早朝5時に車を借りに行き、みんなと合流してから高円寺の倉庫で荷物を積み出発。

天気は微妙だったけど日曜ってことで行楽ラッシュを回避すべくやや早めに東京を抜ける。

とりあえず懸念してた渋滞ポイントは特に心配も無く、一気に関越トンネルの手前の谷川岳のPAまで走破。

ここのPAの食堂にあるもつ煮定食はCATS EYEのケンシロウに教わったんだけど、今回食べた”カレー味”のもつ煮がめっちゃ美味かったw

腹ごしらえも済んだところでスタッフのヒカルにドライバーをバトンタッチして助手席で少し寝かせてもらう。朝も早かったしこの少しだけの睡眠は結構身体的に大事なのを最近ようやく覚えた。

 

ヒデタは飛行機で新潟空港に着く流れだったので、少し早めに着いた空港の駐車場で到着を待ちながら新潟土産を散策。

結局のところお土産屋さんに売ってる高級なものより、コンビニに売ってる定価で買える庶民的な定番ローカル酒の方が気になってしまう。

ヒデタと合流したらすぐに空港を出発してスタジオへ向かう。入り時間の兼ね合いもあったので1時間しかスタジオに入れなかったけど、サクッとセトリを合わせることができたのはかなり大きい。

バッタバタで機材を積み下ろし、新潟LOTSへ向かう。

タイムテーブル的にはかなりタイトだったけど、しっかりリハも終えてようやくひと段落。

ケータリングでもらったフードチケットで、会場入口前のキッチンカーで販売されてた”新潟タレカツ丼”をいただく。このタイミングでご当地グルメを食べられたのはナイスだった。

日曜でやや早めの開演設定だったのですぐにライブが始まった。トップはALLiCA。ケミカリと魁ちゃんがつながってるのは知ってたけど、こうやってライブで一緒にやるのは初めてだった。

ALLiCAはこのところめっちゃ対バン頻度が上がったけど、毎度ケミカリもだけど魁ちゃんの体力に驚かされる。あんだけ動いて走って超アスリートな感じはすごい。みんなが惹かれるところでもあるんだろうな。

FOOTSTAMPも去年のレコ発ぶりだったけど、こうやって少しずつだけどあの頃一緒に頑張ってたバンドがちゃんと動き出してるのは本当に嬉しい。そして名曲は色褪せない。

MUSHAxKUSHAは梅ちゃんが新潟だったけど不在の小型バージョン。ただ小型といえどサウンドパワーとクオリティはしっかりMUSHAxKUSHAだ。

本番前でホールで全部は見れなかったけど、バックヤードにまでガッツリ音圧は届いていた。

そして自分らの出番。

リハは大ホールの割にサクッと音が決まりすぎて逆にちょっと不安だったけど、その不安は的中でかなり低音域が回っててやりにくかった。リハと本番との音の感じのギャップも想定にいれたリハをやったはずだったけど、なかなかうまくいかないものだ。

それでもケミカリが俺らの曲を歌ってくれててSHACHIのことも知ってる人が多かったおかげで気持ちよくライブさせてもらえた。新潟って土地はホントケミカリのおかげでだいぶ距離が縮まったと思う。

ラストは11年目のケミカリが登場。歌もダンスのキレも「さすが」って言葉が出るくらいレベルが上だから俺らみたいなバンドマンも納得して楽曲提供してるんだと思う。

アンコールの時に舞った手作り桜の花びらは、20年前くらいのライブハウスで見たぶりの光景で何か懐かしい気持ちになった。終わったあとでお客さんたちがしっかり掃除してたのも素晴らしい。

とにかく昨日は出演者たちの横のつながりも強いところが集まった一日だったので、当たり前のように「打ち上げどこー?」の会話が嬉しい。

場所は駅前に移動して久しぶりの居酒屋打ち上げ。運転もあったから烏龍茶だったけど、そんなのも忘れるくらいたっぷり笑ったししゃべった。こういうところまでセットで”バンドマン”な平成的なノリは最高。

 

帰りは0時くらいに先に居酒屋をあとにして、車で待機してくれてたヒカルと山岡家で〆。前に教わった”背脂変更券”を忘れててただの特製味噌ラーメンにしてしまったのだけが後悔…。

とりあえず関越の手前くらいまではヒカルに任せて少し仮眠。そして関越から先を自分の運転で無事に朝5時くらいには東京に到着。

 

(累積生涯走行距離:151,862.7 + 328 = 152,190.7km)