自分にとって新宿ACBと言うライブハウスは
2019年9月26日
そう言えば火曜に色々発表がされ、またバタバタっとしてるふうに見える新宿ACB。
自分にとっては遊び場であり、思い出の場所でもあるゆえに「ホーム」という場所でもあると勝手に思ってる。
もちろん自分の中での音響クオリティもすべてにおいて基準になっているのがACBである。
思い返せば、大学時代に確か電機大のサークルイベントかでACBを使っていたのを観に行ったのが初めてかと思う。その時に場所は認知した。
その後高円寺のGEARに通ってた時に当時店長だったコバンさん(BLACK PEPPER LABEL)とPAの林さんが独立してACBをやるみたいな話になってからACBにも通うようになった。
当時仲良くなったSTEP UP RECORDSのリョースケやHAWAIIAN6のユウタとかも働いてたのもあって、その頃GEARに出てたバンドがごっそりACBに移ったのも覚えてる。
その頃の新宿の歌舞伎町にはライブハウスもLOFTとLIQUIDROOMくらいしか無かったかと思う。そんな中ちょうど良く手頃に使えるキャパのライブハウスが出来たって事でみんなも使いやすかったんだと思う。
そんなライブハウスのPAとして当時GEARで働いてたアンドリューがACBに移ったのはデカかったな。
それからレコーディングもACBでやるようになったりして、BASE RUNNINGとかは確かACBでギターを録った気がする。GREEN DAYのトリビュートのレコーディングでMASASUCKSが歌ってるのもACBで録った。
そうやってSHACHIにとっても欠かせないライブハウスになっていった。そうなると自分達の企画イベントとかもACBをメインで打つようになって、レコ発やツアーファイナルといった大事な時には必ずACBを利用していた。
そんな付き合いの中30歳くらいの頃に一度ACBで働く機会があった。あったと言っても2ヶ月ほどだけど、その時にHPの制作を任されて作ったHPがしばらく前まで動いてたものだった。
それからしばらくして林さんの体制に変わって、時代が変わっていって一度幕を閉めることになった。
あの時はホントショックだったし、思い出の場所が無くなると言う実感をめちゃめちゃしたわけだ。当時SHAHIはすでに解散しちゃってたけど、どうしてもステージに立ちたくて最後の最後に一夜だけの復活イベントをやらせてもらった。
それから何年か経って林さんからACBを復活させたい話を聞き、前回の幕閉めの後で行き場が無かった高山さんをKINGSX TOKYOで起用したりと色々後処理を手伝ってくれてたアキを紹介したのは自分だった。その頃池袋にKINGSXをオープンさせた実績もあったし、何より自分達と同じようにACBで育ったバンドマンだし。
そのタイミングで店長に抜擢されたパインと知り合い、ACBの再スタートが決まった感じだった。
再開したACBをもう絶対になくしたくなかったからパインと一緒にパイン会という呑み会開いてアシベの事を色々話したり考えたりした。自分が知ってる後輩を紹介したり、逆にパインが後輩を連れてきてくれたりと。
そうやってパインが引っ張っていくACBの再開はだんだん太くなりつつあったタイミングでの今回の発表だったわけだ。
何となく歪みがあったのは聞いてたけど、俺一人の意見でどうにかなるものでもない。ただ、これだけ自分の歴史の中でも色んな出来事が詰まったライブハウスなだけに他人事では無いのだ。
まぁと言うことで俺に結構聞いてくる人も多いけど、俺ですらまだ把握してないので今は動向を見ている感じ。お金以外で何かあればすぐに手伝うし、大事な遊び場を守るために自分も色々頑張らなきゃなのはわかってる。
そんな感じかなー。なんか複雑な心境だけど、良い方向に行くのを願ってる。もちろんまだまだACBでの公演もたくさん予定してるし。
と言う事で、来週の月曜、9月30日はSPREADのタクヤさんの主催イベント「大阪喫茶部定例会」にて久しぶりに真面目な弾き語りやってきますー。チケットとかも全然あるのでお時間あればぜひ遊びに来てほしい!LINE@(どうやら名称がLINE公式アカウントに変更らしい?)で予約も受け付けてますんで、よろしくどうぞー。
お疲れさんでしたー。