車は韓国旅行前から借りていたので、家の眼の前の駐車場に停めて朝5時に出発。

倉庫で荷物を積み込み、海太をピックアップして高円寺を出発。

今回ヒカルはSWITCHERのスタッフとして移動だったので俺らは2人で駒ヶ根を目指す。

 

前日まで弾丸旅行だったけど、結構いい時間に帰ってくることができたので運転体力は何の問題もなかった。

朝の中央道の渋滞回避もなんとかクリアして、ほぼ予定通りの時間配分で駒ヶ根NIRVASHに到着。

ヒデタもほぼ時間通りに到着で、入り前の2時間ステージを借りて2日分のセトリの確認。

NIRVASHにはスタジオもあるんだけど、今回はステージ側を貸してくれた。

 

そのままの流れでリハを済ませた後は少し時間があったので、宿のチェックインをしに隣町の伊那まで走った。

紅葉シーズンに入ったのか駒ヶ根の宿の価格がアホほどに高騰していたので、しゃーなしの伊那。ついでだったので駒ヶ根じゃ買うことができないと言われたギターの弦も買ってくることに。

恐らく地元のバンドマンもamazonとかで買うものっぽく、「練習スタジオで買うくらいしか・・」ってくらい売ってないらしかったけど、そこは俺の長年の勘でまずブックオフへ。

いや結構ブックオフってギターの消耗品を取り扱ってるんよ。

…ところが、通常1セットが800円前後で売られているギター弦がまさかの1500円?くらいの値が付けられてて流石に手が出ず撃沈…。今そんな価格なん?!

もう一軒行った”伊那楽器”というお店は軒先で猫がお出迎えしてくれたけど、そこは更に高い1700円ほど。こういうギター弦の価格は地方あるあるなんだけど、それにしても高すぎる。これじゃ高校生のバンドなんて育たないだろって思うほど。

伊那の物価に打ちのめされて、とりあえずチェックインだけ先に済まそうと宿へ。

昭和の宿場町っぽい感じの宿がいくつかあって界隈だと結構安価に宿泊が出来る。予約していた宿へチェックインだけ済ませて再び弦を求めて出発。

最後の頼みの綱だったセカンドストリートでようやく800円台のギター弦を見つけてゲット。ただ価格設定間違え?だったみたいだけど、本部に問い合わせて表示されていた価格で売ってくれた。ラッキー。

 

無事に弦も手に入り、箱に戻ってちょっとしたらオープン。

毎度思うんだけど、NIRVASHの前を出て左を見た”駒ヶ岳”とマジックアワーが最高に綺麗。山の湿気と夕焼けが混ざるベストスポットなんだろうな。

一番目に出てたアラレループというバンドは、越谷のバンドらしいので恐らくナナゾーのつながりかと思うけど、あまりちゃんと絡む事ができなかったのが残念。

ヒロキのMINAMI NiNEやミゾのGoodmorningMom等で多分駒ヶ根とは繋がってるだろうけど、SWITCHERとしては初めてだったっぽい。そして俺はちょくちょく対バンしてるけど、SHACHIとも初顔合わせだった。

今回唯一のGOOD MANは、インラジでも紹介したことがあるし海太も結構かわいがってるバンドで最近はメキメキチカラを付けてきている。NIRVASHで育ち、駒ヶ根を拠点に頑張ってる頼もしいバンドだ。

STUNNER時代に散々世話になったユウイが今回ブッキングしたというEASTBAY。他のメンバーは駒ヶ根という街自体初めてだったっぽいけど、結構気に入ったっぽい。

そして自分らSHACHIの出番。

去年の30周年ツアーぶりの駒ヶ根だったけど、前回は完全に喉を潰しちゃってて不甲斐ないライブをしてしまったので俺的にはリベンジ。今回はガッツリ曲を置いていけたし、新曲のBe Allrightも披露できた。

まだまだ浸透していない新曲だけど、対バンが素直に評価してくれるのはやっぱウレシイ。手応えはまずまず。

 

終わってからの打ち上げはそのままホールで乾杯。

ちょっと前までは近所の”ローメン”を出前で頼めたんだけど、コロナ禍くらいで閉めちゃったのか食べれなくなったのは悔しい。

そういえば先日のインラジにゲストで来てくれたミゾと、その日のパーソナリティだったユウイが揃ったので公開反省会が始まったんだけど、そこから広がったユウイの面白ネタが多すぎてめっちゃ笑ったわ。こういう時のEASTBAYは強いw

自称駒ヶ根NIRVASHの副店長の海太もゴキゲン。ONE’S TRUTH時代に結構駒ヶ根にも通ってたみたいで地元のバンドマン含めガッツリ繋がってるのが素晴らしい。

程よいところでお開きで、俺らはヒカルの運転で伊那まで走る。

ワンチャン期待してたラーメン屋さんはタッチの差で閉店で、煮え切らないまま結局のコンビニへ。

宿代は安かったんだけど、まさかの”エレベーターが故障のため階段で5階”というライブやって呑んだ後の俺らにはハードル高すぎの宿だった。

部屋は超コンパクトだけどきれいなトコで、バス・トイレは共同の合宿所みたいなとこ。深夜に寝るだけの俺にとっては十分すぎる設備。これが駒ヶ根にあったら尚最高なんだけどねw

カップ麺にお湯入れてたけど、食べる前に寝てしまった…。ここ数日の自分の移動を考えたらしゃーないけど。笑

ぎゅっと詰まった一日だったけど、たくさんの仲間とアットホームな駒ヶ根は居心地最高だったな。

 

(累積生涯走行距離:164,236.8 + 225.6 = 164,462.4km)