弾丸韓国ツアー2025〜三日目は初めての南大門とNOT A FEST!
昼前の11時ごろにソクテが車で迎えに来てくれて合流。
「ソウルの街はマジで車が多いわー」ってソクテが言ってたけど、東京も同じ感じだと思う。地下鉄や交通機関はだいぶ発達してると思うけど、20年経っても車社会は変わっていない。
前日の東大門で買うことが出来なかった服を売ってそうな場所を調べてくれてたみたいで、向った先はまさかの初日に訪れた建大(コンデ)の街だった。
金曜は駅の北側の飲み屋街の方を歩いてたけど、大通りを挟んで反対側はオシャレな服屋さんやカフェがいっぱいだった。マジでわかりやすく下北みたいな街だった。
そんなコンデにDickiesのオフラインショップがあったので、そこへ連れて行ってくれた。
日本のDickiesのラインナップになさそうなアイテムも結構あって良かった。こういう海外ブランドって、日本と韓国とで微妙に置いてるものが違ったりするのが面白い。SHACHIのライブで着れそうなのを1着買うことが出来て満足。
いい買い物が出きた後は、気温も暑かったし「とりあえずコーヒー飲もう」ってなってアイスアメリカーノ。とにかく韓国人は事あるごとにコーヒーを飲むイメージで、コーヒーショップも100メートルおきにあるんじゃないか?ってくらい店が乱立している。
そんな今回の旅で何杯目かも覚えてないくらい飲んでるコーヒー。サイズはLLサイズくらいで300円ほどとかなり安価。
昼メシは南大門市場へ行こうって約束してたので、そこから西に少し戻る。
韓国は結構行ってるけど、恐らく一番有名な観光スポットであろう南大門市場は実は初訪。有名すぎて行ってなかったのもあるけど、やっぱこんな機会だし一度は行っておこうと向った。
20年前くらいと比べたら建物とかはきれいになった部分も多いと思うけど、ニセ物のブランドモノや謎のプリントTシャツなんかは相変わらず売っててウケる。
とりあえずインラジのネタに良いかな?とペラッペラの「韓国」ってハングル文字で書かれたTシャツを2着買っておいた。笑
その先にある南大門まで行ってきたけど、都会のど真ん中になかなかデカい城門が突然現れるスケール感。
初めて韓国へ行った時は以前の門だったけど、その数年後に酔っ払った?おっさんが火をつけて燃やしちゃって大ニュースになってたのを覚えてる。なので今はかなりきれいな建造物になっていた。
そこからまた市場の方へ戻り、裏路地に入ったところにある食堂街を散策。
恐らくこの界隈はカルチジョリムという太刀魚の辛味鍋の定食が有名っぽかったので、それを食べてきた。
太刀魚は骨が多いので食べにくいけどコツを掴むと上手に食べれるし、何より良い出汁が出てて旨い。米はおかわりOKだし、バンチャンっていう付け合せのおかずも山程出てきてあっという間にテーブルの上がいっぱいになるのが韓国スタイル。
食後はその場でお別れのつもりだったけど、結局逆方向なのに弘大まで車で送ってもらった。しかし左運転の車の助手席に乗るのはなんか不思議な感覚だ。
ソクテらとの2DAYSもめっちゃ歩いたし良い観光が出来た。こんな自由でわがままな散策に付き合ってくれた2人にマジで感謝だ。
宿に荷物を置き、ホンデからライブハウスのある望遠(マングォン)までは徒歩で15分くらいの距離感。阿佐ヶ谷から高円寺って感じかな。前日は深夜に歩いたから気づかなかったけど、途中にマングォン市場っていうアーケード街があって、ガイドブックに載らなさそうなローカル市場感が最高だった。
そこを抜けた先の雑居ビルに今回行こうとしていたBINARY STUDIOSという …Whatever That Means(WTM)のギター・ボーカルのジェフがやってるスタジオがある。
