灼熱の太陽と最高の仲間だらけの八食のステージが新しいSHACHIの幕開け
宇都宮からの移動の途中で合計1時間くらいの睡眠で八戸入り。
朝七時には会場に到着して機材を下ろし始める。それくらいの時間にはもうチェリコも39もセッティングを始めてて音も出し始めていた。
出番は3番目だったので、とりあえずエイコちゃんの物販の陳列を手伝ってから裏へ戻り諸々の準備を開始。
スタッフがそんなにいないインディーズバンドの自分らは色々やることも多い。
前日出演していた連中にも聞いてたけど、今年の夏の八戸は今までに経験した中でも一位の暑さで、開演時刻くらいからもうすでに暑さがヤバいレベルだった。
とりあえず暑さで体力を奪われるのを防ぐため、楽屋代わりに車はクーラーをガンガンにかけておいて身体をクールダウン。
そして10時ジャストにチェリコのライブが始まって開演。
流石の人気で早朝にも関わらずたくさんの人がステージ前に集まっていた。
その後反対のステージで39degreesが始まったと同時にSHACHIの転換が始まってセッティング。あっという間に自分らの出番だった。
ステージの上からめちゃバンドマンに見られているのがわかるくらい心強い空間だった。このたくさんの仲間の中で新体制の海太が叩くSHACHIを披露できたのが良かった。「俺らはまだまだ上を目指すよ」って気持ちでしっかり立てた。
終わってからたくさんの仲間に良い評価をもらったけど、アンドリューが裏まで来てハイタッチしてくれたのが何より一番うれしかった。
ライブが終わってしまえば後はみんなと乾杯してケータリングのフードをいただくのみ。
表とバックヤードを行き来しながら八食を大満喫。そういえば最近知り合ったエリーさんもチェリコのお手伝いで八食に来られていた。こんなとこで会えるのも何かの縁かも知れない。
とにかくずっと汗をかいていて、水はたくさん飲んでたけどトイレは全然行ってなかった。俺らは合間を見て車のクーラーでクールダウンしてたけど、お客さんたちはホント逃げ場がなかったから大変だったと思う。
途中物販席の方に立ったらたくさんお客さんにも会えて色んな声を聞かせてもらえた。
そんな声はホント励みになるし、これから30周年に向けて色々動いていく原動力になっていくと思う。
いい感じの夕方になってトリ前のメイソンからのDizzyの流れはぐっと来た。2日目の方しか参加できてないけど「あーもう今年の八食が終わっちゃうんだー」って切なくもなった。
18時半にはまるっと片付けて、バックヤードで恒例の打ち上げが始まる。今年のメンツはホント知ってる連中だらけで終始ハッピーな空間だった。
海太も2日間の緊張が一気に解けてかなりゴキゲンだったし、何より今までのバックボーンがあるからだけどみんなに可愛がられてる姿は連れて行った俺も嬉しかったな。やっぱバンドマンでいるべき人間なんだと思うよ。
打ち上げ終わりはエイコちゃんの運転で市内へ戻り宿にチェックイン。そのまま寝てしまいたいくらいの体力だったけど、どうしてもROXXへは行きたかったので顔を出しに行ってきた。
八食の会場に遊びに来ていたex.LOVESTRUCKのタダヨシと7~8年ぶりくらいに再会でめっちゃ盛り上がってる所へ、YUKIDOKE TOURに出演してくれたハラサンゼンとkamigakariのダイキが偶然合流w
バンドマンたちも市内の色んなところに散ってたみたいだけど、結局みんなROXXのユキさんのとこに集まるみたい。笑
しばらくしてegg brainのウッチー、メイソンのポン、ミキ、ブービーのポールと尾本、モッピー、グンちゃんなどなどバンドマン関係者が勢ぞろい。
程よく飲んだくらいでハラサンゼンがみろく横丁をパトロールしにいくとの事だったので便乗して街を散策。
恐らく土曜に比べたらだいぶ人も少なかったとは思うけど、ちらほらとバンドマンはいたのでみんな長い夜を楽しんでいたみたいだ。
結局前日からの睡眠時間の少なさもあったので、てっぺん越えてちょっとくらいでリタイアして宿へ戻った。
朝から長い一日だったけど、眠気なんかがなければ何時まででもいたいくらい楽しい時間だった。それくらい八食・八戸って街が好きなんだなー。
また来年も絶対呼ばれたいから、しっかり固めて期待されるようなバンドを作らなきゃと強く思う。あのステージは当たり前の舞台じゃなくて選ばれたバンドが立てる場所なので。
そんなこれからのSHACHIの方向を示せた一日だったと思う。
(累積生涯走行距離:102,559.8 + 513.5 = 103,073.3km)