チェックアウトの時間に合わせてみんなを拾って松山を出発。

前回の松山の時に雪道で走れなかった国道33号線ルートで高知を目指す。このルートはMUSHAxKUSHAに教わった行き方だけど、実際高速を使うルートより距離も全然短いし、何よりゼロ円とバンドの財布に優しい。

そしてその途中で通る佐川町にはMUSHAxKUSHAの梅ちゃんの実家「ドライブイン錦」がある。

梅ちゃんの実家は色んなバンドマンが停めてもらってたし、SHACHIも例外じゃない。

今は営業してないけど面影は残っててノスタルジィ。

一応記念撮影して梅ちゃんにLINEで送っておいた。笑

ほぼ予定していた時間通りにX-ptに到着。

続々と対バンの面々が揃いだして実家に帰ったかのような居心地の良い雰囲気になる。これがSHACHIにとっての高知なのだ。

リハはサクッと済ませて宿へ行こうと外に出た瞬間にバケツをひっくり返したような大ゲリラ豪雨…。

一瞬で足元はびしょびしょに…。

ちょっとして雨脚が弱まったところで宿にチェックイン。ようやく入れたシャワーでリフレッシュ。

ギリギリに宿を押さえたけど運良く安いところを見つけれて良かった。

 

箱に戻ったところでオープン。

一番手はベースのダイちゃんとドラムがX-pt店長&PAのカズちゃんがやるNEEDER。何だかんだ俺らがここ最近高知に行くときはずっと一緒にやってくれてる。昨日は結構しっかりライブも見れたけどやっぱ曲良いねー。

そしてBIG FAN LADYは前回の高知に続き再びの対バン。安定の歌唱力と西◯さんのモノマネでホールも楽屋もかっさらってたw

三番手は2000cc。SHACHIとは2回目の高知からほぼ欠かさず一緒にやってたバンドで、俺が主宰したV/A JUNK2にも入ってもらったくらい仲良しのバンド。メンバーそれぞれがしっかり仕事もしだして一時は解散までしちゃってたのに、こうやって復活してSHACHIの30周年を祝ってくれたのはホント嬉しかった。

今回はドラムのマツギが都合で出れなかったけど、ヘルプでNEEDERのカズちゃんが2ステージやってくれてライブが実現。やっぱ対バンするの事に大きな意味があるよね。

そしてトリ前にRAiOH。ex.FROM YOUTHのメンバーが高知に帰って立ち上げたバンドで、前回の高知に続き二回目の対バン。ギターのトラブルもあったけど、新しいチャレンジもたくさんやってるし明らかに楽曲の仕上がりが上がってて良かった。

こういう俺らと世代が近い地元バンドが頑張ってくれてるから俺らも地方でライブができるって改めて感じた。

そんな流れを作ってくれた上で自分たちの出番。

こんなにも高知が俺らを温かく迎えてくれるのは本当にMUSHAxKUSHAのおかげ。25年くらい前に初めて四国の地に足を踏み入れた時には考えてもみなかったけど、何十年たっても大好きな場所であることが揺るがない。

そんな俺らを見に来てくれたみんなにホント感謝だ。

終演後はもちろん打ち上げ。ライブと土佐のご馳走が並ぶ宴までがすべてセットなのが高知流。むしろその流れを教えてくれたのもMUSHAxKUSHAのおかげ。

こんな竜宮城みたいな高知を好きにならないわけがない。笑

会いたかった仲間にもみんな会えたし、そんな中でRAiOHのマサシゲと一緒にワイワイやってたら二次会の流れで近所のスナックへ…。完全に傍から見たらただのアラフォーアラフィフのおっさんらだったけど、20代の頃と何も変わらないバカみたいなハナシで盛り上がったりは最高の夜だったなー。

結構良い時間まで遊んだ帰り道の橋の上から遠くの空が明るくなりかけてた。

四国2日間滞在なんて俺にとっては短すぎるなー…。それくらい充実した夜だったな。

 

(累積生涯走行距離:132,632.0 + 102 = 132,734.0km)