WDIはWTMのベースのスレギ(ゴミちゃん)がやってるレーベルのイベントで、韓国の知ってるバンドが沢山出てたので、今回は狙って行ったわけじゃないけどタイミングが良かったので遊びに行ってきた経緯。
到着とほぼ同時に開演。トップバッターは今年に入ってDARUDEMATIANで対バンして知り合ったSMOKING GOOSE。日本語を結構勉強していてMCでも流暢で熱い日本語MCをしてるイメージだったけど、韓国でも韓国語で同じテンション感は本物を見えれた気がした。
箱自体は大阪の火影みたいなステージの高さも無いフラットな部屋で、50人入ったらパンパンの空間が完売してたからいい画になっていた。
次に出てきたのはジェフの友達界隈っぽい欧米系のメンバーから成るFAIL FAST。恐らく見た目やジャンル的にはハードコアなんだと思うけどまだまだ駆け出しっぽい感じが初々しかった。
そして今年の頭に対バンしたスレギたちの…WHATEVER THAT MEANS。立ち位置はジェフがセンターだと思ってたけど、そういったこだわりはそんなに無いのかな?w
20年くらい韓国のライブハウスシーンを観てるけど、ゴリゴリの正統派メロコアバンドも韓国にだいぶ根付いてきたなーって改めて思った。当時は全然居なかったからな。
そしてBEACONというバンドは、インスタとかのWEBフライヤーで観てたからかバンド名は知ってたけど初見。オルタナティブというか90年代のグランジを彷彿させるライブパフォーマンスで狂気の中の笑みがゾクっとするバンドだった。
あとから打ち上げでちらっと話を聞いたらボーカルはソウル大学(日本で言ったら東大的な?)出身らしい。天然じゃなくてガチだったみたいで韓国パンクシーンの将来がホントスゴイことになりそうだ。
トリ前はMONKEY GANG WAR。スレギは2ステージ目でギターには超有名人のCRYING NUTのユンシクが居る6人組のスカパンクバンド。中野のムーンステップに来た時に観に行ってめっちゃ良くてそのまま呑みにまで行っちゃったバンド。
メンバーもみんなすごく人懐っこくてDARUDEMATIANと合いそうな気がするのでしっかり売り込んできたw
そして最後は女の子スリーピースのパンクバンドPEACH TRUCK HIJACKERS。ドラムがすげーカッコイイ8ビートを叩くバンドでめっちゃ印象的だった。
そのままスレギに打ち上げまで誘われて一緒に参加させてもらって、PEACH TRUCK HIJACKERSのメンバーともたくさん話をしたけど、とにかくエネルギーに溢れててスゴイ。日本でくすぶってる連中らにも世界とは言わんけど「まず韓国のシーン観てこいよ」って言いたいくらい。
俺のつたない韓国語でもほぼ不自由なく会話することが出来たけど、面白かったのはWTMのアメリカ人のジェフと日本人の俺が喋る時に韓国語ってのがウケるw
三日目は完全に脳みそがハングルだった。
結局最後まで残ってたジェフとWTMの太客のねーさんを見送り、最後は宿まで一人で歩いて帰る。この流れも三日目なのでメチャ地元感出てきてた。コンビニで栄養ドリンクの「コンディション」ってのを買うのは韓国流。
最後の夜は〆もしっかり行きたくなっちゃったので、NAVERマップで調べた近所でまだやってそうなジャジャン麺屋へ突撃。
ジャジャン麺は24時間やってるところも少なくないので同じ様なことを考えてる深夜2時の地元民も数人いた。
一人で酔っ払っても注文出来たし、3ヶ月くらい余裕で過ごせそうな気がしてきた。お金と時間に余裕があるならそんな生活もしたいなー。老後かなーw
そう言えば韓国もLUUPみたいな電動キックボードが流行りだしてたっぽいけど、駐輪の仕方が雑すぎるんよな。こういうトコは国民性っていうか日本人はちゃんとしてるよなーw
弾丸韓国の旅三日目も超満喫!胃袋と脳みそフル回転の1日だった。