昨日はSHACHIのスタジオ。

土曜日に名古屋で入って2時間分のセトリを丸っとやってあるので流れに関しては問題なし。ざっくりリズムのグルーヴの詰めをやってみた。

グルーヴってホントここ2~3年ずっと言ってる話なんだけど、なかなか正解にたどり着かない。と言うか人によって正解ってのは違うと思うので、腑に落ちるところが見つかるまでにめちゃめちゃ時間が掛かると思う。

そんなひとつのきっかけが「円をイメージ」で昨日は見えた気がした。

 

そもそもオーケストラの指揮者の人とかクラシックやってる人たちってメトロノームもアナログのものを使用している事が多いと思う。

振り子の様なタイプなんだけど、これって何が良いかって動きの動画を頭の中に記憶できる事。両端に行ったタイミングで「カチ」って音が鳴るんだけど、そこに行くモーションがギターやドラムの手を振るモーションと同じで、「カチ」の音が弦を弾くタイミングや打面をヒットするタイミング。

何が大事かってのは「カチ」もだけど、そのモーションのスピードの方。

このモーションって動画編集とで使う「イージング」ってスピード感で微分とか積分とかその類の感じ。要は真っ直ぐな直線じゃなくて、ややカーブした自然な遠心力みたいな。

言葉にするのがムズいけど、それが「円を描く様に乗る」って言葉だった。

 

だからデジタルタイプのメトロノームを頭にイメージしてるとそこにたどり着けないなーと思う。指揮者の手の振りって、そういった遠心力の先に「カチ」がある感じなんだなと。

そんなひとつのゴールをようやく発見できた様な喜びがあったわけだ。

めっちゃ数学だったなースッキリしたw

 

(累積生涯走行距離: 32,797.5 + 13.5 = 32,811km)