あれから一年
2012年3月12日
昨日は3.11。
前日遅くまで韓国ドラマを見てたおかげで起きたのは昼前11時。ちょっと損した気分になる。
やっぱり休みの日も9時くらいに起きないと「午前中」を無駄にしちゃうからね。
で、前日に買ってたぶりと大根でぶり大根を作る。これは弁当のおかずにする予定だったのでちょっと多めに作った。あとはタットリタンっていう鶏を甘辛く煮込んだ韓国料理。これはウリンの見よう見真似だけど隠し味で入れたつもりのカレー粉が全然隠れなくて和食の味になってしまったw
ま、おいしいから良しとしよう。あ、ついでに久しぶりにキムチも漬けてみた。上手くいくかな?
で、何だかんだ料理をしてたらお腹が空いてきたので、2時くらいからビール呑みながら昼飯。
テレビをつけたら丁度黙祷の時間近くて、どのチャンネルもそんな感じの番組になっていた。
そういえば去年の今頃はあの地震の前までは「普通の生活」してたのにな~・・って。
あの瞬間から色んなものが変わったような気がする。
自分がこの一年で何となく感じたのはあの地震直後の落ち込んだ日本よりも、最近になってみんながまた笑う事を取り戻してきた「明るい日本」こそがいろんな力を生み出していくんだと思う。
それに気づかされた一年だったのかも知れない。
ただ、それには自分ひとりの力じゃどうにもならくて、いろんな人も巻き込んでみんなでテンション上げていかなきゃならないと思う。
そしてそこで自分にできる事ってやっぱりバンドやる事なのかな?なんて最近思ってる。
もちろんみんなそれぞれの生活の基盤を持つ事はまず第一だと思っているから、その基盤の上で楽しめる場所を作れたらもっとみんなを巻き込めると思う。
ま、やり方はみんな違えどかつてのバンドマンも現役のバンドマンも皆自分の本当の役割についてすごく考えた一年だったと思う。もちろんバンドマンに限らず日本人全てが自分達のあり方を考えた年だったかもしれない。
悲しい出来事も多すぎたけど、ある意味いろんなものを「気づかされた」一年だったと思う。
日本人が色んなものに関心を持った一年。本当に大事なものと要らないものの分別が少しついた気もする。
まだまだたくさんの傷跡は癒えないけど、1年前の日本よりも少し目が覚めた人が増えた気がしてるから、少しは期待したい。
明るい話題がもっと増えたらいいなって心から願った昨日だった。