広島の宿が高すぎたので久々の車中泊は結構楽に寝れた。

今年は観光地+土曜の夜は宿が普通の値段じゃなくなってたので押さえるのすら大変だった。

俺らバンドマンだけじゃなく遠征で来るお客さんとかも同じだったんだろうなーなんて考えると、エリア+曜日の選び方なんかも今後のツアーは大事になってきそうな気がする。

そんな広島を10時に出発して最初はヒカルに運転をお願いする。

天気はスカッと晴れた秋晴れというか冬空。山口県あたりの高速から見える景色もいよいよ紅葉真っ盛りって感じだった。

九州に入って小倉から南に抜ける新しい道を走ってほぼ予定通りの時刻で大分に到着。

サッと荷物を降ろしリハーサルの準備を始める。

今回は地元から箱が紹介してくれたamerican Leg.earと自分らから声をかけさせてもらったONE BUCK TUNERとでスリーマン。今年は3回も九州に足を踏み入れることができたのは間違いなく海太のおかげ。

 

リハは前回やった時の印象で吸音しっかり目の結構デッドなイメージだったけど、いざやってみると全然違和感無い自然な感じで、箱の音って生き物で成長していくものなんだなーって感じた。

リハ後は海太とヒカルで大分の街に繰り出してラーメンを食べてきた。日曜の昼過ぎに大分のど真ん中の立派なアーケードだったけど、前日の広島に比べたらだいぶ人出は少なかった。

一旦宿に戻ってようやく風呂にも入れてリセット。そして箱に戻ってしばらくしたら開場。

一番手は地元からamerican Leg.ear。バンドとしては去年結成されたばかりでハジメマシテだったけど、ギターのタツロウは超人懐っこいし直感だけで生きてるんだろうなーっていう面白いヤツだった。結構好きかもw

ベースのアンドウは10年以上前に一緒に対バンしたことがあったみたい。30周年ならではのこういう縁に寄ってきてくれるのはホントありがたいしウレシイ。

バンド自体も組み立てとは言えどそれぞれのスキルはしっかりあるのでめっちゃ良いメロディックパンクバンドだった。次も絶対一緒にやりたい。

 

そして俺らの前にはONE BUCK TUNERが立ってくれた。多分大分に拠点を戻してからは初だったんじゃないかな。時間をたっぷり渡していたので往年の名曲もしっかりやってくれたし完全に俺得なセトリだった。

東京でしっかり仲良くなったバンドだけど、こうやって地元に帰っても一緒にやってくれる関係値がいまだにあるってのはSHACHIにとっても財産なのだ。

そして俺らの出番。

我らがボスの坪井さんには別用で海太にアップデートしたSHACHIを観てもらえなかったのは残念だけど、前日の仕上がった状態をしっかり持ってこれた二日目だったので最高は更新できたと思う。

何よりなかなか行けてなかった大分だったけど、それでも俺らの事を待っててくれてて昔から応援してくれてるお客さんがたくさん来てくれたのがホント嬉しかった。俺らが音楽で喜ばせに行ってるはずなのに、俺らが喜んじゃってるのって逆な気もするけど。笑

いやそれくらい”行ってよかった”を感じれた大分。そしてラスト九州。

 

前日の散財もあったので昨日の打ち上げは箱で乾杯。日曜日ってこともあって居酒屋の終了時刻も早かったみたいだしちょうどよかった。

そのタイミングで坪井さんもわざわざ顔を出しに来てくれたし嬉しかった。

結局最後はONE BUCK TUNERのメンバーと俺らとでもう一軒!みたいなノリで街に繰り出したもののほとんどの店がやってなくて全滅w

まぁそこそこ疲れてたのでちょうど良かったけど、最後の最後まで付き合ってくれてたONE BUCK TUNERにマジ感謝!

今年のツアーの最後の遠距離だったけど、各地にお客さんやホント大好きな仲間が待っててくれて、30年やってて良かったなーを実感しまくった2日間。

こんな仲間に囲まれてる幸せを知ってるから多分死ぬまでバンドマンなんだろうな俺は。いい人生だなw

 

(累積生涯走行距離:146,536.3 + 316 = 146,852.3km)