昨日は丸っとオフ日だったので浅草に行ってきた。

ホントはマーの働いてる天丼屋さんに行ってこようかな?なんて思ってたんだけど、連絡したところ昨日は出てなかったらしいので別へ行くことに。

コロナ禍になってからの浅草は一度夜にパインと行ったけど、自粛が明けてGotoも始まって賑わいが戻ってきているとニュースでやっていたのでどんなもんかと見に行ってきた。

 

確かに日本人の数は戻ったようにも思えた浅草。恐らくコロナ禍前の総数から外国人を引いたら今くらいの人数なんじゃないかな?と思う。

なのでインバウンドを期待してたようなお店はガラガラだけど、日本人でも入りたいお店はそこそこ埋まっていた。

 

仲見世なんかは行った時間帯が遅かったので人出はそこそこな感じがしたけど、昼とかはもうちょっと賑わってたんかな?と。

そんな昨日は初めての試みで浅草演芸ホールというところに行ってきた。落語とかやってる小ホール的なところ。

日によってはテレビでも活躍している芸人さんとかも出てたりする老舗の劇場。夜の部は16時40分からやっていて、夜の19時を過ぎると2000円で入場できる仕組みだったので今回は19時から21時までの2時間を観る事に。

造りは昭和の映画館みたいな入り口や座席。レトロな雰囲気がまたイイ感じ。ホールは100人くらい入る座席と2階席とがあった。渋谷のO-WESTをこじんまりさせた感じかな?

動因制限があったりで席を半分使用禁止にしてたのもあってか、ガヤガヤしてる雰囲気もなく結構シーンっとしてた。動因的には10%くらいのだいぶ閑散とした感じ。

落語家さんたちもぶっちゃけ日曜日の夜にこの動因で公演をやるのはホント厳しいとは思うけど、そこはウチラとも同じ感覚であろう「ここしか自分らが演る場所がないんだ」って気持ちがひしひしと伝わってきた。それをネタ中に取り入れてる人も何人か居た。

 

公演は一人辺り15分くらいの持ち時間かな?基本は落語なので座布団に座って話す人たちがメインで、たまにコントの芸人が間に入ってたりして何組かを一気に見れる。

席を立てるのは転換中のみと先に注意事項を言われたけど、ネタ中に席を立てるような雰囲気はそもそも無かったw

個人的には政治ネタとかテレビじゃ言えないような事を盛り込んだコントをやってたコント青年団って人らが面白かった。めっちゃパンクを感じた。というかそういう”テレビじゃ言えないようなネタ”を楽しみに観に行くのも一つの楽しみかも知れない。

昭和のノスタルジーな雰囲気の中で日本の古典芸能を楽しむのに2000円は格安な気がした。

2時間の公演はあっという間だったけど、近所に住んでたらフラッと時間つぶしに行くのも有りだなーって思う非日常的な空間だったと思う。

終わって21時の浅草は殆ど店も閉まっている夜の早い街。帰りの電車に乗って家まで1時間かかる微妙に遠い浅草だけど、日曜の夜の有意義な時間の使い方ができたんじゃないかな?

 

2日続けてジャンルは違えど「芸」のつくものを見れて色々刺激をもらえた気がする。

次は自分の番だなー。