朝4時半に起きて5時前にはバイクで羽田に向けて出発。前日のライブハウスでも酒は一滴も入れなかったので結構スッキリ起きれた朝だった。

バイクで羽田までは1時間ちょっとくらい。駐車場は2泊3日で1500円ほどなので電車の往復くらいだし、自分のタイミングで移動が出来るから良いんだけど行きはそうだけど帰りの日も酒を飲めないというおまけ付き。まぁ量を減らすにはちょうど良いのかも。

羽田でチヨンと合流して同じ飛行機で福岡空港へ向かう。朝が早すぎたのでこの移動1時間半くらいは貴重な睡眠時間。

福岡空港からは高速バスで久留米へ向かう。片道1200円ほどでこれまた1時間ちょっとで久留米市内まで運んでもらえるのはすごく便利。何よりも楽器を持って電車の駅まで行って乗り継いで…とか考えるよりずっと楽。九州はこういったバス路線が発達してるのでちゃんと準備さえしておけば凄く使える交通手段。

そしてほぼ予定通りにウエポン到着。建物の下で地元のThe KeyStoneのケイタロウくんが出迎えてくれてた。まぁ言っても久留米の繁華街のど真ん中なのであんま目立った事やっちゃ駄目だしね。

ライブハウスはex.FHOOTERSのナオキが筆頭にその仲間たちが手伝って作り上げた手作りの箱。元々ライブハウスがあったスペースだったみたいだけど、そこに手を入れて生まれ変わった感じ。

ホールはそこそこ広くて頑張れば250〜300人くらいは収容できちゃうんじゃないかってくらい。照明がまだ足りてない感じでやや暗めだったけどそれでも十分なスペース。昼からのイベントだったのでリハなしでそのタイミングで顔合わせだけ行われる。ガンジンルーは四国から九州に渡る船が遅れた関係で間に合わなかったっぽい。安全第一。

一応全バンドは見たかったので一瞬で想夫恋に走って焼きそば食べて戻ってくる。お祝いのお酒も入れさせてもらった。

間もなくスタート。一発目は地元の若手。打ち上げで話ししたらメタル好きらしくて、チヨンのTシャツに反応してたのが笑えた。チヨンが全然メタル通ってないファッションメタルだと知らずに。

STUNNERとかはやっぱ何度も通ってるだけあってしっかりお客さんも付けてるしどこに行ってもあの暑苦しいライブができてるのがやっぱ素晴らしい。届くものはちゃんと届く。

ガンジンルーはガッツリ見たかったけど出番前だったので楽屋裏で準備。漏れ音で雰囲気を感じながら口ずさむ。やっぱ唄好きだわー。

そしてSHACHIの本番。久留米は実に10年ぶりくらいなんだけど、もう〇〇年ぶりとかはどーでも良いかなって思った。そんなに空いたら「はじめまして」で良いんじゃないかなと。もちろん昔から来てくれてる懐かしい連中もたくさんいるけど、自分たちの事を初めて見る人のほうが多いような気もするし。

そんな風に考えて行けばまた新しいSHACHIなりのライブができるんじゃないかなーなんて思って。結構熱量たっぷりでやれた。

リハは無かったけど音響的にはPAさんも腕が良かったし、思ったよりもデッドじゃなくていい感じの音圧があってやってる方も気持ちよかった。強いて言えばベースのLowがステージに振動しすぎてる気もしたので、その辺はだんだん調整されていくんだろうなって思ったくらい。終わってからナオキが「どうだった?」って色々聞いてたけど十分過ぎるライブハウスだよって思った。

終わってからのチャイナ・エバヤンはガッツリやってたなー。ライブがあまり無い街なんてナオキが言ってたけどそんなの感じさせないくらい盛り上がってた。そしてやっぱエバヤンの地元力素晴らしいなー。髙木も言ってたけどこんなバンドが久留米に居る限り大丈夫だろうな。

そしてThe KeyStone。もちろん地元感もあるけど、まめにツアー回ってるバンドはやっぱ違うなーって改めて感じる。うちらも色んな意味で見習って行かなきゃならない部分をたくさん見た。そして相変わらず木谷さんのドラムが気持ちいい!

終わってからドラムセットを見に行ったらまさかのレンジュのスネア!ナオキも言ってたけどCATS EYEの機材がいくつか入っているっぽいこと言ってたけどこんなところにw

打ち上げはナオキがやってる居酒屋の大泉だとのことだったので、みんながノロノロっとしてるスキを見て気になってたラーメン屋さんに突撃。ここがまさかの大砲系のところで激ウマ大当たり!やっぱ久留米のラーメン大好きだわー。

九州初日なのに結局ガッツリ打ち上がったなー。でもソウルフードのメンバーともたくさん話しが出来たし、難しいこと抜きにしてSHACHI的な次に繋がる一日なったと思う。まだまだ挑戦者で有りたい。

飛行機で飛んだ自分らにとってはあっという間の距離だけど、機材車を運転して運んでくれたヒデタはマジお疲れだ。早く免許取らんきゃなー俺。

お疲れさんでした!