朝は7時くらいに目がさめた。このところ早朝に目が覚めがちなんだけど、別に急いでる旅ではないので二度寝はOKなんだけど無性にワクワクというかもったいないと言うかそんな気持ちで起きてしまう。

天気は快晴。スカッと晴れた空が最高。

そう言えば宿からちょっと歩いたところに「今新町」(イマジンチョウ)という交差点があって、ここが昔ライブハウスの高松IMAGINEってところがあった場所だと気づく。懐かしいなー。何だかんだで高松で一番お世話になった箱だと思う。もう跡形もなくなってたけど…

 

昼前だったので開いていないのはわかってたけど、ex.高知X-ptの周ちゃんがやってるお店MoneyWrenchの前までは行ってみる。何やかんや入れ違いで全然お店行けてないからなー。

ご飯は何となく食べたことのないご当地ものを‥と思って色々探してて見つけた食堂へ。詳しくは後日食べログ(https://tabelog.com/rvwr/takepunks/)の方にアップしておきます。

午後の予定は前日にVIVASNUTの山口からの情報でどうやら高松港からあの「鬼ヶ島」に行くことができるなんて事で調べてみたら日に何本かその離島への船も出てる事がわかる。という事で船に乗っていざ鬼ヶ島へ!

フェリーがびっくりするくらい安くて往復で740円。まぁ乗ってる時間は20分程度だけど、あれだけ大きな乗り物に乗って片道370円なんて下手な遊園地のアトラクションより満足度高いんじゃないかって思う。昼12時の船はそんなに混んでは無かったから逆に船の燃料費とか人件費とかまかなえてるのかな?なんて心配にもなる。

という事であっという間に鬼ヶ島へ。高松側からもはっきり島が見えるくらい近いけど、桃太郎はこれを猿に船を漕がせて渡ったんだから相当時間がかかったんだろうな。

島に着いて気づいたんだけど、釣り客が多い!こんな日に限って釣り竿を持っていって無かった自分が悔しい…TT釣りできそうなポイントも結構あったし…。

そんな港は猫だらけ。猫アレルギーな自分は全然触れないけどめっちゃ可愛かったなー。ただ完全な野良だしご飯あんまり食べれてなさそうな感じでかわいそうでもあったなー。難しいよなー動物って。

島は半分くらい廃墟みたいになっててもったいない感。かつての漁師町っぽい雰囲気や昔からの集落な路地は残ってるからリフォームとかして喫茶店くらいやれば流行りそうな気がするんだけどなー。島民の絶対数が少ないか・・。

そもそも女木島は鬼ヶ島って呼ばれてるみたいで、そのわかりやすいスポットが島の真ん中にある山の上にある洞窟。ということでそこを目指して道を登っていったんだけど、マジで高尾山登ったみたいな運動量で結構汗かいた。距離感なめてたわー。

で、頂上の洞窟にインしたんだけど、ここが思いの外すげースポットだった。そもそもこの洞窟自体は人工的に掘られた洞窟らしいんだけど、誰が何のために作ったのかは未だ不明らしいんだよね。多分海賊の住処じゃないか?って言われてるらしいけど、それすらも謎。

と言っても実際に中に入って驚くくらい広い。これが重機なしの時代に人力で掘られてたってのがすげーノスタルジー。中に嘘みたいな鬼の人形がたくさん置かれてたけど、それ以上に洞窟のクオリティに感動しちゃったわ。

洞窟はこっちから入ってあっちから出るタイプだったので入ったところと反対のところに出て終了。後は山のてっぺんってことで見晴らしを楽しむんだけど、寒くもなく天気も最高だし、瀬戸内海も全然波が立ってなくて凪。それを心地よい山の上から見下ろす景色。

まだ2019年なったばかりだけど、今年イチの景色だったなー。

行きは徒歩で登ったけど同じ距離降りるのも大変だなーってことで帰りは日に数本しか走っていないバスに乗車。そんなに観光客居なかったから余裕こいてたけど結構満席近くてびっくり。そして何よりあの超細い山道を推定70歳くらいのおじいさんドライバーがすげー勢いでバスを走らせてるのがまるでジェットコースター。片道15分程度を500円の乗車賃だったけど十分に楽しませてもらった島一番のアトラクション。

帰りの船も凪。行きは12時くらいだったからか人が少なく感じた船も帰りはラスト2本くらいだったからか結構いっぱい乗ってた。まぁ高松から20分程度370円で乗れる船だからちょっとした観光にも丁度良いんだろうね。

朝昼飯をガッツリ食べてたから全然空かなかったお腹も、流石に山登りしてきて夕方になれば空き始めたので、ご当地グルメの「きも玉」を食べに前回の高松旅行で行った店を目指す。場所はもう完璧に頭に入っていた。

そこからVIVASNUTの山口のやってるスタジオも近いので軽く挨拶に。流石に二日目にもなると対応が雑になってくるわw

そしてまだ食べてなかった「一角」の骨付鳥を食べにはしご。きも玉もそれだけしか頼まなかったからお腹を7割くらい空けた状態で行けて正解。思った以上にボリュームあったし脂っこかったわー。

何やかんやで結局最後は食べて食べて食べまくった夜だった。せっかくだしご当地メニュー食べなきゃ・・ってなるのは要らん知識が多すぎるからだなー。でもせっかくその土地で美味しいもの食べれるのをみすみす見逃すのはやっぱ旅の醍醐味を楽しんでないような気がするからなー。

まぁ山も登ったし街も結構歩いたから運動はしたってことでチャラかな。

なんだかんだで高松って居心地がよい街なんだな。ただ、三連休最終日の夜はまじで閑散としてたのと、夜食べれるうどん屋さんが高松市内に全然無いという事は今回わかった。うどんを食べるなら昼メシで。これが香川の鉄則かと。

次はどこ行こうかなー。

おつかれさんでしたー。