朝は10時過ぎに起きる。正月よりも寒くなかったからか実家の布団で結構寝れた気もした。正月ぶりだから2週間くらいぶりの実家は正月の続きみたいな気分。朝昼メシみたいなうどんを作ってくれたのでそれを食べてFMまで送ってもらう。

昼は磐田のFM STAGEで「わたいろくらぶ」っていう地元のタウン誌の雑誌取材。色んな縁があって今回この雑誌の3月号の表紙をやらせてもらう事になった。中にはインタビューも載るらしい。

「磐田から頑張ってる人を紹介」みたいな感じで取り上げてくれるとのありがたいお話。地元を出て20年以上にもなるがこんな風に取り上げてもらうのは初めて。ちょっと照れるけど嬉しいよねやっぱ。

インタビュー内容は結成~現在までの長ーいお話をだいぶ端折られるとは思うけど色々話せたんじゃないかな。うちらみたいに長い事やってるバンドだとエピソードもありすぎて初めてうちらをインタビューする人にとっては聞くこと多すぎるよねwまぁ大体「何で一度解散したんですか?」って話題が濃くなっちゃうけど。

この雑誌はどうやら磐田限定で家のポストに投函されるタイプの物らしいので、普通に手に入らないまさかの視聴率かも。機会あればチェックしてもらえたらうれしいです。

14時くらいまでそんな感じでFMに居てからのみんなで浜松のメスカリンへ向かう。磐田から30分くらい。

着いたらちょうどMUSHAxKUSHA号の路駐を梅ちゃんが見張っているという分かりやすい光景。すぐに搬入もできたのでうちらも荷物を降ろさせてもらい、しばらくしてやってきたMUSHAxKUSHAの他のメンバーと合流。9月の上越ぶりの対バンって考えたらまたまた久しぶりになっちまったもんだ。

メスカリンも実は超久しぶり。10年ぶりくらいだったかな?たぶんステージの造りとかも違ったと思う。リハをやってみて感じた音の感じも。相変わらずメタル的な音作りの感じはShady Glimpseのシンヤさんの雰囲気なんだろうなーと。これも箱の特性としては面白いところだと思う。思った以上に反響が吸収されてたのでアンプの向きとモニターで調整。

リハはうちらとMUSHAxKUSHAとトップバッターのRING MY HELLだけだったのでサクッと終わってあっという間に開場。浜松の街を散策する時間なんて全然なかったなw

一発目はRING MY HELL。色々あって動けてない期間が結構長かったけど、ようやく去年末くらいからまた自分たちのペースを作りながら動き始めているみたい。こうやってバンドは成長していくんだ。そしてここがやっぱりお前らの居場所だよな?って確認ができたライブだったような気がする。磐田の後輩がこうやって頑張ってる姿はやっぱ嬉しいよ。

そして2番手がFILL IT UP。出番前だったので横から見てたらシンヤさんがギター以外みんな23~4くらいという情報を教えてくれてさらにびっくり。恐るべし浜松。というかまたこうやって新しいシーンが出来てる事が素晴らしい。先輩がちゃんと耕した肥えた畑だって事。

からの自分らの出番。浜松はホント久しぶりで、磐田はちょこちょこ行ったりしてたけど、こうも空気が違うんだって改めて実感。ライブの前にタウン誌で磐田の事とか話したりとかしてたのもあってか「地元」を感じる瞬間がたくさんあったライブだった。サウンド的な物以上に何か喉の奥の方から出てくるような感覚がずっとあったのはライバルMUSHAxKUSHAが居たからだろうな。

そしてShady Glimpseを始めFILL IT UP、RING MY HELLと地元を固めててくれるバンドがいるからこそ成り立つイベント。こんなに層の厚い地元バンドと一緒にライブができたことが一番大きい。

そう言えばShady Glimpseのヴォーカルのタケイが元々富士のアニマルハウスで対バンしてたMAMASNAKEってバンドだった時代からの知り合い。が15年ぶりくらいの再会だったんだけど、何か全然変わって無くて嬉しかった。あとホルモンのせいぼうさんとかも来てて久しぶりに会えたのは感動。みんなMUSHAxKUSHAの梅ちゃんがちゃんと声かけしてたおかげ。

そんなMUSHAxKUSHAは浜松全部を味方につけて最強なライブをやってた。めちゃめちゃ説得力のあるライブ。昔のMUSHAxKUSHAももちろん好きだったけど、今のMUSHAxKUSHAはすごく良い。血の入れ替えが出来た阪神タイガースみたいな。伝わらんかなw

打ち上げではタケイとシンヤさんともたくさん話が出来て良かった。何か自分らの地元の先輩とをMUSHAxKUSHAが繋げてくれたってのも不思議な感じだったけど、ここまでたどり着くのに時間はかかったけど、ホント浜松でライブが出来て良かったと思う。

翌日の雪の事とか結構心配だったので0時には後ろ髪ひかれながらも切り上げてきたおかげで4時前には東京に到着できた。次回はもうちょっとゆっくり打ち上がりたいと思ったし、東京でシンヤさんたちのライブがあるなら顔出したいなー。

今回の凱旋はインタビューも含めライブも改めて「地元」のありがたみを考える機会になった。だからこそこれからやるべきことってのをちゃんと考えて行かなきゃな。

まだまだ頑張るぜ。お疲れさんでした!