朝3時過ぎに目覚ましで起きる。今回もまたバイクで羽田まで行く予定だったので、サッと身支度をして3時半過ぎには家を出発。高円寺からだと環七をまっすぐで羽田の方までいけるので、アクセス的にはそこまで悪くは無いが、空いている時間でもバイクだと45分くらいはかかる。というわけで、朝4時半くらいの羽田空港国際線ターミナルへ到着。バイクは国際線はターミナル横にある駐車場のバイクコーナーへ駐輪。

海外旅行なのでスマホはWIFIモード。空港の出発ロビーにある受け取りカウンターで事前に予約しておいたWIFIの機器を受け取る。海外に行ってパケ放題とかにすると1日2000円前後かかるのに比べこのWIFIを使えば1日1000円前後にまで節約できるから、二泊三日なら3000円くらい節約ってわけだ。でかい。

チケットを受けとって、手荷物はリュックだけだったので少しラウンジでも使わせてもらおうかと楽天のカードを持って見せたら、どうやら楽天のカードはNGらしい・・・え？！なんで？！いつも使えてたのに？！・・・どうやら撤退されてたらしい･･。おぃ！

という事でとりあえずお土産をサッと買って搭乗ゲート前で待機。とは言え朝6時に飛ぶ飛行機だったので、あっという間に日本を発つわけだ。

到着予定時刻が8時半だったけど、少し遅れての到着。宿のチェックインが昼12時だったので遅れてくれるのは逆にありがたかった。荷物を置きたかったしね。機内食＋ビア×2でそのまま爆睡。起きたらインチョンってわけだからほぼワープｗ

時間には余裕があったので、のんびり地下鉄で行く事に。空港駅の券売機の前は日本人を含む多国籍な方々が大行列を作ってて、韓国人の人が後ろで困ってたw結構滑稽な絵だったけどね。そんな俺は「韓国語」「中国語」「日本語」「英語」とあるボタンの「韓国語」ボタンで切符を購入。そう、この「日本語」ボタンが曲者で逆にわかりにくくしてるのである･･。ハングル勉強しといてよかった～。

今回の宿はジョンロって所にある宿だったので、とりあえず空港からはソウル駅まで始発～終点な感じ。ソウル駅で地下鉄の乗り換えだったんだけど、これがまた大江戸線ばりに地下深いところからの乗換えで一旦地上に出てからのまたもぐる感じ。もう逆に疲れちゃったのであきらめｗま、時間もたくさんあった事だし観光がてら歩く事に決めた。

ぶっちゃけ韓国ってこういった地下鉄とかの公共交通機関とかタクシーが激安なので韓国人はみんな歩かないように思う。なので、自分らが韓国に行った時とかもすぐにタクシーを拾ったりして、何だかんだ韓国を「歩いた」事って少なかった気がする。だから、このソウル駅からの散歩は結構新鮮な気がした。

ソウル駅から少し歩いたらあの「南大門」が見えてきた。そういえば最近復元できたニュースをチラッと聞いてたからちょっとテンションアガったｗからの光化門の前を通過してジョンロへ。この辺りまで来るとソウルの歌舞伎町的な感じになってくる。途中チョンゲチョンって言う整備された小川を越えたあたりが繁華街。そこをちょっと抜けたところに今回の宿をとった。

それでも到着時刻が１１時半くらいとちょっとだけ時間があったのでホテルの近くにある食堂で早めのご飯をとることにした。ぶっちゃけこういった完全に日本語や英語が通じない韓国食堂に入るのは初で、今回のこの旅行の醍醐味のひとつでもある「通じるかな俺の韓国語？」の第一関門的なやつがいきなりやってきた。超緊張ｗ

サッとメニューを見て９割くらいは理解。ここまではOK。なので、あえて読めるけど意味がわからないメニューをおばちゃんに質問して、どんな料理かを聞きだしたうえでそれを注文。ん～我ながら難易度上げてみたけどちゃんとできたことに大満足！食堂でながれてたテレビではしきりに福島の放射能の問題がニュースで取り上げられていた。実際に世界的に今そんな感じなんだろう･･。日本の説得力ってどんどんなくなっているような気がするけどね、アベさん。

