朝は9時起きで車を借りに行ってきた。

生憎の緊急事態宣言のせいで開場時間等が早めに設定されたので、それに合わせてリハ前に入るスタジオの時間も前倒しの10時半スタート。日曜日の部活の朝練みたいなノリ。

車は久しぶりのデミオ。フロントが長い車は久々だったので最初はちょっと緊張したけどスグに慣れた。やっぱたまには違う車に乗らんといかんなと思う。

 

リハで60分のセトリをまるっとプレイしたんだけど、ぶっちゃけ朝から1時間プレイは結構な体育会系プログラムで普通に疲れるw

細かい確認も済ませてからライブハウスへ移動。

 

入ったらEASTBAYがリハを始めていた。PAはACBのまりーんが担当してて「ツアー」って感じが出てたのはちょっと羨ましかったな。今回のツアーは結構大変な期間の中でも色んな所行ってたっぽいしやっぱケイタロウくんはさすがだ。

俺らも見習ってLATESTPUNKのツアーをしっかり最後まで組み上げなきゃなって思う。

自分らのリハは結構すんなり仕上がった。20年越しのステージと箱の音を体感したけど、さすが老舗のライブハウスって感じの音の反響の気持ちよさがあった。こういうのができたばかりで音に試行錯誤してる箱との違いかと思う。老舗の良さってやつ。

リハ後はサクッとメシを食えるところを探して一人でラーメン。下北もだいぶお店の感じが変わったので食べるところに困る。ロリクレは顔だそうか迷ったけど恐らくヒデタが行ってると思うので今回は行かず箱に戻ってみんなとワイワイしてた。

QUICKDEADのアツキなんかもACBから離れちゃってなかなか会う機会が無かったから久々たくさん話しができて良かった。酒があったらもっと弾んだんだろうけどw

 

そんなこんなしてるうちにライブは始まった。

一発目のQUICKDEADはライブを見たのも久しぶりだったけど、相変わらず良いよね。すげー好きなジャンルのバンド。終わってからも話ししてたけどやっぱモッシュやダイブが有る環境でやるのがベストなバンドってのも居ると思う。QUICKDEADは間違いなくそういうバンドなんだなーって思う。だからこそ早くこんな環境が元に戻って欲しいと願うわけだ。

スリーマンの真ん中で自分らの出番。

60分ステージってことでセトリは全部で16曲。やろうとしてたライブが3本も飛んで久しぶりのライブだったからこうやって長い尺をもらえてたくさんの曲をプレイできたのは良かった。

相変わらずお客さんは声も出せない環境は続くけど、それでもパァっと明るくなった時に見えるお客さんの顔でたくさんパワーをもらった。やっぱりライブハウスのステージに立てている事が楽しいと感じれた。ここが居場所。

リハの時はわからなかったけど、SEが流れて楽屋からステージに上るところで「あ!ここだ!」って20年以上前の景色を思い出した。年寄りって言われても仕方が無いけど、やっぱり昔からある箱って独特の染み付いた匂いと雰囲気があって好きなんだな。

トリのEASTBAYはキーボードが入ってなおサウンドの厚みも増し、派手になってて良かった。

EASTBAYはホントちょこちょこSHACHIに声を掛けてくれて機会を与えてくれる仲間。こんなご時世の中でもしっかりライブをやってツアーもやってきた行動力はさすが。そりゃGREENDAYも気になっちゃうバンドだわ。そんなファイナルに出れたことがやっぱ嬉しいな。うちらの再始動ともそんなに変わらないくらいのキャリアだと思うので一緒に頑張っていきたい。

終わってから物販やったり片付けやったりして、21時位にはもう撤収で打ち上げも乾杯も無いのはホント寂しかった…。これは後日改めてメシでも行ければと。

ただアドレナリンはたっぷり出てたので呑みたい気分だったから帰り道でピザを買って自宅でソロ打ち上げw

5月の頭のライブまでキャンセルさせてもらっちゃってたので、緊急事態宣言下の昨日のライブはやるかやらないか迷うところだったけど、東京のグラフを見ながら少し下降気味なのもあって今回は参戦させてもらった。

実際どのラインでライブができて、どのラインでライブができないかなんてまだ明確な判断基準が無いから困る。行政もその辺を曖昧にしてるのが苛立たしい。お客さんもそれで躊躇したりしてる人も多いっぽいし。

まぁもちろんクラスターなんて起きちゃまずいし、みんなが健康で居てくれるのがイチバンなんだけど、やっぱりライブハウスで大きい音を鳴らして大きい声で歌えたら「やっぱここだなー」って思っちゃう人生を俺は生きている。

早くなんの制約もなく自由にやれる世の中に戻ってくれたら良いな。

人生の楽しみをちゃんと守って行きたいな。

 

(累積生涯走行距離: 35,314.1 + 14.8 = 35,328.9km)