写真 2015-06-24 23 56 46

 

部屋を片付けてたらカセットテープが出てきた。
このカセットテープも前回引っ越した8年前に使ってたか?って言ったら使ってなかったんだけど、どうしても簡単に捨てることができなくて持ってきてしまっていたもの。
うちらがバンドを始めた頃なんてCD-Rなんて高級すぎて、1枚焼くのに3,000円くらいかかるものだった。もちろんバンドがデモ音源とか言ってPCでザクザクコピーが出来るものでもなかったわけで、主流はデモテープだったわけだ。
Hawaiian6とかSABOTEN、GOOD4NOTHINGとかみんなデモの時代があったわけだ。家の中をあさればその辺のバンドのデモテープがまだまだ出てくる。

ってか、そもそも今の俺の家にこのテープに録音する機材も無ければ聞く事も出来ないわけで、それ要るのか?なんてなったら要らないんだよな・・。

で、それならヤフオクで出してみるとか?って言ってヤフオク見てみたけど全然送料出してプラマイゼロみたいな感じのものだらけ。んーどうしましょうか・・。

人生40年生きて変わらないものも多いけど、当時と今を比べればやっぱ大きく変わってるものとかも多い。分かりやすく言うなら道路とかかな。今まで無かったあの道がやっとできて超便利!みたいな。たまに帰った田舎も道路が超整備されてて便利になってたりとか。

もちろんその横で変わらないでいてほしいものもあるけどね。思い出がたくさん詰まったあぜ道は、今この歳になって歩いてもそのころの匂いを思い出したりできる。こういうものは変わってほしくないなーと思いながらも、時代の流れに逆らえないものもある。

当時大切だったもの、当時高価だったものとか簡単に捨てれないものは多いけど、こうやって引越しっていう作業をしてるとそういったものがたくさんある事に改めて気づく。

ただ、そう言ったものもずっと持ち続けていたところで場所だけ取る無用の長物になっている事が多い。こうやって一つずつ思い出を文章にすることで整理するのも大事なのかなーなんて思った。

ありがとーテープ。