101210_2047~02.jpgいよいよやってきた。
先週の土曜日の熊谷でオープニングアクトにPANの出演が決まって、タイムテーブルが1時間前倒しになった。
ということで、朝6時半には家を出発。7時過ぎの新幹線に乗って大阪に向かう。
よくよく考えたら平日の昼の新大阪駅なんて始めてかな?ってくらい修学旅行生とか旅行客とかで込み合っていた。それにしても新大阪駅はうどんのダシのいいにおいがプンプンする。お腹が空く駅だ。
そこから御堂筋線に乗って心斎橋に向かう。個人的に早くSuicaで大阪の地下鉄くらい乗れるようになって欲しい。あと、名古屋と福岡の地下鉄も。
到着して間もなく10-FEETも到着。続々とメンツがそろう。
今回のツアーPAは恭平にお願いした。段取りもカナリ早い。恭平自信もともと心斎橋のクアトロで働いてた時代もあったからね。
リハ終わりで外に出たらex.FIRST SOUPのキンちゃんがチャリでやってきた。昼飯時だったらしかったので、PANのカワさんと一緒に便乗してランチを食べに行ってきた。妙な組み合わせかも知れんけど、そんなに妙でもないんだよ。
そして楽屋に戻る。とにかく楽屋の中がにぎやかだ。ホントあのメンツが豪華すぎた。
そして本番がスタート。
一発目は30分前倒しのオープニングアクトとして、PAN。ってかいきなり会場が熱気に包まれる。ハジメちゃんも今年一杯だし、PANとは10年くらい付き合ってきたけど、ファイナルで一緒にやれないと思ってたのに、まさかのこのクアトロで一緒にやれたことがホントに嬉しかった。あふれんばかりのパワーを一発目からガッツりぶちかましてくれたPANありがとう!
そして、SMASH RAID。アキがさ。ホント不器用なんだけど言いたいことはすごく伝わったよ。R&R BUSTERのカバーとか思い出がありすぎるね。うちらの初めての大阪はベイサイドだったけど、まともに大阪ツアーしたのはSMASH RAIDと一緒に行った千日前のクラブウォーターだったかもね。最初と最後を一緒にやれたのは本当に運命だよ。ありがとう。
そしてGELUGUGU。まさかのR&R BUSTERのカバー。しかも超かっこよく仕上がってた。さすがのキャリアを感じる。それにしてもゲンさんのMCが本当にノリまくってた。たくさん笑顔をもらった。GELUGUGUは自分の中ですごくハッピーなスカバンド。たぶんこれからもずっと見ていくと思うし、本当にすごく良くしてくれる兄貴でした。ありがとうございました!
爆音と共に出てきたROTTEN GRAFFTY。新しいアルバムをリリースしてから更にパワーアップを続けている。フロント二人が同い年って言う完全に同期のバンドなんだよね。豊田のWAONで始めて見た時にすごく衝撃を受けたのを今でも覚えている。ナオキのパンク思想的なところとか、ノブヤの思った以上に人間臭いところとかホントこのバンドは誰よりもインディーズの臭いがプンプンする。そんな音楽のスタイルも形も全く違うバンドなのに中身で繋がれたことは本当に誇りに思う。力強いライブを本当にありがとう!
そしてJr.MONSTER。SUBE時代メンバー全員同い年だったのがうちとジュニモンだったんだよね。SMILE SMILEってオムニバスのレコ発ツアーの健康ランドで意気投合してからだから10年以上の付き合いだ。お互いが東京のバンドだったのと、初期の頃はそんなにツアーに回らなかったジュニモンだったので、そこまで一緒にやる機会は少なかった。でも、要所では必ず一緒に居た。それが同期ってものなんだろうね。先日リリースしたばかりのジュニモンだし、これからもまだまだマイペースにガッツりやっていくと思うから、俺もずっと見ていこうと思っている。ありがとう!
そして10-FEET。本当にずっと頑張り続けてどんどん大きくなっていった同期。雲の上まで行っちゃってるのに、いつもすぐそばまで降りて来てくれる。そんな存在。タクマもコウイチも同い年。10-FEETが東京に出始めの頃にCYCLONEでブッキング出てた頃とか今でも憶えている。RiverのツアーでUZUMAKIを紹介してくれたり、ロットンと一緒に回ったツアーとかすごく楽しい事をたくさん与えてくれたバンドだ。そういうことが好きな連中なんだろう。更に挑戦を続けている奴らのスタンスを本当に心から応援している。そして、何よりあの「当時」の曲を連発してくれたセットリストに感謝。ありがとう。
そして本番。
裏には出演してくれたメンバーの他にも、GOOD4NOTHINGやSUNSET BUS、ナルシスト侍アヒルとサカチャン、EGGBRAINウッチー、HEY-SMITH、SMASH UP、カワジンなどなどみんながこの日に顔を出してくれた。
今までやってきたことが、本当にすごくいい形で完成したんだなって思えた。
ライブ中たくさんの事をしゃべりたかったけど、言いたいことが多すぎて上手くしゃべることが出来なかった。
総括すれば「ありがとう」なんだけど、一言じゃ言い終われるわけがない。
なんかそんなもどかしさすらあった。
与えられた時間は一瞬で、ボーっとしてたらあっという間に過ぎ去って行く。
だからこそ、その瞬間に詰め込めるだけ詰め込みたい。頭を使ってる暇なんかないかも。
考えるよりも先に動く感情でその瞬間を満喫するのだ。
最高すぎるメンツ。
最高すぎるホールに集まってくれたお客さん。
みんながいて、「SHACHI」がファイナルをやれた。
それが事実。そして現実。
今までやってきて良かったと思えた1日だった。
日を改めてまたこの気持ちを言葉に代えたい。