朝七時に名古屋を出発。小牧あたりでヒデタと合流して一気に新潟まで走破。

6時間くらいの移動だったけど自然の変わりゆく景色や雪山とか見てて飽きないので初めてのルートは楽しい。

今回初めて使ってみたサングラスレンズがすこぶる調子よくて目は全然疲れなかった。昼の運転にはマストかも。

 

少しだけ早く着いたんだけど、すでにケミカリのみんなは昼の部を全力で公演していた。半端ないエネルギー。

うちらは昼の部が終わってからすぐに入れ替えで夜の部のリハ開始の流れだったのでササッとセッティング。

前回行ったのがもう一年前の話だったけど音の感じは身体が覚えててすぐに音は決まった。ただ最初何が原因だったのかアンプの電源が入らず焦った。もしかしたら前日の名古屋の搬出時に降ってた雨?なんて思ったけど、結局ちょっとしたら普通に使えてひと安心。原因は分からんけど…

 

リハ後は宿のチェックインも兼ねて街に出たんだけど新潟でもちょっと汗ばむくらい春日和だった。

ちょっと遅めの昼食は最近のマイブームで去年と同じタレカツ丼。GOLDEN PIGSから近くにあるいし井っていうトコの定食がポテンシャル高くて好き。

前日夜はちゃんと寝れたのあってか名古屋の日よりも身体は楽だった。ツアーの連チャンって前日のアドレナリンが出っぱなしなのか二日目のほうが調子が良いことが多い。

 

昨日のイベントはケミカル⇄リアクションの8周年のイベントだった。対バンはケミカリの事務所の後輩2バンドが地元バンドとしてついてくれて、STUNNERと自分たちとケミカリの5組。

一番手のUranは俺と干支二周りも離れた子らだったけど、スゲー真面目に音楽してて終わってから話をしたらなかなかおもしろい連中だったw こういう令和の若者たちとの絡みは新鮮だし勉強になる事が多い。

2番目に出てたPneumaは去年の新潟で対バンしてたバンドでバンド名が変わっていた。

両バンドともすごく音楽に対して真面目だし、令和なりのアプローチでライブしてるのがビシビシ伝わる。そう考えると俺らが昭和から貫いてるスタイルって今の子らには理解できるんかな・・?勉強大事だわ。

STUNNERは何となく前日のライブに同行して髙木が空回りしそうなくらいに気持ちが上がってたのを察したけど、案の定空回ってたw

でもそれくらい気持ちが前に出てるって良いことなんじゃないかな。もちろん完璧な演奏とかも良いけど、それよりも気持ちが一歩前に出てるのがライブの醍醐味だから、失敗もひっくるめてエンターテインメントだと思う。

そんな髙木を見て逆にリラックスできた俺もいたw

 

自分らは1年ぶりの新潟だったけど、ケミカリのみんながSHACHIの曲を沢山歌ってくれてるおかげでだいぶ伝わりやすい環境の手応えを感じれた。

昨日のセトリはケミカリに提供したすべての曲をプレイしたけど、毎回全部プレイしてたらセトリの変わり映えも無くなっちゃうので今回だけの特別な感じかな。SHACHIの他の曲ももっと知ってもらいたいしね。

それにしてもこうやって新潟で気持ちよくライブをやらせてもらえる環境があるのはホントケミカリのおかげだ。ありがたい。

 

ラストは片付けをサッと終わらせてケミカリのステージを後ろから観させてもらった。

SNSでみんなの顔はほぼ毎日見させてもらってるけど、やっぱ元気いっぱいにステージを駆け回ってる彼女らを見てるとホント元気をもらえる。ましてや自分らの歌をしっかり歌い上げてくれるとことか鳥肌が立つほどだ。

このエネルギーを感じたくてケミカリストのみんなはライブハウスに足繁く通うんだろうなって理解できる気がする。終わってからSTUNNERのナナゾーが興奮気味に「推しができた」とか言ってたけど本気だろうなw

 

終わってから箱で軽く乾杯した後はケミカリのみんなを送って、マンボウも明けたことだし久々言葉翔とバンドマンたちとでガッツリ打ち上げをやってきた。

やっぱ新潟は日本酒は旨いし、何より新潟のバンドマンが日本酒に詳しいので色々ローカルな美味しいお酒を教えてもらえる。こんな風に何気ない会話でも地元バンドとの交流ができる打ち上げとか最高じゃん。

気づけば良い時間だったけど、昼間はスカッと晴れてた空も夜には雨が降ったりと日本海側の天気はホント変わりやすい。

ケミカリのおかげで新潟がホント近く感じれるようになったのはウレシイ。今年はまた何回か行けそうな感じだし楽しみだ。

朝から考えたら長い一日だったけど、体力余すこと無く楽しめたかな。

 

(累積生涯走行距離: 54,500.7 + 433 = 54,933.7km)