30GROWING UP JAPAN TOUR2024～22日目いわきclubSONIC

今回のツアーでは珍しく当日移動。

このところライブのたびに借りていたろく夜号は今回は他のバンドが使用中だったので久しぶりにタイムズカー。大きい車を借りることができなかったので、今回は東京組の俺と海太は2人で移動。

機材を積み込み海太を拾っていざ出発。

土曜朝の首都圏渋滞を回避するために少し早めに出てたので、昼前にはいわきまでたどり着くことができた。

昼メシは狙っていた小名浜の店ではなく、その手前にあったトラックの運ちゃんたちに人気がありそうな定食屋さんを見つけたのでトライ。

予定していたスタジオまでも少し時間があったので小名浜のイオン界隈とら・ら・ミュウという八食センターみたいお土産屋さんを散策してきた。いわきの浜辺りは観光客向けの施設も多くて楽しめるスポットが多い。

小名浜からSONICがあるいわき駅までは30分ほどの距離。いわき市はかなり広い。

今回のスタジオはSONICに併設しているスタジオを利用させてもらった。ライブハウスが経営してるのもあって設備もしっかりしているし使い勝手の良いスタジオだった。

そこで今回のいわきとPLACEの2公演分のセトリを確認。

スタジオを終えて機材を運び入れる頃にはユタ州もALLiCAも無事に到着していた。

今回のPAはex.CAN’T A MAN ATTACKの安宅だったので音のイメージも伝えやすく色々ハナシは早かった。やや低音がもっさりする感じは否めなかったけど、本番にはちょうどいいくらいになるかな？という印象だった。

リハ後は宿にチェックインし、その足で楽器屋さんまで行って弦を買ってきた。地方の楽器屋さんってロックなバンドのものが半分とピアノやバイオリンなどの真面目(？)な音楽のものが共存していて面白い。

ぶっちゃけサウンドハウスやAmazonで買ったほうが安いものも多いけど、消耗品が急に足りないときなんかは非常に重宝する。

箱に戻って何やかんや準備をしてるうちにライブが始まった。

一発目は地元の熊猫タイガー。先月の常陸多賀公演の翌日に立ち寄ったいわきのラーメン屋の店主がやっているSHACHIのコピーバンドと対バンだった。一応うちらのセトリも見せて曲のかぶりが無いのは確認済みだったけど、かなりマニアックな曲多めで面白かった。

コピーバンドと対バンするんですか？って不思議そうに言われるのもあったけど、むしろコピーバンドが本家と一緒にやるなんてめっちゃ夢あるじゃんってワクワクしていた。そういう夢を与えるバンドをやれてるのが自分らなんよ。

俺が逆の立場だったらウレシイと思うし。

そして二番手もALLiCAはエネルギーたっぷりのライブで圧巻。今年の頭に池袋でハジメマシテしたばかりでツアーへの大抜擢。魁ちゃんのソロを含め郡山方面は結構攻めてるっぽいけど、いわきは初だったみたいで誰よりもSONIC店長の三ヶ田くんが紹介したことを喜んでくれてた。

メンバーの都合で三番手に出順が変わったUreiは初対バン。ヴォーカルのカンタは去年のアコースティックで一緒にプレイしたしインラジでも紹介したバンド。やっと見ることができたけどこういうバンドがいわきのシーンを盛り上げて行ったら面白いんだうな。いい感じの牙もチラつかせて嫌いじゃない。

その次に出たGONGKONGはわかりやすいルーツで恐らく親が俺らと同じくらいの歳なんだろうなーというバンドだった。このメンバー2人も去年のアコースティックのときに絡んでいたのでこうやって一緒にバンドとしてライブをやってくれたのはウレシイ。なりの割にシャイそうなメンバーだったけど喋ったらめっちゃいい奴らだった。

トリ前に出てもらったユタ州は鉄板の聞きたかった曲をオンパレード。自分らの準備もあったのでホールで全部は見れなかったけど、バックヤードの音漏れで十分楽しませてもらった。