朝10時ごろに大阪を出発。早めに打ち上げを切り上げてたのでしっかり寝ることができてだいぶスッキリしていた。

出発した時に晴れてた天気は名古屋に近づくにつれて雨模様に変わっていった。

 

時間的には余裕があったので途中のサービスエリアで休憩がてらメシも喰ってから名古屋入り。

KADODE TOURカップリング二日目はSABOTENも加わった。考えてみれば3月の名古屋大合唱でもSABOTENは一緒だったので名古屋2連チャンで対バンは珍しい。

STUNNERは前日の大阪に引き続きベースはGIGMACKのマコトの体制。PAは久しぶりにアンドリューじゃないSTUNNERを観たけどやっぱ全然違うね。笑

SHACHI的には3年以上ぶりのRAD SEVENだったけどPAさんがいい感じでスゲーやりやすかった。後から聞いたけどここ数年で色々音響系も進化したみたいでその効果もあったっぽい。

そう言えば楽屋のホワイトボードにウェルカムメッセージが書かれてた。こういうライブハウスの気遣いってツアーバンドからすると受け入れてもらえてるんだっていう安心感ですごく嬉しい。

 

まもなくして開演。一発目は地元のカロテン。前日対バンしたthe whimsical gliderもそうだけど、まさに今の20代たちのシーンのバンドをライブハウスが当ててくれた。考えてみたらこんなにも世代の離れたバンドが単身で俺ら3バンドの中に飛び込んで来るのなんてマジで冒険だろうに有り難い。勉強させてもらった。

そして自分らの出番。

2ヶ月連続での名古屋公演だったけど、ここからしばらく名古屋でのライブは無いのでしっかり足跡を残さなきゃならん一日だった。そんな古い曲多めのセトリは緊張感もあり前日のトラウマをちゃんと払拭できた。

本番の音環境もすごく良くて、ステージ側もいい感じの音の飽和感が気持ちよかった。造りもそうんだけど昔ながらの「ザ・ライブハウス」って感じの箱の絶妙な反響音が好きなのかな俺。

照明はLED系じゃ無いのでメチャ熱くステージの温度は高め。そのせいかステージの電圧も少し下がる感じで本番でアンプのゲインが少し下がった感じがあった。

うちらの後はSABOTEN、STUNNERと続く感じだったのでサッと荷物を片付けてホールで仲間のライブを堪能。出番が早いとライブ後半をホールで楽しめる特権がある。

STUNNERは昨日がKADODE TOURのセミファイナルだったみたい。今回はユウイが離脱しちゃったのもあったけど、一ヶ月毎週末全国を駆け回ってライブをたくさんやってたのはバンドにとって大きい経験値だと思う。これを集大成のファイナルに持っていくのを繰り返してバンドって仕上がって行くものだと思う。

ただ実際俺らもそうだったけど、走っている時ってその実感は薄くてしばらく経ってから感じるものなのでなかなか手応えがわかりにくいものなんだな。だからバンドってのは不器用に我武者羅にやるしかないのかもな。

そんなのをライブ観ながら考えてた。

 

打ち上げは近所の杏花村が日曜だからか終了だったので箱打ち上げになったけど、料理がハンパじゃない量出てきてびっくりwこういうところもライブハウスのサービス精神なんだろうな。

ただ山盛りの唐揚げとかチャーハンや麻婆豆腐はおっさんの胃袋にはだいぶ重いので程々に。運転もあるから食べ過ぎたら眠くなっちゃうしね。チヨンは爆喰いしてたけど…。

そんな俺はカロテンのベースくんと色々面白い話ができた。歳は干支2周も離れてるし、実際に彼らの親よりも俺のほうが年上だったみたいなので親子の会話みたいな感じかなw

でも今の20代のシーンのこととかめっちゃ気になってたし、コロナのせいで青春の2年間くらいが空白になってるのとかリアルな声をちゃんと聞いてみたかったし、貴重な話も聞かせてもらえた。

ただ聞くだけじゃなくて自分らなりのアドバイスもできるし、こういう交流がライブハウスの醍醐味なんだな。また対バンできたら良いな。

 

0時きっかりくらいでSHACHIは終わらせてそこから東京に向けて移動。いつもよりは早くに名古屋を出れたのでいい時間には東京に戻ってくる事ができた。

3連チャンのライブだったけど、たくさんのバンドマンと会えたし話もできて、生きてる実感たっぷりの3日間だった。アドレナリン出まくりだな。

次はいよいよYUKIDOKE TOUR。俺らが主役のツアーは久しぶりなので超楽しみ。

 

(累積生涯走行距離: 57,246.0 + 463 = 57,709.0km)