プピリットパロと虎の子ラミーのダブルレコ発で広島ALMIGHTY初ステージ

天気はスカッと晴れた快晴。少しだけ窓を開けてエンジンを切って車で寝てたんだけど、快適過ぎてぐっすり寝ることができた。

13時頃にライブハウスの近くにあったNoriスタジオというところでメンバーと合流。みんなは新幹線で広島入りだった。

スタジオは歴史ある雰囲気のとこでギターアンプはMarshallの800。この800が思いの外ぶっとくていい音が出てテンション上がった。

別室からはスピッツのコピーバンドが練習をしてる音が漏れてきたりのどかな感じも悪くなかった。

今回の広島公演のライブハウスALMIGHTYは初訪のライブハウス。尾道BxBをやってるcommuneの今谷がこのコロナ禍でオープンさせたお店。広島では珍しい狭めのキャパのライブハウスだけど、逆にそういった小箱の需要が地元バンドにはあったみたいでイイ感じに経営できてるみたい。

箱は薬研堀という歌舞伎町みたいな繁華街のど真ん中にあって、一通が多かったり搬入のために車を着ける位置が色々面倒だったけど、地下一階までの搬入出はそんなに距離が無いので楽だった。

到着するやいなや今谷がわざわざ外まで出てきてくれた。

今回はプピリットパロと虎の子ラミーの合同レコ発ツアーって事でうちらとSABOTENと地元バンドの5バンドのイベント。

すぐにリハが始まって音作り。天井は低いけど、キャパ的にはちょうど良い広さで音の跳ね返りもちょうど良い。造り的にはさすが2店舗目って感じ。あっという間に音も決まってサクッとリハを終える。

リハ後は本番まであまり時間が無かったのでサッと食べれそうなラーメン屋さんに飛び込む。

何となく昭和っぽい雰囲気のお店でおばちゃん一人で切り盛りしてたけど好みの感じで良かった。こういうところでアタリを引くとライブのテンションも上がる。

箱に戻ってちょっとしたらすぐに開演だった。一番手は地元のペロペロしてやりたいわズ。というバンド。名前から想像も出来なかったけど、結構スキルの高いミクスチャーロックで面白かった。自分らが次の出番だったのでしっかり観ることが出来なかったのが残念。

そして2番手が自分らのライブ。広島でスタジオにも入れたし、このところ毎週ライブをやれているのでいい感じに身体は動いた。サブのEpiphoneのギターもいい感じに馴染んできた気がする。

広島でのライブは実に12年ぶりくらいだったけど、メンツのおかげと箱のボスの今谷のお陰で全然ブランクってほどじゃなかった。AdaboのMIttが撮影に入っててくれたのも大きかったかな。セトリ的には古い曲が多めだったけど、逆にそれを喜んでくれてた人も多かったみたいで良かった。

3番手は虎の子ラミーのステージ。ちょこちょこライブハウスで会ってはいるんだけど、今年はPLACEにも出てなかったのでライブを観たのは久しぶりだった。ツアー真っ只中って感じの脂の乗ったライブは流石だ。マザーの会場の空気を一気に掴む感じとか見てて気持ちいい。30分のステージじゃ全然物足りなかったなー。

からのSABOTENも新旧の曲を織り交ぜながらガッツリやってた。大阪からは広島の距離が近いのでちょくちょく行けるってのがホント羨ましい。俺らももっと広島に通わなきゃいかんなーって思わされた。

そしてプピのステージ。年に日本を2周くらいしてるんじゃないか？ってペースで全国廻ってるような気もするけど、そうやってちゃんとお客さんを広島でも呼んでこれるのが結果なんだろうな。新譜の「蘭」も更にパワーアップしてる。ここ数年はホントハイペースで新譜をリリースしてるけど、それと共にバンドもどんどん成長している。

こうやって俺らのことを広島とかに呼んでくれるのもウレシイ。今年はYUKIDOKEも一緒に廻れたしググッと距離が近づいた気がする。また来年もたくさん一緒にやりたいなー。

終演後久しぶりに行った広島ってことで久しぶりのお客さんがたくさん話しかけてくれたのも嬉しかった。ほんと中国地方は全然行けてないのでもっと足繁く通えたら良いなって思った。

打ち上げは箱打ちだったので、サッと搬出して車を宿の方まで置いてきてから参戦。