プピリットパロとの3連チャンのYUKIDOKE TOUR2022ファイナルは郡山Peak Action

朝の酒田はしとしとと冷たい雨が降っていた。

前日の打ち上げはほどほどにしておいたのでそこまで朝のダメージは無かった。2連チャンのライブを終えても喉の調子はギリ大丈夫そうだった。

酒田は自分だけ別の安い宿を取ってたのでチェックアウトして車を置かしてもらっていたMUSIC FACTORYへ向かいみんなと合流。

9時半ごろだったけどすでにユウジは日曜のイベントの設営で働き始めていた。ホント頭が下がる。そんなユウジに見送られて酒田を出発。

酒田から郡山までは220kmほどで途中山道も走るので3時間半ほどの移動。このルートも初めての移動だったので運転したがりの俺が担当。

途中で東北道に入ってから反対車線で大きな事故を見たそこから先の渋滞がえげつなかった。俺が言うのもなんだけど、GWってことで確かに不慣れな運転をしている車は多かった。こんな時こそ気をつけなきゃならんから安全第一。

郡山に着いた頃にまた嫌な土砂降りの雨になった。PeakActionは搬入の横持ちが少しある箱なのでやや濡れ。

しかし名物店長のジョンくんの笑顔を見たら一気にそんなのも吹き飛ぶよね。しかも前日に顔を出しに来てくれていたという元＃９のユウさんからの差し入れなんかも頂いちゃって郡山に辿り着いた感が一気に出た。

今回のYUKIDOKE TOURは1箇所だけ郡山に東京のWATERという若いバンドを誘っていた。このバンドもまた2020年に予定していたYUKIDOKEの出演予定だったメンツ。若手と言えど2年も経てばかなりレベルアップもしてるはずだし期待大のバンド。

リハ後にWATERのベースのヒデを誘ってポポへ行ってきた。

やっぱポポのサンバイザーのママの元気な姿をちゃんと確認しておかなきゃユキドケは終われないからね。初体験のヒデも喜んでくれて良かった。

箱に戻って間もなくしてOPENして開演。

一発目は例年通りTAKAHIKOのステージ。TAKAHIKOはZOMBIESTARZ時代からYUKIDOKEをやるたびに嗅ぎつけてくれて連絡をくれる仲間。アコースティック２人とゲストを招いてのユニットで活動している。SHACHIのカバーとかも色々やってた経緯もあってか今回はFighterをマイナーコードでやってくれてたけど俺の感想的にはヒデタのMCで言ってたのと同じかなｗ

二番手に出てくれたのは郡山ではないけど福島市のどらいむーんというバンド。面識も無かったけど終わってから話したらただの恥ずかしがり屋なだけで色々音楽の話とか面白い連中だった。福島県内では精力的に頑張ってるバンドみたいだし、これを機に絡んでいけたら良いな。

そしてWATER。俺はZOMBIESTARZで対バンもしてるしACBでライブも観てるけど、SHACHIとしては実は初対バンなのでヒデタも初見のバンドだった。パッと見はだいぶチャラい連中らだけど、実はちゃんとしててただひたすら陽キャ。

ライブもとにかくポジティブで突っ走ってる感じが気持ち良い。このバンドは数年かからずに上っていくんじゃないかなって思ってる。

トリ前に３日間帯同してくれたプピリットパロ。もう３日目になるとだいぶエモくなってくるよね。笑

福の声はかなりガスガスになっちゃってたけど、カオリちゃんの方は全然余裕で出てたのは流石だった。郡山は何度か来てるみたいだし良い空気感だった。プピもまた３日間帯同してくれてたお客さんもいたし、セトリをちゃんと変えながらやってるのとかナイスだ。

終わってみて「もうカップリングが終わりか・・」って感じちゃった。３日間って早いわ。

そして俺らのYUKIDOKE TOUR2022ファイナル。

本編は他の2箇所と同じ14曲にアンコールがダブルで来たので2曲の全16曲。喉の方は思ったよりも大丈夫で久々の3連チャンはしっかり完走できた。

今回はリクエストのあった今年最後になる「さくら」だったり久しぶりの曲も多めなレアなセトリだったけど、3日間足してみるとワンマン一本分くらいはやったんじゃないかな？って思うので自分らも楽しめた。

コロナ禍でなかなかライブができなくなって、3連チャンどころか2連チャンですら減ったこの2年だったけど、こうやって自分らの冠でツアー組んで3連チャンのトリとかマジ楽しすぎた。そんなツアーに付き合ってくれたプピリットパロのことを考えたら俺らまでエモくなったわ。笑