晴天の東京と心地よい風が吹く、R.I.P. アキラさん
2021年10月5日
昨日はとにかく天気がスカッと晴れてて気持ちよかった。
前日使ったキャンプ道具を天日干しするには最適な日差しと風だったけど、とりあえずテントから何からすべて「燻製」みたいな煙臭が半端なかった。
テントの直ぐ側で焚き火やってる人も殆どだけど、みんなあのニオイをどうやってるんだろう?って疑問で調べてみたら、やっぱちゃんと拭いたりしなきゃダメっぽい。確かにテントに虫が寄ってくるくらいだったからな・・・。煙出しすぎたんかなw
ベランダに色々干してたけど家の中まで風で煙臭が入ってきてた。
まぁこれもキャンプの余韻ってやつかな。
そう言えばスリミリのスタッフをやっていたアキラさんがコロナで亡くなってしまったという訃報が入ってきた。
先日のトモヤの結婚パーティーでパインから入院しているという話は聞いていたけど、まさかこんな身近で最悪な結果になってしまう人が出るとは思ってもいなかった。
何だかんだ感染者数が多いと言われている東京に居ながら、知っている人が重症化なる程のケースは無かったのでまさかそこまで行くとは想像していなかった。
たぶん7月にも一度会ってるし、何なら11月にゾンビでスリミリとライブが一緒だからその時も当たり前のようにいる人だと思っていたからな。無念だろうな…。
つい数ヶ月前までピンピンしてた人がいきなり居なくなっちゃうのがこの病のサイアクなところだ。そして自分が何もできないのが悔しい。
ちゃんとした出会いはSHACHIの解散後だったと思うので、2012年くらいかな?サンボブとかをよくACBに観に行くようになった頃に、あのいつもの感じでグイグイ話しかけてきてくれたアキラさん。
スリミリのサンプルと名刺なんか持ってて明らかに自分より年上の人だったから、てっきりスリミリの事をメジャーのアーティストか何かかと思ってたけど、後からスタッフでも無く単純に熱い世話焼きな人なだけだと聞いて笑ったw
それからライブハウスでも良く会うようになっていつの間にか正式なスタッフになっていたみたい。
最初の頃に「そんなに歳変わらないですよ」みたいな敬語で来ちゃったもんだから、明らかに年上だったけどタメ語混じりで喋ってたな俺。それくらい親近感のある人だった。
何だかなー。このまたすぐに会えそうな気持ちはずっと変わらないんだろうな。
他にも8月くらいにコロナを患った仲間はたくさんいたけど、今考えてみればみんな重症化まで行かなくてホント良かったと思う。ただその可能性はゼロでは無かったのかなって考えるととても恐ろしい。
俺なんかは真っ先にワクチン接種したけど、その重症化リスクを少しでも増やせるのであればワクチンってのは決して悪者じゃないと思う。
みんなそれぞれ自論持って捉えてると思うけど、患ってからじゃ遅いからな。
俺の中で志村けんの次に身を持ってその危険を教えてくれた人だ。
普段から楽しそうに足繁くライブハウスに通っていた忙しい人だったから、ようやくゆっくり休めるね。
53年なんて短すぎる人生だけど、足で稼いでたくさんの人と繋がってた自慢できる太い人生だったんじゃないかな。
R.I.P. アキラさん