下北沢屋根裏
2015年4月1日
昨日は仕事終わりで下北屋根裏に直行。18時半まで仕事だったので、オープン時間には間に合わず太郎さんの公演は見れなかった。とりあえず途中のコンビニで500mlの缶ビールを注入して少しだけテンションを上げて屋根裏に到着。
着いた時にはすでにマスミサイルのライブ中。うちらの機材はヒデタが車で向かってたんだけど、渋滞もあってか到着時間が全然見えず・・。出番は20時過ぎ予定だったけど、結局ヒデタが到着したのが8時くらいで、その時点でちょっとだけイベント自体が押してたのでぎりぎりセーフって感じ。
ただでさえ広くないライブハウスでバックヤードがあるわけでもないので気持ち的に落ち着く間もなくステージに立ってのライブ。チヨンが加入してからまだ三戦目ってことでそりゃ緊張しそうにはなったけど、実際演奏が始まっちまえば「楽しい」ていうアドレナリンだけで身体は満たされるから何てことはない。
リハーサルができてなかったのは言い訳で、やっぱりもうちょっとクオリティ上げていかなきゃなってのはあったけど、あのステージに10年ぶりくらいで立った感覚は一生忘れないだろうな。
うちらの出番が終わってからは3~6Fまでを行ったり来たり、他のバンドを見たり、本多劇場の前にたまってみたりとか、20年前に初めてあそこでブッキングのオーディションに出たころと同じ場所を同じように歩いたりして、いろんな思い出を思い出した。
なんかあの屋根裏がなくなっちゃうのはやっぱり寂しいけど、でもまた新しい何かに生まれ変わって、また新しい世代がたくさんの思い出を作ってくれれば良いなと思った。いつまでも俺たちがあそこに入り浸ったら若い世代がやる場所なくなっちゃうからね。ただ、「あの場所はうちらにとって特別な場所だった」って事だけあれば俺はそれでいいとも思えた。
また歴史の場所がひとつ無くなったわけだけど、その瞬間に自分たちが居合わせたこと、ステージに立てたことは本当に人生の思い出になるだろう。屋根裏に行かなかったら今のバンドマンの俺も居なかったかも知れない。アンドリューと会えたのも下北の屋根裏だしね。