前日アシベであったアルプス登山部という弾き語りイベントのタイミングでパインに受け取ってもらってたCDを手に持てるくらいで持って帰ってきた。

このCDはIMCで取り扱ってくれる商品CDの納品分。今回もまたindiesmusic.comがCDを取り扱ってくれて、通販だけど全国の人の手元にこの音源が届くいわゆる「流通」として手伝ってくれるとてもありがたい事。

そんな大切なCDを持って帰って俺が発送。

残りの分は自分用に。

CDってホント売れないとか言われる時代。確かに「モノ」としての音楽じゃ無い時代にいよいよ入ったと思う。だからといって音楽が世の中からなくなったわけでもなく、形を変えて同じ様に隣にいる存在だとは思う。

プレイする側もリアルなものからバーチャルなものなんかもどんどん増えているような気がする。素人とプロの境目すらわからないくらいカラオケがめっちゃ上手い人も増えたと思う。

そんな今時の高校生なんて、なけなしのお金でCDを買い漁るなんかよりYoutubeやサブスクで気になるのをさっと調べて聴いてが主流なんだろうな。俺らの時代にスマホがあったら間違いなく自分はそうなってると思うし。

でも年寄りっぽい話かも知れないけど、10年経って、20年経って、ふと手に取る「思い出の品」ってこの歳になると結構あったりして、それを懐かしんだりするのも楽しい。擦り切れるくらい聴いたCDは特にそんな思い出が多い。そういうCDとかって自分にとってはインテリアの一部でもあるかも知れない。

もちろんデータ化されて「80年代ヒットソング」とか「90年代パンク」とかいうプレイリストもあったりするから「懐かしい」って思う事は別にデータでも可能だとは思う。

ただそれが有形か無形かって事くらいかな。

そんな有形なモノ作りたくてCD作ってる感じかなー今は。

20代の頃なんてCDが当たり前のツールで、それを作らないでどうやって音楽活動するの?みたいなのが当たり前だったけど、そういう意味ではやり方はだいぶ変わった。

でもやっぱ現物を手にした時の嬉しさって、検索で答えを導き出した時よりも全然ウレシイ。何ならアマゾンで商品を見つけた時より、それが家に届いた時の方がウレシイみたいな。

そんなCDがいよいよ家にやってきた。

これがあと数週間後には全国にばら撒かれる…。

いいね。

大人が大人の楽しみ方で作ったCD。ただ聴くだけじゃなくて、いろんなエピソードも伝わるように俺らも発信していかなきゃな。

Journey-zいっぱい詰め込んでます。ヨロシクどうぞー!