昨日の夜中に発表したV/A JUNK3とSHACHIトリビュートのリリース決定というニュース。何か色んなことを想像されちゃったりしてたみたいですが、TwitterにもDUSTBOX RECORDSのホームページにもfacebookにも書いた通りです。

全国の24バンド、平均年齢25歳くらいの「SHACHIを聴いていたキッズ世代」達と、各地方でがんばっている自分の仲間のバンドを集めたオムニバスを作ろうと始めたこの企画。

前にSHACHIのトリビュートの案は実は解散前にちょろっとあったんだけど、何となく動きが止まっちゃってた案件もあって、それと話がかぶってしまって色々誤解を招いてしまったのは本当に申しわけなく思っている。その話とは全く別です。

書いた通り各地でがんばっているバンドたち、そしてライブハウスシーンという「現場」を盛り上げたくて、10年前と同じ気持ちでV/A JUNK3のリリースを決めた。今回参加してくれるバンドたちは実際にV/A JUNKやSHACHIを聴いてくれていた世代のバンドだということから、トリビュートの話も出て、それは面白そうだと思いこのダブルリリースに踏み切った。完全に自分の独断です。

でもこの話が決まってすぐにヒデタにも相談して、「良いんじゃない?」と言ってもらえたので高円寺の近所に住むMINAMI NiNE、CATS★EYE、高木正典らと共に話を具体的に固め始めたというのが経緯。話がある程度固まった後にhanknとSUBEちゃんにも連絡。ただ、自分が独断で動いていたという事もあったのと、どうしても参加してくれたバンドのオリジナルの曲も聞かせたいという気持ちもあったので今回はDUSTBOX RECORDSからリリースする事にしました。

でもぶっちゃけた話、DUSTBOX RECORDSにはスポンサーが居るわけでもないのでお金がありません。だから何となくやろうと思って中途半端になるならやらないほうがいいかな?とか思ったことは何度もあった・・・。でもそんな中、今回は各バンド達が制作費を出してまでも参加したいと言ってくれた、みんなの「作りたい」という想いがあって成立した企画なのです。

だからこそ、やるからにはこの「趣旨」をきちんと皆に伝えるのが自分の使命だと今すごく実感しています。

V/A JUNK3のジャケットは自分が担当、SHACHIのトリビュートのジャケットは本人曰くBASERUNNINGのジャケットを見てイラストレーターになりたいと心に決めて上京してきたDOCAN!が担当してくれる。トリビュートに関して言えば本当にSHACHIのことを好いてくれているメンツ達の手で作り上げてくれる作品となるわけだ。

この企画を打ち出して、情報はやっぱり口伝いで広まっていくわけで、「呼ばれていない」とか「俺たちも出たい」という声は本当にたくさんもらいました。その全てに応える事ができないのは本当に悔しいです。ただ、24バンド、1バンド3分以内で24曲収録するとCDの最大録音時間ぎりぎりという本当にこれ以上詰め込むことが出来ない音源なのです・・。トリビュートに関してはVol.2をやるかどうかはわからないけど、今はこの2枚の作品を完全に作り上げる事に集中します。

CDの発売は5月29日、前に書いた通り「ライブハウスのシーンを盛り上げたい」という意向からCDの販売は会場での手売りをメインにすることを考えています。ライブハウスに行って、参加したバンドたちのライブを生で見て、CDをそのバンドたちから直接購入してほしくてこのような方法を選びました。もちろん、ライブに行くことができない人も多いと思うので、通販も現在検討はしています。

また、レコ発のライブを東京のみですが、新宿ACBにて2DAYS行う予定です。これは後日詳細を発表します。この日には参加したバンドがたくさん出演してくれる予定なので遠方の方もぜひ足を運んでもらえればと思っています。

何かこのCDに関してはたくさんの人の力を借りるわけだし、たくさんのバンドが参加するわけでもあり、色んな捉えられ方をされるのは百も承知。期待してくれる人も居れば逆に叩く人も居るかも知れない。俺の足りないところが色んな誤解を招くかも知れない。

でもね、SHACHIを聴いててくれてたキッズたちが今こうやってこんなにも居るんだと改めて実感した時に、本当にありがたく思い、俺が何か出来るなら力になりたいと思った。

誰かがやらなきゃ何も生まれないなら俺がやろうと思った。だからできる事は全部やろうと思う。応援よろしくお願いします。