CDってものは夢の詰まった賞味期限の無いナマモノ
2020年11月26日
昨日はSHACHIのスタジオ。
先週やって日曜もやってたので久しぶりに短いスパンでメンバーに会えていた。いつものカーシェアを借りて梅ヶ丘のスタジオに向かう。
日曜のスタジオでセトリの流れとかは確認できていたので昨日は更に細かいところを特訓的に練習した。ここまで来ると部活とか筋トレレベルだけど、そういうのっていつまで経っても大切な練習だと思うんだな。
もちろん個人でやっておくべきものもあるけど、メンバーが居るからこそ気付ける部分ってもっと多いと思う。こういう時間を取れるか取れないかでバンドのクオリティってだいぶ変わると思うんだよな。そういう意味で良いスタジオだったおと思う。
終わってから昨日は九段下のFENICEの事務所でCDを引き取りに行ってくるミッションがあったので、そのまま車で九段下に向かった。平日の夜の赤坂辺りの道はタクシーで溢れてたけど、皇居に近づくと自然と減って行くんだな。
駐車場は平日の昼間だとバカみたいな値段してるけど、深夜になると人がいないので驚くほど安くなってたりする。駐禁切られるのもバカバカしいのでしっかり駐車場に停めて事務所に向かう。
今回は販売していたCDの返品分の引取りというミッション。CDってお店に並べた後で多く仕入れた分を返品されるんだよね。このシステムはしょうがないって言えばしょうがないんだけど、昔はもっと長いことお店に置いててくれたと思うんだけど、最近はリリース作品が多いのか、倉庫のスペースが足りないのか、お店の数が減ったのかあまり長いこと店頭に置いててくれなくなった気がする。
引き取った後は自分らの方で在庫が山積みになっちゃうので、各々保管できるところに持って行かなきゃならんくなる。そうやってCDを作らなくなるレーベルやアーティストも増えてきてる気もする。今は更にライブができないから会場で販売することすらできないから尚更だ。
それでもやっぱまだCDっていうモノとして作品は残してたいんだよな。
そしていつかまたこんな山のように抱えてるCDがたくさんの人の欲するものになる日を夢見てる自分もいるんだよな。だからレーベルってやめられないのかな。
CDってものは夢の詰まった賞味期限の無いナマモノなのかもな。
そうやって思うと美味しそうに思えるな。
(累積生涯走行距離: 25,462.5 + 31.5 = 25,494.0km)