ブギーの25周年を祝いに広島ALMIGHTYへ
和歌山から広島までの移動は結構かかるので朝は7時に起床。
前日の酒はまだ抜け切らないままサッと荷物をまとめてホテルのフロントまで降りる。
時間通りに来てくれた海太たちと合流して出発。運転はヒカルにお願いした。
約5時間ほどの移動をヒカルが頑張ってくれて起きたら広島に到着。ワープは申し訳なかったので帰りは頑張ると誓う。
今回の広島公演はTHE BOOGIE JACKの25周年ツアーということで2日続けて仲間の周年をお祝いするというハッピーな2days。
到着したタイミングでブギーも搬入が済んでたみたいで、箱前で元気そうな顔が見れた。
俺らも荷物だけ降ろしリハまで少し時間があったので昼メシを食べに繰り出した。
先日カメラマンの半ちゃんから教わった「むすびのむさし」という広島ローカルのお店が近所にあるのをチェック済みだったのでとりあえず向かう。
噂通りローカルに根付いた弁当屋さんで、観光客ではない地元の老若男女いろんな人が店先に出されたカウンターに群がって注文していた。俺もそこに混ざって弁当を一つ購入。
そんな弁当はお楽しみにとっておき、昼メシは近所にある行きつけのお店でラーメン定食。ツアー中のラーメンはホント連鎖しがち。
箱に戻ってすぐにリハ。今年はスーパーロックシティのサーキットが無いのが残念だけど、このところコンスタントに行けてると思う広島のALMIGHTYの音はいい感じに慣れてきたので音作りも楽だった。
リハ後は少しだけPC作業が残ってたので、車に戻り駐車場で作業。
だんだん日が暮れていく日曜の夕方は少しエモい。
ちょうどいいくらいの時間で箱へ戻ったところで開演。
一番手は鳥取の米子からやってきたBurnt Orange。先日新宿ACBで観に行ったぶりだけど、今年に入ってかなり精力的にツアーも頑張ってる若いバンドで、CDの制作も少し手伝ったりと個人的に応援しているバンドだ。
広島へは米子からもそう遠くないみたいでちょくちょく行ってるっぽく、今回のツアーもゴリ推し立候補で出演してくれたみたい。そういうグイグイ来る若い連中は好きよ。
次に出た南風とクジラはプピリットパロのツアーで何度か対バンしてる広島の地元バンド。ブギーとも相性の良さそうなロックで、ALMIGHTYをベースに頑張ってるたくましいバンド。ツアーバンドとも結構対バンしてるっぽいけど、そういうバンドの鍛え方はALMIGHTY店長の今谷さすがって感じ。
そして自分らの出番。チケットの予約は全然伸びてなくてステージに上がるまで心配だったけど、どうやらプレイガイドで買ってくれてたお客さんが結構いたみたいで思った以上の反応に驚いた。笑
攻めすぎずしっかり届けるセトリを用意していったんだけど、逆にハマった感じもして今年は年イチになってしまった広島公演だったけど、気持ちよくライブすることができて良かった。
ラストのTHE BOOGIE JACKは25周年ということで往年の名曲のオンパレード。
お客さんの「それが聴きたい」っていうリクエストにしっかり応えながらも、ちゃんと進化しているブギーも見せてるトコがさすが。
プライベートとバンドの両立にずっと苦戦しながらもこうやって25年バンドを続けている戦士たちの背中はやっぱ強い。このまま30年、40年と続けて行けるパワーをしっかり感じた。
終演後は箱でそのまま乾杯。
俺は運転もあったのでノンアルコールでの参加だったけど、店長の今谷とも結構話しをすることができた。そういえば広島で面倒を見てるバンドを集めて”オムニバスのCD”を作ったと頂いてきた。インラジで紹介しようと思う。
BurntOrangeのドラムのミアイは俺らと朝まで呑むつもりでガッツリ気合入れてきたらしいけど最後まで付き合えず申し訳なかった。次は地元の米子で対バンできたら良いな。
そんな打ち上げもブギーが出発するタイミングで俺らも広島を後に。ぶっちゃけ宿代が高騰しすぎてる広島なので、もう少しお手頃なら一泊してから帰るのもありなんだけどね。
ツアーバンドのそういった動きにまで影響が出てきてる日本の不景気は深刻だと思う。
帰りは〆のラーメンモードだったけど、なかなか良さげなお店は見つからず、福山のSAで尾道ラーメンを食べるも不発…。
そのまま岡山まで走り、前に一度利用したことのある瀬戸SAでコインシャワーを浴びたところで運転をヒカルにバトンタッチ。
途中休憩を挟みながら朝8時ごろの藤枝で朝食のラーメンをはさみ昼ごろに東京へ到着。
広島のライブ終わりの疲労もあったけど、三人体制でバトンタッチしながらの移動で無事に帰ってくることができた。交代要員がちゃんといるのは心強い。
機材も倉庫におろし、車も返却してミッション完了。
和歌山から広島へ行き、そこから東京まで帰って来るという長い一日?二日?だったけど、たくさんの仲間と充実した時間を過ごすことができてかなり満たされた。
このエネルギーを持ったまま次はSHACHI企画の名古屋だ。
(累積生涯走行距離:163,806.7 + 271 = 164,077.7km)