初めての柴崎RATHOLEでアコースティックデビュー
昼過ぎに近所のスタジオに1時間ほど入ってきた。
なかなか”練習”という時間を割くことができなかった今週だったので、久しぶりのアコースティックのためにセトリを組んで丸っとひと通り歌ってきた。
喉の調子は相変わらず良くは無いんだけど、特に熱があるわけでもなく喉の奥の方にたんが絡んでるだけの嫌な感じ。
何とかギリギリ歌えるかなー…ってところで無理はしないようにしておいた。
昨日は柴崎のRATHOLEでアコースティックのイベントに誘われた日。
仕事場の忘年会はイベントが決まった後で言われたので先に決まったアコギを優先した。
そんなRATHOLEは初めてステージに立つ。
家からは直線ならそんなに遠くないんだけど、電車のアクセスがなかなか悪く、行きは金曜の帰宅ラッシュの時間帯とドンかぶりで楽器もあったので、京王線の代田橋までタクシーで行くことにした。
柴崎は調布よりちょっとだけ新宿寄りのところにあって、高円寺からだとドアツードアで1時間くらいの距離感。
ライブハウス自体は駅から近いので近所の人からしたらすごくいい立地かも知れない。
今回呼ばれた経緯はUPPERのユウヤからのオファーで、RATHOLEとの共催との事だったので面白そうで参加した。
出順的なタイムテーブルは実はもらってたんだけど、まさかの会場に行ったらくじ引きが始まってトリになった。ぶっちゃけ酒が進みそうなイベントだったから最初の方に出ちゃえばゆっくりお酒も楽しめるかなーなんて期待してたけど、そうはならなかった。
そんなくじで決まったトップバッターはUPPERのユウヤ。
ユウヤはベースの弾き語りで、久しぶりに一緒にやったけどだいぶ語りの方も流暢になってて楽しませてもらった。やっぱ弾き語りの醍醐味って”語り”の部分だと思うんよなー。
もちろん歌が上手いだけでも十分だけど、エンタメとして俺はその人の人柄が見える”語り”の部分も重要だと思うんよね。それにしてもベースのアコギなのにめっちゃ弾き倒してたユウヤはやっぱストイックだわ。
そしてストアゲのユウタはアコースティック自体やるのが珍しかったけど、得意の”怖い話”で一気に会場の空気を鷲掴みw
語り8割くらいの持ち時間だったけど、残りの二割で歌った歌もめっちゃ良かった。
THREEQUARTERのササヤマコウキは前にフォーキーズ酒場で一緒にやったんだけど、どうやらRATHOLEのスタッフとして働いているらしいのを知った。いい歌を歌うコウキもようやくバンドも動き始めたみたいなのでそっちの方も楽しみだ。
そしてトリ前に出てきたのがponkozzのはまたけ。今年のDARUDEMATIANの岐阜公演で対バンしたバンドで、勢いある若者なんだけどテキーラ決めまくってたなw
大丈夫か?ってくらい演奏中に呑みまくってたけど、俺も出番が最後じゃなかったら飛び込みたかったわーw楽しかったしハッピーだったからオーライ。
そして自分の出番。冷静を保って何とかやりきったけど、最後の俺がきっちり〆なきゃイベント自体がボロボロになるっていうプレッシャーはメチャあった。
SHACHIで歌ってる新曲とかもだんだんアコギでもプレイできるようになってきたし、こういう修行はホントはもっとやりたいんよね。
終演後も出演したみんなと乾杯して呑んで喋っての楽しい時間は最高なRATHOLE。キャパシティは30人も入ったら一杯なくらいのこじんまりとした箱だけど、その分みんなとの距離が近いので一体感があって酒もススム。
次はバンドでもあのステージに立ってみたいな。
帰りは方向が一緒だったユウタと一緒に新宿まで帰ったけど、ホントトークが枯れない面白い奴で大好き。
気づけば最終の丸の内線だったし、新宿からの忘年会帰りのサラリーマンで超満員電車。何とか無事に帰れた新高円寺でラーメンをしばいて一日終了。
SHACHIじゃなかなか絡めないバンドでも、こうやってアコースティックをやることで出会えるバンドも多い。そんな繋がりがまた少し太くなった夜だと思う。
今回もまた”やって良かった”アコースティックの夜。次は来年の年始かな?
俺の修行はまだまだ続く。