新宿TOHOシネマズにてアルキメデスの大戦を観てきた
2019年8月15日
昨日はこの盆の真っ只中に歌舞伎町のTOHOシネマズでアルキメデスの大戦を見に行ってきた。
むしろ普段の新宿よりは人が少なかったんじゃないか?って思うくらいの2割減くらいの歌舞伎町の夜。邦画は圧倒的な洋画に追いやられてやや狭めなスクリーンだった。
チケットは今回始めてTOHOシネマズのアプリから予約をしてみたんだけど、これ結構楽で良いかも。日時が決まってて予定に組み込めたならすぐその場で予約しちゃうほうが良い席選べるし。
この映画自体は特にあらすじは見てないんだけど、菅田将暉の番宣がめっちゃあったので気になってしまった系。基本ドンパチやるような戦争系は好きじゃないけど、ヒューマン系のは嫌いじゃないので、そっちよりかな?って予想で。
ドンパチが無かったわけじゃないけど、壮大な感じはもちろんあって、でもそれよりも菅田将暉の演技力がグンと前に出てるかなりヒューマンなストーリーで良かった。そういう意味では見ごたえがあった。
あまり迫力とか求める感じでは無いので、アクション物が好きな人にはちょっと物足りないかも知れないけど、俺は逆に好きなタイプの映画だったかな。
このところ洋画が多くて久しぶりに邦画を観たけどやっぱキャスティングの数やスケールは比べちゃうと小さく感じるのはしょうがないかな。最後のエンドロールとかもMARVELとかマジ100倍くらい人の名前が載ってるけど、「え?この人数で作り上げちゃったの?」って逆に凄いと思った邦画。
意識はしてなかったけど、8月15日の終戦記念日の前日にこの映画を観ることができたのも何か自分にとって引き金のような気がした。
何やかんやで国同士がきちんと誠意を持った態度で会話をしないがゆえにメディアに捻じ曲げられておかしくなってる日韓関係。俺は友達もいるし、その仲は何も変わってないのにこういうのが続いてることがホント迷惑。
考えてみたら先の戦争もそんなお上の傲慢な考え方のせいで起きたわけだし、このままでは日本がまずい方向に進んでしまうという警笛が至るところで鳴らされているような気がする。
そこで菅田将暉みたいな若者が率先して言葉を発してくれてるような気がして良かった。本心は知らんけど。
自分も含めてだけど、戦争を知らない世代が如何に戦争が無意味で悲しみしか生まないかとかを映画を通じて感じることができたら良いんだろうなってホント思う。
ただ面白いだけじゃなくて、深ーいところまで少し見えた映画だったかな。