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SHACHI"LATESTPUNK TOUR" 高円寺HIGHにてファイナル完結

地元高円寺開催のイベントでも朝は9時に起床して車を借りに行く。

機材と荷物を積み込んで高円寺のPIGスタジオへ向かい、メンバーと合流してファイナルに向けた最後のスタジオに入る。

ここでファイナル60分ステージの全19曲を丸っと通してプレイする。本番前にこんなタフな事をしてるSHACHIなのだ。

 

スタジオからはみんなでHIGHまで移動。箱に着くとすでにアンドリューがセッティングを始めてくれていた。

考えてみたらこのLATESTPUNKツアーの初日の下北とファイナルの高円寺の両方をアンドリューが快く受けてくれたのはまじで感謝だ。なんだかんだ売れっ子なので同じ日にイベントがかぶれば別の現場に行くこともあるのにちゃんと大事な日は駆けつけてくれる。4人目のSHACHIのメンバーだ。

昨日は照明もオーダーを出してみた。基本ライブハウスで演る時はライブハウスの照明さんにおまかせでやってもらうんだけど、今回はセットリストと音源を事前に渡して曲にあった感じでやってもらった。そんな照明のリハーサルも含めてのリハをした。

 

今回のイベントはまん防のせいで開演時刻が30分前倒しや、20時までの酒類提供だったり21時までの完全終了といった縛りでかなりタイトなタイムテーブルになってしまった。ここ2年こんな事はしょっちゅうだったので慣れっこだけど自分らのイベントとなるとやはり申し訳ない気持ちになってしまう。

そんなこんなであっという間にオープンした。

 

一番手はレコ発2本目の町田CLASSIXで一緒だったSlingshotMillion2で通称スリミリ。

コロナ前くらいからちょこちょこっと一緒に演る機会は増えてたんだけど気になってるバンド。メチャ色んなアイデアで我武者羅に頑張って活動してるとことか超インディーズだと思うんだな。そんなエネルギーあるバンドとこれからも一緒にやりたいなって事で誘った。

二番手はDONT TURN AWAY。年齢的には自分やヒデタの一個上のカタくんなんだけどほぼ同期。SHACHIがまだツアー駆け出しの頃に仙台MA.CA.NAでカタくんが前にやってたDONUTMANで対バンしたのがきっかけでもう20年近く繋がっているバンド。

ただバンドでの絡みはなかなか機会が無かったのを、ググッと距離を縮めたくて誘った経緯。ヒデタなんかも実は初見だったけどこういうきっかけで新しいシーンが広がっていけばいいなって思っている。

最後にカタくんがギター投げて落としてたけど、裏で見たらガッツリ割れてたわ。ありゃ凹むわなー 笑

トリ前はSTUNNER。もう言わずと知れた仲でHIGHで一緒にやる機会も多い。今回のLATESTPUNKのツアーでも多く対バンしたバンドだ。

自分が本番前だったのでホールで見れなかったけど熱いライブはホールにもしっかり伝わってたみたいで良かった。

4月には今度はSTUNNERのツアーで名古屋と大阪の2公演が発表されたし、これからもたくさん絡んでいくバンドなのは間違いない。

 

そして自分らの出番。

今回は3月6日でまん防が明けると思っていたのにそのまま継続してしまったりと、なかなか客足が伸びない感じで渋いなーって思ってたんだけど、蓋を開けてみたらたくさんのお客さんと、駆けつけてくれた仲間たちとでいい感じにホールが埋まっててグッと来た。

全17曲とアンコールの2曲。

途中で低音が回ってしまい集中力を持っていかれそうになったけど、最後は立ち直してプレイできた。こういうのもやっぱりアンドリューのチカラがでかい。

本番になるといつも以上に力んでしまい、この日のためにチヨンと毎週入っていたスタジオでやってた事も十分にやりこなせなかったけど、そんなのも勢いで全部いい方向に持っていってくれるあの空気感がツアーファイナルなんだな。

これがやりたかったーって感じだ。

 

今回のイベントを開催するに当たってメチャ協力してもらった高円寺HIGHとサルーンさんにも感謝。弾きたがりをやってなければもしかしたらこんな風にできなかったかも知れない。

終わってからの余韻も半端無くて、たくさんの仲間に囲まれて自分らがいるなーって改めて感じれた一日。

出会ってくれた人、その瞬間に足を運んでくれた事、一期一会って素晴らしい。

 

そして次のステップをすぐに踏み出さなきゃだ。

 

(累積生涯走行距離: 53,481.1 + 6.7 = 53,487.8km)

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