がここをぞろぞろ歩いてたのかな?とか。

それにしても「博物館動物園駅」って名前は安易w今だったらカタカナの名前とかつけちゃうんだろうなー 笑

 

東京にはそんな感じで現代に残っているノスタルジックなスポットがちょこちょこある。

こんなご時世だからこそ人の少ないところを歩くマニアックな東京の歩き方も悪くないかな。

お疲れさんでした。