大津から京都の市内までは15kmくらいの距離感なのでかなり近い。

SAを出てあっという間にGATTACAの近くの駐車場にたどり着けたので駐車場で少し仮眠。

昼すぎにヒデタも到着してGATTACAの2Fにあるスタジオに入る。こうやってライブハウスに隣接しているスタジオも経営している箱って結構あるけど俺らみたいなツアーバンドが使うケースも多いと思う。

スタジオではセトリをまるっと合わせた後で来週の大阪のセトリも一緒にチェックしておいた。本番前にかなりハードなスタジオワークだったかも。笑

 

そのまま上のフロアに荷物を上げるだけでOKなのは非常に素晴らしい。

前回弾きたがりで行った時は気づかなかったけど、エレベーターもちゃんとあるんねｗ

 

3SET-BOBが先にリハをやっていたので箱の音の特性を予め把握することができた。吸音もそこまでやっていないので素直な音が鳴る箱のイメージ。スタジオのキャビとステージのキャビのクオリティが違いすぎて作っておいた音はそのまま使えず。笑

中音はすぐにまとまったので外音を作ってもらってサクッと終了。

 

リハ後は少し箱の外を散策してみたんだけど、夕方から祇園祭があるからか通りにも浴衣を着た人が増え始めていた。

しかし京都の夏はホント暑い。

そんなこんなしてるうちに開場。一発目はSunnyDay’sってバンドだった。ヴォーカルが喉をやっちまっていたらしく急遽ベースがヴォーカルをとるというアクシデントにも負けずステージをやりきったのはガッツあったな。

ぶっちゃけキャンセルっていう選択肢もあっただろうけど、こうやって地元のバンドがひとつでも出てくれる事がツアーバンドにとっては本当に心強い事なので、やり切ってくれた事にマジ感謝だ。

2番目に出た京都地元のおとなりアイニーもサンボブの仲間だったみたいだけど、ギターヴォーカルの子が喉をやらかしちゃってたみたいで大変そうだった。というか地元バンド声やらかしすぎだろｗ

そして自分らの出番。

ギターアンプの向きをちょっと自分に向けすぎてしまい音がモロに背中に飛んできてしまっていたのがやりにくかったけど、久しぶりのシャフトロング始まりもハマったしテンション的には高めなライブができて気持ちよかった。

持ち時間の30分なんてホントあっという間で、15年ぶりのステージも言ってみれば新人バンドと同じスタートラインだと思うので挑戦者の気持ちで挑めた。

そう言えば昨日はex.LOOKLIKEのカズとGREENPEAS YOUNGのトムと片ポンが遊びに来てくれたのは嬉しかったなー。

終わってサッと片してからホールの後ろでようやく飲めた酒と一緒にサンボブを観させてもらった。心配してたカイも持ち前のポジティブな感じで何やかんや元気そうで安心した。

新曲はすでに1月にもらってた音源の曲だったので俺にとっては新しさはなかったけど、その分板についた感じのライブを見れて色々アドバイスしてあげれた。

京都の若いバンドマンたちにもちゃんと慕われてるのも見えたし良かったんじゃないかな。

終わってから箱で打ち上げだったんだけど、山田くんとも弾きたがり以来8年ぶりに再会できて沢山話もできて良かった。やっぱ京都のバンドシーンのことをめっちゃ考えてる人だったし、そういう人との情報交換が一番楽しい。

結局まだまだ呑みたりてなかったユウスケとルカちゃんと3人で2軒目は近所の鳥貴族へ。

京都のトリキは景観のルールで色が黄色じゃなくて白なんだね。見落としそうになるわｗ

最近は打ち上げがガッツリあるのが増えてきて楽しい。沢山の人と会って沢山の人と話を交わす事で情報もエネルギーもたっぷりもらって来れる。

同じ場所で限られた人としか会ってない人よりも、沢山の人と出会った人間のほうが魅力的だ。

そんなのを感じれた夜。15年ぶりの京都も良い夜だったな。

 

（累積生涯走行距離：98,230.8 + 16.7 = 98,247.5km）