昨日は何となくジャッキー・チェンの映画が無性に見たくなっちゃって、レンタルDVDで何十年ぶりかの「プロジェクトA」を借りてきた。

この映画はマレーシアに住んでた小学生の頃に母親に連れられて行った映画館で観たのを鮮明に覚えてる。考えてみたら英語吹き替えの中国語字幕か、その逆の中国語の英語字幕だったはずだけど、ちゃんとストーリーを理解できてた自分がいた事を今になって驚く。

家に帰ってから兄弟で庭をチャリで爆走しながら木にぶら下がったりメッチャアクションできる気になってた記憶がある。チャリに関しては壊れると親から怒られたのも覚えてる。子供ってのはそうやって色んな事を学ぶ。

ただホントに刺激的な映画だったのは間違いない。カンフーもアクションもよくわかって無かったけど、ただただカッコイイ立ち回りは戦隊モノのテレビを観てるのと同じだったのかも知れない。当時のマレーシアにはテレビ番組が無かったから俺の中でそれがジャッキー・チェンだったって訳かな。

平成生まれの人はジャッキー・チェンは知っててもこの映画は観たことない人が多いみたい。俺らの子供の頃はジャッキー・チェンとユン・ピョウとサモ・ハン・キンポーって言えば三銃士ってくらいヒーローだったからなー。同世代なら知らない人は居ないと思う。

今でこそアクション映画なんて色々出てきてるけど、当時はこれが最新で最前線だったって考えるとやっぱジャッキー・チェンってスゲーと思う。

細かく早送りにしてスピード感出したり、スタント使わずにド派手な落下したりとか、それくらい本気でぶつかってたから世界も注目したんだと思う。

当時まだ香港がイギリス領だった名残とかも面白いし、令和になって昭和の映画を見るのも色々情報が多くて楽しい。他にもジャッキー・チェンの映画は観たいのがいくつかあるからちょっと色々探ってみようと思う。

いい刺激もらったなー。流石にもうチャリで暴走はできんけど、我武者羅な姿勢とかこれからの自分の人生に必要な要素だなーって思った。

俺の20歳くらい上の大先輩。そしてまだまだ現役らしいw

俺もがんばらにゃだなー。