YUKIDOKE TOUR2022の二日目は約束の地酒田MUSIC FACTORYへ

前日の冷たい雨が嘘のようにスカッと晴れた八戸。

初日から打ち上げでグルーヴが出すぎてガッツリだったけど、朝8時出発ということで結構な早起きだった。

今回のツアーでもこの八戸から酒田までの移動が結構大変で5時間ほどの計算だった。

とりあえず朝イチの運転を高速で移動する盛岡までヒデタにお願いした。

前日の雨で山間部は行きには無かった雪が少し積もってて東北の寒さを改めて実感した。

盛岡のICを降りてしばらく行ったコンビニで運転交代し、そこから酒田までの山の下道3時間くらいを自分が担当した。

ぶっちゃけその辺りは自分の運転で走ったことが無かったのでどんなものなのか走ってみたかったのもある。笑

途中渋滞も少しあったけど酒田MUSIC FACTORYへはほぼ予定通りの13時すぎには到着できた。

久しぶりに会った店長のユウジ（同い年）もなんだか元気そうで良かった。酒田の街もコロナによる経済的ダメージは例外でなく大ダメージを食らったはずだけど、しっかりライブハウスを守ってくれたユウジに感謝だ。

リハは結構さっくり音が決まった。何となくあの空間の響きは2年越しでも覚えてた。今回もまたセトリに古い曲が多めだったので念入りにリハをした。

リハ後にユウジが「おやつ食べてって」って行ってた山形郷土料理の「たまこん」が激ウマだった。何なん東北？ってくらいにメシが旨い最高。

それぞれ入り時間が別だったので各々で移動していたプピリットパロとLOOKLIKEも無事に到着。本番までの空き時間はそんなに無かったので酒田の昼飯はソロで宿近くのラーメンを食べに行ってきた。

酒田といえば酒田ラーメンってジャンルがあるくらいラーメンが有名でLOOKLIKEもプピもみんなラーメン行ってきたみたい。まぁ逆に言うとそれ以外のご飯を食べれるスポットがライブハウス周辺には全然無いんよねｗ

そんな田舎感も磐田っぽくて好き。

そう言えば宿に戻る時に見つけた焼肉の自販機が斬新すぎて驚いた。盛岡から酒田に移動してくる道の途中にも結構焼肉屋さんが多かったイメージだけど、岩手とか山形って畜産も有名だから焼肉文化って思ったよりもあるんかもな。

そんなこんな箱に戻って壁に落書きしてちょっとしたら開演。

一発目は地元バンドのDOLIPULE。ホント毎回YUKIDOKEに出てくれて盛り上げてくれる頼もしいバンド。今は年に一回とかになっちゃったけど、こうやって毎回元気そうな顔を見れるのは素直にウレシイ。

今回は上手のギターが子供からの濃厚接触とかで出れなくなっちゃったんだけど、代わりにthis isのギターの小松がヘルプに入って穴を埋めてくれたのとか最高だわ。

二番手はLOOKLIKE。LOOKLIKEも酒田は久しぶりだったみたいだけど良いライブしてたわ。こういうツアーって初日よりも二日目の方がバンドの脂が乗ってたりするんだよね。

二日間観ただけだけどホント良いドラマー見つけたと思うし、LOOKLIKEのやりたいことをしっかり表現できてると思う。ドラムのゲンが東京に住んでて遠距離バンドになっちゃったみたいだけど、その辺りも上手いことこなしてまたガツガツやってほしいと思う。

トリ前はプピ。酒田は過去に一度だけ行ったことがあったみたいだけど、しっかり箱と繋がっていなかったっぽいので今回はそこをちゃんと繋げたかった。地元秋田からも一番近い隣町だと思うしちょこちょこ行ってあげてほしいな。

ライブは裏のバックヤードから音漏れを聞いてるだけだったけど、マイクトラブルは大丈夫じゃ無かったっぽいね…。こういうトラブルとかもツアーの付き物だから何か懐かしくなっちゃった。

そして自分らの出番。酒田はホント東北では一番特別な場所と言っても過言ではないくらい思い入れがある土地。気づけばもう20年くらい通ってる計算になるみたい。MUSIC FACTORYができる前からホルモンとかMUSHAxKUSHAと通ってたから、その名残のステッカーとかがいまだに残って貼られているのとかヤバい。部室の先輩の落書きみたいな感じなんかなｗ

アンコールでFighterをやったんだけど、何人かから反応ももらえたし音が伝わった感じは嬉しかった。