結局ホテルは取ってたものの睡眠時間は1時間半ほどでチェックアウト。

我ながらやっちまった感はあったけど、酒田でこれほど打ち上げが長かったのも久しぶりかも。それくらい楽しかったんだと思う。笑

寝坊することなく宿を後にし、待ち合わせ場所のミュージックファクトリーまで向かい機材車に乗ってそのまますぐ寝かせてもらった。

郡山までの移動は完全な爆睡で、気づいたらゴールしていた。

今回のツアーの移動の運転は完全にスタッフのヒカルに任せっきりだったのがホント申し訳ないけどメチャメチャ助かった。

予定より少し早めに到着しちゃってまだ箱は開いてなかったので待機。

 

時間通り店長のジョンくんやってきて搬入。このあたりからどうやら俺の喉の調子がおかしいことに気づく…。3日間の勲章。

リハは”まだ喉が起きてないんだろう”ってことで7割くらいでやってたけど、内心必死に早く治さなきゃ感。

とりあえずメシ喰って喉温めたら声出るんじゃないか?と近所の定食屋を見つけてラーメン。このツアーで三杯目。というか酒田で朝ラーメンした後の昼だったわ…。

そんなこんなしてるうちにYUKIDOKE最終日の郡山が開場。マイストとALLiCAとの3バンドのグルーヴは楽屋ですでに高まっていた。

 

今回も一番手はTAKAHIKO。SHACHI復活後のYUKIDOKE TOURで俺らが郡山へ行くきっかけを作ってくれた連中と言っても過言ではないのでもう10年以上の付き合いになる。

最初はアコギだけのユニットだったけど、最近はみんなに合わせてか年に一回とか言ってたバンド体制で挑んでくれてる。

次に出てくれたのが郡山で活動中の桶谷匠生。個人名だけど、バンド編成でやるスタイルで、どうやらメンバーを固定してしまうとやりたい時にやれないからフレキシブルに対応できるように個人名のバンドをやってるみたい。令和な考え方なのかな?

何となく3SET-BOBのユウスケを初めて見た時みたいな匂いがしたので俺的にすごく興味津津だった。

そして三日目のマイスト。ヒデもまた俺と一緒に朝まで酒田で弾けてた組で喉をやらかしてたけど、それもまたこのツアーの醍醐味だと俺は思う。YUKIDOKE三日目に郡山に行くことが多いので、「コイツらいつも喉潰してないか?」って思われちゃうかも知れんけど、それがバンドマンってことで。笑

実はマイストは郡山が初めてだったみたいだけど、PeakActionの雰囲気で一気に好きになっちゃったみたい。

しかし何かホント直視できんくらいグッと来るもんがあったなー。三日間でラブが更に増したわ。またすぐにでも一緒にやりたい。


個人的にサウンド的にも近い気がしたのでマイストと絡ませたかったACROはこの出順に持ってきた。

元々ACROBAT ATHLETEってバンド名で、過去のYUKIDOKE TOURにも出てもらったことがあるバンドだけど、最近は活動ペースがグッと落ちてたところへ、ベースにPUMPKIN’BUSの松川が加入したって聞いて今回オファーした経緯。

地元メロディックの重鎮感と貫禄のライブは健在だった。また来年も絶対お願いすると思うw


ALLiCAは魁ちゃん自体も郡山って街に結構来てるっぽいし、今回の3箇所の中では一番縁ある箱だったと思う。ホーム感たっぷりのライブで箱の温度を一気に上げてくれた。

マイストもだけど、やっぱ三日間って特別な感情になるんよなー。今年の今後の対バン予定がまだ未定なので早いとこ決めたいな。

そして最終日の俺らの出番。

声は…全然だったけど、最後の最後を振り絞ってなんとかやりきれた。今回の郡山でプレイしたレア曲は”BRAND NEW WORLD”だった。マジ久しぶりすぎて常連のお客さんもびっくりしたと思うけど、海太バージョンのこの曲はマジ気持ちいいからまたちょくちょくやりたいな。

結局ダブルアンコールまでもらっちゃったのでNever endで〆。また来年もYUKIDOKE TOURやるつもりなのでヨロシクってことで。

 

そのままの流れで箱で打ち上げスタート。

今回はジョンくんが鍋を作ってくれたので一気に箱の中がいい匂いになったw

気づけば三日とも打ち上げメシは鍋だったなw

しかし最終日ってことでみんないい感じに呑んで長い夜だった。ALLiCAは翌日秋田で、マイストは北海道へ戻りなので郡山がお別れの土地になった。

 

帰りはちゃんと運転するためお酒を飲まずに打ち上げに出てた俺が最初は運転で郡山を出発。

とりあえず高速に乗る前に大回りになっちゃったけど安定の山岡家へピットイン。このツアーで4杯目のラーメン。笑

山岡家を出発して栃木県の宇都宮を過ぎたあたりでやや体力の限界を感じてヒカルにバトンタッチ。そこからヒカルが頑張ってくれて一気に東京まで帰着。

東京に着いた頃にはすでに明るくなっていた。

頑張ってくれたヒカルを降ろし、郡山から今回のツアーにマイストと一緒について来てたカメラマンのあかねちゃんを降ろし、海太と2人で機材を降ろして全工程終了。

車は一旦俺が持って帰って、ひと眠りしてから返却することにして、YUKIDOKE TOURお疲れ様でした!

今年もまた熱量たっぷりで、マイストとALLiCAとの絆もしっかり太くなったと感じれた三日間。これがSHACHIのツアーだ!

 

(累積生涯走行距離:155,408.2 + 98.1 = 155,506.3km)