朝は9時くらいにマーが迎えに来てくれて、そこからレンジュを拾って長野に向かう。ゴトウビの雨の週明けって事で朝から道路は超混雑。東京を抜け出るのに想定以上の1時間半くらいかかった。

結局3時間半くらいで行けるはずの長野に5時間位掛けてようやく到着。運転手はマーひとりだったのでホントお疲れだった。こういう時にホント早く免許取らんとなと切に思う。

最初の目的地は「誇道」。るるもだった聖くんが新しくオープンさせたラーメン屋さん。名前で分かる人もいるかもだけど、SHACHIの誇憧から店名が付いたみたい。縁しか感じないw

そんな誇道は月曜定休?なんだけど、うちらが行くタイミングで開けてくれるとの事だったのでみんなでお邪魔してきた。特別営業だったにもかかわらず麺まで作っておいてくれたみたいで、ガッツリ一人前頂いてきた。感想はラーメンブログ(https://men.takepunks.com/)の方に後日アップ。

とにかくるるもよりも確実にパワーアップしてたので、次回はSHACHIのメンバーとも行きたいと思う。

そこから毎年恒例となった鎌田のお墓参りに山までひとっ走り。あいにくの天気で結構雨だったけど、無事に迷うこと無く墓に到着して手を合わせてきた。そんな天気でもマイナスイオン出まくりのあの場所は特別だなー。

ライブハウスに行く前にホントは鎌田の実家にも挨拶に行こうと思ってたんだけど、朝のタイムロスのせいで時間的に厳しくそのままJに向かうことに。

昨日は出番が1番目だったので自分らが入ったときにはすでにみんな揃ってる状態だった。レコ発のSABOTENはキヨシが新しいアンプになってた。あのマーシャルめっちゃイイ!デザインも。

リハは一番最後だったので準備をしてステージに立つ。このところおかげさまで毎年この6月10日にに長野Jには立たせてもらっているので、モニターの具合ややり易さは身体が覚えているのであっという間に音は決まる。

そこでプレイしたNOBのカバーの合わせをキヨシを交えて初めてプレイ。流石キヨシはしっかりやってきてるので俺なんかより全然しっかり弾けてる。レコ発で忙しいのにやっぱギタリストだわ。

リハは難なく終わり開演まで楽屋でワイワイ。俺は世代がちょっとだけ上だったけど、NOBの鎌田とほぼ同世代のマーとかSABOTEN、OVER ARM THROW達は良いグルーヴが出てた。終始いい雰囲気の楽屋だった。

出番は一発目だったのであっという間に本番。MCの長さも加味してオンタイムでスタートさせてもらう。前回の両国がなかなか不発だったのもあって今回はだいぶ肩の力を抜いてライブ出来たおかげで良い感じのアドレナリンが出てた。終わってからCDを持っていってくれる人もいたくらいなのでまずまずなゾンビだったかと。

NOBのカバーはYour flavorという曲。曲は聴いたことはあったけど、実際コード進行とか構成とかを意識して聴いたことは無かったのでかなり即席で叩き込んで臨んだ感じ。まぁみんな同じ条件だけど、キヨシのスキルに助けられた感じかな…俺もっとがんばらんきゃだなw

そこからNOBのケンタ率いるPENY、最近ゾンビとの絡みが色々多くなったTHE RAPID、からのOVER ARM THROW。先日SAKAI MEETINGで観たぶりだったけど、やっぱライブハウスのあの距離感のOATもイイね。NOBのカバーでギターとベースが入れ替わるとかのボーナス感もやらしいw盛り上がったなー。

そしてトリはレコ発が始まったばかりのSABOTEN。限られた持ち時間では聴きたい曲が全部聞けるわけは無いんだけど、それでも新曲をたくさん盛り込んで組み立ててた。そんなセトリの苦労話とかも裏で色々聴けた。ヤッソーのコーラスワークが結構良い感じで今回の新しい曲好きなんだよなー。

SABOTENが終わったら、そのままホールの横にスクリーンが降りてきてNOBのフィルムライブ。映像で見るNOBを令和になって改めて観て「このバンドが今居たらどんな感じなんだろうー?」って想像しながらしみじみ浸る。NOBの事を知らない人もこのバンドの同期たちが今いる立ち位置を踏まえて想像してくれれば面白いと思う。

それにしても昨日はNOBの曲をみんなでカバーでやったりして思ったのは、色あせない音楽だなと。もちろん荒くて若い部分はたくさんあるけど、もう15年くらい前の音楽のはずなのに改めて聴いても古臭さは感じない。素晴らしいバンドだったってことだね。

6月10日と言う自分らにとっても特別な日に、バンドマン、演者としてライブハウスに居れた事が何よりもの誇り。そしてこれからも俺らが生きてNOBってバンドがいたことを伝え続けるのが役目だと勝手に思ってる。だから若い連中をどんどん巻き込んで行けたらいいな。

15年経ってもこうやって鎌田の為に人が集まるって素晴らしいよな。短かったけど愛された人生送ったんだなっていつも思う。

仲の良い仲間たちとそんな鎌田を偲んで心が満たされた一日。

最高でした。