からのナイスな時間になったので、チェックイン。ホテルと言う名のモーテルだね。モーテルって言えば海外っぽいけど日本で言ういわゆるラブホですｗま、韓国じゃこれはスタンダードな宿泊方法なので何の問題もない。ってか、逆に日本の観光客向けにラブホチックじゃなくてどちらかと言うとビジネスホテルっぽい感じに部屋の中も綺麗にされてるからスゲー快適ｗぶっちゃけ今まで泊まった韓国のホテルの中でも結構いいほうにランキングｗ

ようやく荷物を置けたのと朝が早かったのもあって軽く昼寝ｗってか部屋の中のどこを探しても、エアコンのリモコンが見つからなかったのと、トイレの電気のスイッチが見あたらなかったんだけど、どうやらこのテレビのリモコンにすべてついていた。ぶっちゃけこれハングル読めない人見てもわからんだろ・・っと勉強しておいて良かった～。

その後ソウル散策。今回泊まったこのジョンロって地区は裏に入るとスゲー雑多な感じの昔のソウルのまま。表通りを歩けば新宿みたいな感じなんだけどね。そういえばいつも思うんだけど、韓国のバイクって９割以上が「荷物を運ぶための乗り物」って解釈なのかな？ってくらいこんな感じｗ

からのUNIONWAYのクルーが主催しているVLUFというイベントを見に行く事にした。ま、今回ノープラントか言いながらこのイベントだけはちゃんとチェックしてたので。ってか、どうやらクルーの連中は俺の突然韓国に現れたfacebookに反応してくれてたみたいで、サプライズはない感じでｗ

ジョンロからはまだアクセスが悪くない感じだったので地下鉄の何度かの乗換えでスッと行くことが出来た。なんでこんな街でやってるんだろ？ってくらい夜になると結構閑静な街にある倉庫をクラブに仕立てた感じの建物。もちろん完全な防音なんて無いので、日本でこんなのやったらあっという間に警察来て中止だろ？って思うんだけど、それがOKなお国なのである。すげーな。

だだっ広い倉庫が２個連結してる感じで、奥のほうの倉庫でステージが組んであってライブをやってる感じ。広さ的には渋谷のクアトロくらいはあったな。その壁ではライブペイントでペイントアーティストたちが粋な絵を描きまくってるｗ音楽ジャンル的にはロックあり、ヒップホップあり、重たいのありとかとにかくすべてがミックスカルチャー。

手前の倉庫はバーカウンターが設置されてて、そこでビール吞んだりみんなくつろいだりしてた。そこにいるだけでUNIONWAYのクルーがたくさん集まってたので全然居場所はあった。にしてもほぼ韓国語オンリーな空間でも何とかやっていけた自分が居た事に今回の「通じるかな俺の韓国語？」は何となくクリアｗこういうのが自信に繋がるんだろうな～なんて思った。

結局夜中の２時くらいでさすがに疲れたのと、ライブの方もお客さんが減り始めてたので俺も引き上げる事にした。俺が居る事でみんなにも気を使わせちゃうしね。色々あとから話を聞いたらやっぱり苦情は来てたみたいで当初４時までやる予定だったのが３時くらいで終演になったみたい。そりゃそうだろｗ

帰りはソンス駅の近くにてタクシーをピックアップ。韓国のタクシーはまず停めた後で助手席の窓を開けてもらって行き先を告げる。行き先OKだったらドアを開けて乗り込むスタイル。基本料金が安いのであまりにも近い距離だと乗車拒否される事も多々あり。ソンスからジョンロはまぁ距離があるほうなのでサクッと乗せてもらえた。とは言え吉祥寺～新宿くらいの距離は余裕であったと思うけど、深夜にも関わらず７００円くらいで帰れた。東京なら４０００円コース。韓国タクシー激安！ってか通じた韓国語にテンション激上がりｗ

と言う事で１日通じた韓国語に大満足で帰りはコンビニ寄って無駄に買い物して、ホテルに戻って夜食ｗ

いや～とりあえずハードな一日だったけど、日本語一切しゃべらずに何とかなったな～って言う満足感に浸って就寝～。お疲れ俺～。