朝は7時に起床して車を借りに行った。

東京から常陸多賀までの移動は2時間ちょっとくらいっぽい計算だったけど、日曜だしパラリンピック最終日だし何が起きるかわからなかったので早めに出発することにした。

都心はやや混みだったけど思った以上にスムーズに進むことができて、ゴール手前のパーキングエリアでラーメン食って一気に常陸多賀入り。恐らく出演者の中で俺が一番最初に入った自信はある。

 

時間はあったし前日から少し腰の調子が良くなかったので、近所でやってそうな整体を探して寄ってきた。都心とかにあるチェーン店のマッサージ店は見当たらなく、ちょっとマニアックなところで整体師のおっさんのタバコ臭が気にはなったけど腕は悪くなかったので良かった。

2連ちゃんのライブって初日よりも次の日のほうが色々と身体がほぐれてるものだけど、さらに整体をプラスした万全なカンジになった。

 

入り時間くらいまで車で待機して箱に向かったら既にSABOTENが到着していた。

どうやら前日にすでに水戸まで入ってたみたいですんなりたどり着けたっぽい。

今回は常陸多賀の地元のTHE SALAにSABOTENと繋がってもらえたらいいなーとカップリングを組んでみた。SABOTENにとってのマスコロがTHE SALAにとってのPLACEだったりと、大きい共通点を持ってるバンドだと思うからこの2バンドは個人的に興味深い。

 

リハ後に庄司くんが去年オープンさせた「銀MARU」という小料理屋さんにSHACHIのメンバーとヤッソーとで行ってきた。

何となく想像はしてたけどガッツリサービスしてくれて腹パンパン 笑

料理の味の相性は良さそうなので次はPLACEとかお酒が呑めるタイミングで行きたいなと思った。

 

緊急事態宣言もあって箱のお酒の提供はなしで開演時刻も早まっていたのですぐにオープン。

一発目に出てたフトイーズってバンドはタイムテーブルが来た時に「絶対メンバーの中に太いやつがいる」って読んでたのがビンゴ 笑

俺結構こういう個性ギトギトのバンドは好きかも。

2番手に出てたGREEN EYED MONSTERは神奈川のバンドらしく、名前だけは聞いたことはあったけど初めてライブを観せてもらった。

ツボなメロコアサウンドだったけど年代的にはどれくらいなんだろうか?打ち上げでもあったら色々話を聞きたかったけど、そういうコミュニケーションが取れないもどかしさがこの緊急事態宣言だ。

そしてSABOTEN。対バンは実はコロナ禍になってからは初だったみたいで1年半以上ぶりだった。個人的にはライブを見たりしてたのでそんなに久しぶり感はなかったけど、1年半ぶりとはびっくりした。

キヨシの熱量は歳を取るごとに増している気がする。

初めての常陸多賀だったみたいだけど、これから先のツアーでもまた常陸多賀に足を運んでもらえたら良いなって思う。

 

トリ前はTHE SALA。キーボードの子が加入してから初めて見たけど、THE SALAのサウンドのかゆいところにしっかり音が入って詰まった感じが良いね。そもそもキーボードはマストのバンドな気もするわ。

しかし毎度のことながらこうやってうちらがツアーに行きたいって言えば快くイベントを引き受けてくれるTHE SALAのみんなにホント大感謝だ。

今年のPLACEもまた出来なくなっちゃったのは残念だけど、THE SALAは止まらずに常陸多賀で踏ん張ってる姿をちゃんと見せてるところがカッコいい。

 

そしてうちらの出番はトリ。

久々のライブでいきなり2連チャンだったのもあって喉の方は結構ギリギリだったけど、午前中行った整体のおかげもあってか身体はだいぶ軽かった。身体のメンテナンスは大事。

2日連チャンってことでセトリはガラッと変えてみたけど、良い緊張感でライブが出来た。箱の音も前回よりしっかりまとまってる気がしてやりやすかった。

PLACEで行けない分をしっかり置いてこれたんじゃないだろうか。

 

終わってからの打ち上げも緊急事態なのでなしで、20時台には完全に解散だった。

帰りも一人で車で東京までの戻りだったけど、この2時間弱くらいでいい感じに余韻を楽しめた。

そして驚くことに前日の池袋からの帰宅よりも早い時間に家に帰ってくることが出来たw

 

震災からちょうど10年目のPLACE2021は幻となってしまったけど、常陸多賀のバンドはしっかり踏ん張ってるし、ライブハウスの心臓はバクバク動いてるのを確認できて安心した。

カップリングのSABOTENもちゃんと紹介できたし、大きな意味のある一日だったと思う。

 

(累積生涯走行距離: 39,839.2 + 280 = 40,119.2km 祝4万キロ突破!)