小樽観光と回転寿司で思い出を更新~北海道の旅2025 2日目
朝は少し早く起きた。
ホテルの朝食は手違いで用意されておらず、フロントに聞いてもプランに含まれていないの一点張りだったので、予約したサイトにメールでクレームを入れたら丸っと朝食分のお金は返金された。
旅程表にしっかり「朝食」って書かれてたし、こちとてその分のお金を払ってる認識なので当然かと。こういうのは泣き寝入りしないタイプ。
結局コンビニ飯かな?と外に出たは良いけど前日の雪がしっかり積もってて辺りは真っ白。
眼の前にローソンがあったんだけど、せっかくの北海道なのでとちょっと遠くのセイコーマートまで足を伸ばしたけど、靴が普通の靴すぎてゆっくり新雪の上を歩くしかできないほどだった。
とりあえず靴屋がオープンするくらいの時間に狸小路まで歩きそこで雪靴をゲット。
購入したのはノーブランドで5000円くらいのワゴンに入ってるモノだったけど、ノーマル運動靴に比べたら最強のウェポン。これでようやく楽に歩くことができる。

そういえば狸小路に向かう途中の歩道で偶然仕事中のMilestone for 10yearsのドラムのキャッチとばったり会った。今年のYUKIDOKE TOURにも出てもらったし、先日脱退のニュースがSNSで流れてきたばかりの”時の人”だっただけに俺もびっくり。
俺の引きの強さよw
雪の中で思いっきり仕事中だったのでお互い「おー!」みたいなのだけだったけど、元気そうな顔が見れただけで十分。あざす。
昼くらいに借りていた車に乗って昨日は小樽へ行ってきた。
移動は高速でも良かったんだけど、せっかくだし下道で行ってみることに。心配していた雪は言うほど積もっていなかったので、車の流れも順調。さすが雪国だけあってスピードも普通の速度でみんな走っていた。
札幌から小樽の距離感は下道でも1時間半あれば余裕なので、東京から横浜に行くくらいの感覚だろうか。険しい山道でもないので大雪でもない限り下道でも楽に移動できる。
そんな小樽はなんと20年ぶりの訪問だった。

そして第一目的地の回転寿司”とっぴ~”へ到着。
名前からしてナメてる感じだけど味はマジで本物。元々は昔の札幌KLUB COUNTER ACTIONの直ぐそばにもあったチェーン店で、ホルモンのメンバーが行って美味しかったってことで教えてもらったお店。
価格もリーズナブルで売れてないバンドマンの財布にも優しいので北海道ツアーに行くバンドがいたらぜひ行ってほしい寿司屋。回転寿司とはいえあなどれない。
小樽へ行ってもう一軒行きたかったのがおたる水族館。
繁華街から少し離れたところにある水族館は20年くらい前に実は一度訪れていて、その時はYUKIDOKE TOURの真っ最中で、事故をした直後の松葉杖を持ったままだった。
そんなネガティブな思い出しかないスポットだったので思い出をどうしても更新したく、閉園までまさかの30分くらいの時間しかなかったけど一気に見て回ってきた。
ホッケが泳いでる姿とか北の国の魚がたくさん居てめっちゃ良いんよ。

とりあえず目的はほぼクリアできたので、あとはのんびり観光にシフト。
今年沖縄で教わった日が暮れる時間について北海道はマジ早い。16時にはもう辺りは暗くなっていて17時には日没。沖縄はまだ明るいんだろうなーなんて思いながら散策。
小樽駅前の「都通り」というアーケードでは寒い中ローカルなフリマ的な屋台が出ててめっちゃいい雰囲気だった。運転がなければビールでも呑みながらつまみたいフードがたくさんあった。
次は小樽に一泊も良いかもなー。

そこから少し海の方に下ったところにある小樽運河は、ちょうどライトアップされた時間だったみたいで観光客で賑わっていた。このエリアは特に外国人も多かったように見えた。

確かにのんびり歩くにはきれいな道だし、札幌に比べ雪はほとんどなく天気も悪くなかったので写真映えするスポットだらけだった。

20年前にウロウロしたエリアを思い出しながら歩いて周り、新しい思い出でしっかりアップデートできた小樽。掘り始めればもっとディープなスポットも多そうだったし、また行ってみたい街だったな。
晩メシは札幌の行きたかったお店があったので、18時半ごろには小樽を切り上げ、帰りは高速も使って一気に札幌まで戻った。
途中走った手稲区あたりはこのところクマも現れてたし北海道は高速道路も動物には警戒しながら走らないと危ない。雪も含め安全運転。
そして無事に札幌に戻ったところで行こうとしていたホルモン焼き屋さんの”炭や”へ電話したところ30分待ちくらいでは入れそうな感じだったので名前だけ書いておいてもらいちょうどいい時間で向かう。
ここは去年のSHACHIのツアーで海太と前乗りの夜に行ったお店で超人気店。土曜ということもあって余裕の満席だった。

北海道で焼肉といえばジンギスカンだけど実はホルモンも人気らしく、この店はガツとナンコツとサガリがあればずっとビールを呑み続けられるくらい最強。タレは無く”塩ホルモン”と謳ってるところも推せる。
昼は寿司、そして夜は焼肉と食いすぎの背徳感たっぷりだけど、そこは旅なので気にしない。
帰り道はちょっと大回りしてセイコーマートに寄り、晩酌のあてを買い漁る。東京のコンビニにはないような商品がたくさんあるセイコマは超魅力的。調子に乗ってアプリまでダウンロードしてしまったw

二軒目は行かず、宿に戻って缶ビールとツマミ。こんな部屋呑みも実は最近のマイブーム。眠くなったらすぐに寝れるのが最高。

雪道の運転経験も楽しかったし、小樽の思い出の伏線回収もしっかりできて俺の記憶もアップデートできた北海道の旅二日目も大満足。
何より雪靴が大活躍。この靴無かったらこんなに色々歩けなかっただろうなw
(累積生涯走行距離:169,296.7 + 80 = 169,376.7km)
