渋谷QUATTRO ~ENDING ROLL
ついにこの日がやって来た。
1年かけて、ENDING ROLLにつながる道を確実に歩いて来た。
16年の集大成をやろうと思った時もあったけど、朝気づいた。16年かけて、それはやって来た。今日は今日のライブを全力投球しようと。
そうやって考えたら肩の荷が急に軽くなった気がした。
ぶっちゃけ渋谷という街はゴミゴミしていて好きじゃない。でも、渋谷クアトロは大好きだ。山手線を降りて、そのゴミゴミしたクリスマスな渋谷を突き抜けてクアトロまで行く。みんなよりちょっと早めに入ったが、一緒にスタッフのタケシも到着。タケシは2日前くらいに直接電話があって、最後のライブを手伝いたいと言ってくれた。ありがたいかぎり。そして、中に行くと既にカッシーが動いていた。
カッシーもまた何かしたいと言ってくれて手伝ってくれた。
PAチームはメインPAが恭平。モニターPAがアンドリュー、レコーディングオペレーターがACBの林さん。そして、照明にはACBの金澤さんが入ってくれた。これ以上ない最強メンバーなのだ。
今回はオープニングVJで、SHACHIのPVやDVDの編集をやってくれていた飯島くんが入ってくれて、エンディングVJにdustboxとかHOLSTEINの映像をやってるよっちゃんが入ってくれた。これまた豪華な訳だ。
それぞれみんなのパートが本気で全力投球してくれているのをひしひしと感じていた。
そういえばロリクレの渋谷店で先行物販を行った訳だけど、人が来すぎちゃって、警察まで来ちゃったとか・・。ってか、前日からTシャツのタタミとかいろいろ手伝ってくれた岡田ホントありがとう。
リハは何気にさっくり終わったけど、楽屋の中がすごい事になっていた。みんなみんな集まってくれた。
ぶっちゃけ、SHACHIのライブってあんまり関係者が来ないので、こうやってたくさんの関係者に囲まれる事ってあんまりない訳だ。だから逆に緊張しちゃう。
本番開始までは本当にあっという間だった。6時過ぎにオープニングVJが流れて、SEと共にステージに上がる。そこに見た光景がすごすぎた。
隙間なく人で埋め尽くされているクアトロ。他の箱でやる事とかも上がったけど、やっぱりSHACHIにはクアトロに思い入れがあってそこでやる事に決めたのだ。そのクアトロが超満員という訳だから本当にすごかった。
ライブは始まるとどんどん進んで行く。今回はSHACHI史上最初で最後の本編41曲。去年のFINE FIELDのツアーファイナルワンマンで35曲だったから、それよりもさらに多くって訳だ。
20曲くらいまで本当にあっという間にすぎて行った。途中サンタクロースのダイブなんかあったりと、すげーアットホームな感じが最高すぎた。
そして、SUBEちゃんの登場。本人もまんざらでもなかったみたいで。VOICEとトンネルをやってもらった。テンポうんぬんとかじゃなくて、SUBEちゃんがプレイしてる事がアガル。贅沢な感じだよね。ぶっちゃけ、SUBEちゃんの最後のライブ以降一緒に合わせた事なかったから、ホントにちゃんとできるのか不安だったけど、やっぱり10年一緒にやってたのはすごいのかもね。
そして再びhanknに代わって、最後まで突っ走る。久しぶりにやる曲から、今までずっとやって来た曲までホントにたくさんやれた。
何よりも、最後の最後までお客さんの顔が笑顔だったのが本当に印象的だった。そして、それこそが自分が望んでいた最高の状態だったと思う。
本編が終わってはけたところに、本当にたくさんのバンドマンが見に来てくれていた。ありがたい限りだ。
ダブルアンコールを終えた後で、エンディングVJを流す。こないだの名古屋のライブの後で撮ったコメント。言いたい事はたくさんあったけど、整理しながらゆっくりこれからまた伝えていければいいかな?なんて思う。
本当にVJで終わるつもりだったんだけど、最後の最後のアンコールがかかってステージに上がる。そこで少しだけ実感した。これが本当に最後の音なんだって。
全部出し切った後の残り汁まで全部出した感じ。感無量。
これ以上の満足感はないし、これ以上のライブもないだろう。16年SHACHIをやって来て、一番気持ちのいいライブができた。
終わってからフロアで軽い乾杯をしたんだけど、その時の写真はまた後日アップします〜。
本当にスペシャルサンクスな感じです。
結局打ち上げをやらなきゃ終わらない感じだったので、2次会へ。
とにかく身体の疲れが本当にMAXだったので、自分は3時過ぎには上がらせてもらった。
なんか余韻がありすぎて、頭の中が整理できないから、これから時間をかけてゆっくり整理して行こうと思う。
とにかく言葉じゃ言い表せない最高の極上の一日だった。
SHACHIやってて良かった。
HIDETA,hankn,SUBEちゃんホント今まで一緒にやってくれてありがとう。
そして、16年間聴き続けて来てくれたすべてのみんなにありがとう!