韓国のインスタント麺で本国でも激辛の分類に入るプルダックポックンミョン(불닭볶음면)という麺をアレンジしてみた。

韓国袋麺で有名な辛ラーメンとは少し作り方が違い、これは日本で言えばインスタント焼きそばみたいな感じで、一度茹でた後でフライパンに移してソースと絡めるタイプ。

茹でた時に出た茹で汁を50mlくらい残してそこにスープを絡めるって書いてあるけど、ぶっちゃけ50mlとか計る人はいないと思うのでほとんどの人は目分量w

インスタント麺なので特にトッピングがないので、ホントはそこで完成なんだけど、それじゃ芸が無いってことで、ニラと生卵と鰹節粉をのっけてみたら台湾まぜそば風に仕上がった。

まぁ韓国のインスタント麺に台湾なんて名前をつけるのはどうかと思うけど、ビジュアル的にはかなりいい感じになったと思う。

ただマジで激辛なので辛いのが苦手な人は無理かとw

 

そもそもプルダックっていう激辛鶏炒めの韓国料理があって「そんな感じの焼きそば」っていうネーミング。

実際に韓国でこの料理を食べたことがあるけど、韓国人ですら「辛い」って言ってたから入ってる唐辛子の種類がそもそも違うんじゃないかと思う。

 

これを作ってる三養食品(サムヤンシップン – 삼양식품)って会社は、辛ラーメンとかを作ってる農心(ノムシン – 농심)って会社がNISSINだとするとマルちゃんの東洋水産みたいな対抗馬的なメーカーかと。

元々「三養ラーメン」ってラーメンを出してたブランドなんだけど、10年くらい前にいきなりこのプルダック炒め麺をリリースしてこれに火が着いた。作り方も同じ様な麺は無くはなかったけど、ここまで辛く仕上げたのがウケたのかと。

当時大久保の韓国スーパーに行ったら「日本人にはまだ早い」ってポップがついてたくらいだったけど、この辛さにやたらと中毒性があってすぐにハマった。

 

最近だと結構スーパーやコンビニでも取り扱うようになって身近になったのは嬉しい。知らない日本人が手を出すと大変な事になるけどw

そのまま食べるのも良いけど、日本人が大好きな卵黄のせて台湾まぜそば風にアレンジして食べるのも良いんじゃないかな?って。

ナイスなレシピを生み出して喜び。