常陸多賀から新潟までの移動距離は計算だと4~5時間だったので、去年いわきでアコースティックをやった時に知り合ったバンドマンのイチラクってラーメン屋さんにメンバーで行ってきた。

SHACHIをずっと好いてくれててコピーバンドもやってるみたいで、店内にも今年のカレンダーを貼っててくれてびっくりしたw

そんな彼らのバンドの熊猫タイガーは9月のいわきで地元バンドとして対バンしてくれる。自分らのコピーバンドと対バンって不思議な感じだけど楽しみ。

 

いわきからはノンストップで新潟まで走り、着いてすぐにリハの流れだった。

前日の常陸多賀に比べたら奥行きのあるステージで、音はしっかり目に聞こえる感じなのでとてもやりやすい環境。あっという間に音も決まった。

そんな今回の新潟は地元のFOOT STAMPが何と18年ぶり?くらいに復活共演との事で俺ら的にもスペシャルな一日。そしていつもお世話になってるケミカル⇄リアクションを呼び、更にはSHACHIとしては初絡みとなる市川淳之介BANDという新潟ローカルな対バンが続々とライブハウスに集まってきた。

リハ後は近所でお土産の日本酒ワンカップを買いに行くついでに”みかづき”に寄ってローカルB級グルメのシーフードイタリアンをゲット。時間がなくてもこういう新潟ならではのご当地グルメはしっかり押さえておくのが大事。

一旦車に戻って1時間ほど仮眠だけ取って箱に戻る。

前日はエイコちゃんが手伝ってくれた物販は昨日はメンバーだけだったので自分らが物販席に立ち開場。

そんな昨日の新潟は想定していた以上にチケットが出てて実はソールド手前くらいだった。それは自分たちだけの力ではなく、各アーティストが同じくらいずつ呼んでていたという素晴らしい結果。

そんな一番手は市川淳之介BAND。実はSHACHIとは初対バンだけど、10年くらい前にZOMBIESTARZとFOOTERSとで行った三条で対バンしていて、ヒデタはアコースティックでもちょこちょこ絡んでる淳之介くん。地元が三条でなかなかアウェイでライブができないっぽいことを言われてたけどやっとSHACHIで対バンすることができた。

抜群の歌唱力が超説得力で歌詞がザクザク刺さる感じがサイコー。

そしてFOOTSTAMP。入りで箱に到着した時にバンドマンオーラなさすぎて「誰?w」ってなったけど、ステージに立ったらあの時のまんまで鳥肌が立った。

このオリジナルメンバーでライブをやったのも18年ぶりとか言ってたけど、全国各地からそれを待っていたお客さんも集まって箱の一体感が半端なかった。俺らの30周年のツアーがきっかけでやれたって言ってくれてたけど、このままやれるタイミングでいいから動いてくれたら嬉しいんだけどな。

トリ前にここ5年以上新潟に行くきっかけを俺らにくれたケミカル⇄リアクション。昼の部でりったんの生誕祭ワンマンをやった後だというのに圧倒的にパワフル。SHACHIのカバーも多めにセトリに入れてくれてて会場をしっかり温めてくれた。

今年は初絡みだったけど忙しそうなのでまたゆっくり酒でも呑めたら良いな。

そして自分らの出番。

今回のセトリで組み込んだケミカリもカバーしてくれてる”道しるべ”は海太体制になって初披露だったけどうまく行ったんじゃないかな。ここ数年新潟はコンスタントに通わせてもらってるけど、対バンのおかげもあってここ一番を更新できたライブだったんじゃないかな。

流石にアンコールまで終えた後は疲れがドッと出たくらい全力疾走だった。

終演後の物販も思った以上にCDを買ってくれる人が多くて嬉しかった。

 

打ち上げは0時すぎくらいまでで東京出発だったので近所のバーへ。

ケミカリは翌日があったのでこれなかったけど、FOOTSTAMPも淳之介くんらもみんなガッツリメンバー勢揃いwこの平成を駆け抜けたバンドマンたちが最高過ぎる。

俺は運転もあったので酒は入らなかったけど、泊まりだったら朝まで行けたんじゃないか?ってくらい最後の最後までアドレナリンが出まくってた一日だったな。

結局1時間押して深夜の1時くらいに新潟を出発。途中少し眠くなったら15分くらいの仮眠で復活して朝方には東京に到着。

そこから機材を降ろし、海太を送り届けてお世話になったろく夜号を返却してすべての行程が終了。

いつもの月曜が始まる前に少しだけ寝れる時間があって良かった…。

しかし仲間とガッツリ絡んだ濃すぎる2日間最高!

 

(累積生涯走行距離:134,656.9 + 542 = 135,198.9km)