昼前に車を借りに行って機材を積んで下北へ向かう。

入り時間の前にチヨンとの最後のスタジオ。

いつもならライブのセトリの曲以外の曲とかも練習したりするんだけど、昨日はセトリのみの確認だったのが何か不思議な感じだった。

ただ、今回のこの東名阪のツアーで丸っとレパートリーを詰め込めたのでチヨンにとっても最後に色んな曲をプレイできて良かったんじゃないかと思う。

 

スタジオ後に箱へ機材を搬入してリハーサル。

何だかんだ年に1〜2回しか立っていないろく夜のステージだけど、こうやっていつも節目に良い日をあけてもらえてるのはマジで感謝。

リハは結構サクッと音も決まって気持ち良い感じに仕上がった。

 

本番まで少し時間があったので近所の楽器屋とメシだけ済ませて箱に戻る。

楽屋ではボムのメンバーと屋根裏時代の昔話なんかもしながら居心地の良い空間であっという間に開場となった。

一番手はプピリットパロ。もう言わずと知れた仲だけど、SHACHIが再始動してすぐ池袋でスタジオに入っていた頃に知り合ったバンド。今年は念願の梅雨将軍でのツーマンライブもできたし、こうやって自分たちのイベントに誘うこともできた。

ここまで来るのに6年以上は掛かったと思うけど、この距離感になったからこそ次は俺らのセンパイとも絡んで欲しかったわけだ。だいぶ緊張したっぽいことを福は言ってたけど、考えてみれば先日の梅雨将軍の時のシノカの気持ちと同じだったんじゃないかな。笑

 

そしてBOMB FACTORY。SHACHIがセンパイのバンドと一緒にやるのも最近じゃだいぶ珍しいけど、ホント一生センパイのバンドなのだ。とにかく音の説得力が半端なくてどこのライブハウスでもゴリゴリの音圧を出してくるモンスターバンド。

昔俺らがまだ20代だった頃にすでにヨーロッパツアーを終えてそのサバイバル感というかツアーバンドのマインドを沢山教えてくれたセンパイはSHACHIのツアーのお手本でもある。

復活してから何度かオファーはしてたけど、なかなかタイミングが合わなくて、ようやく今回実現した対バンって事でメチャメチャテンション上がったわ。

 

そして自分らの出番。

今回は結果チヨンの脱退ライブみたいな感じになっちゃったけど、本来はSHACHI企画だし、東名阪やったツアーファイナルなのだ。

それを特別に受け止めてくれた人たちが沢山集まってくれたのは嬉しかったし、仲間のバンドマンも多く遊びに来てくれた。

そんな最高の空気の中で終わってみればあっという間の60分だったな。自分的には頭の中をかなりフラットで臨んだライブだったので、終わってからのみんなの反応見てよかったんだなって感じることができた。

搬出はチームチヨンのやのっくとスタパンのコウちゃんが手伝ってくれてあっという間に終わりそのまま箱で打ち上がらせてもらった。

終わってみてテーブル囲んでみんなと話ししたりしてようやくイベントが終わった実感があった。マジで出演してくれたボムとプピ、集まってくれたみんなに大感謝の一日だった。

 

気づけば始発くらいまで福とガッツリ呑んだけど、それくらい初期衝動に近い一日だったのかも知れない。

とりあえずチヨンも8年間おつかれさんでした。

そして俺等はまだまだ先の景色を観に行くため頑張るわ。

 

(累積生涯走行距離:102,359.1 + 7.0 = 102,366.1km)