30GROWING UP JAPAN TOUR2024~23日目 出雲APOLLO
途中で代わってもらったヒデタの運転で出雲に無事到着。
スカッと晴れた空がとても気持ち良かった。
スッスーのお出迎えつきでまずはスタジオを2時間。前回も使わせてもらったAPOLLOのスタジオはコンパクトだけどちゃんと揃うものが揃ってるので使い勝手は◎
この3日間のセトリの確認をヒデタと3人でざっと回す。
スタジオの後はそのままステージに機材を運び込んでリハーサル。
APOLLOはこのところちょこちょこ来させてもらっているので音の感じは身体が覚えている。ステージがやや空洞なので低音が回りやすいのを気にしながら音作り。外音は高い天井のおかげもあっていい感じの飽和感が好き。
スタジオで曲はガッツリ合わせてたのでスムーズにリハは終えた。
リハ後はAPOLLOの隣にあるバンドマン御用達のスーパーオダで遅めの昼メシ!
298円の海苔弁と近海カジキマグロの刺し身298円のドッキング弁当で超満足。オダメシ最高!
APOLLOは外に喫煙所みたいなベンチがあってそこに地元バンドもツアーバンドも一緒になって屯しながら真っ昼間からメシ食ったり呑んだりしてる雰囲気が超いい。こういうローカルライブハウスの匂いがずっと好きなんだよなー。
そんなこんなしてるうちに陽も暮れだして開場。
昨日はようやく出来上がったツアーロンTがリリース初日だった。現物を観たのが昨日が初だったけど思ってた以上に良い出来◎
たくさんの人が着てくれたウレシイな。
一番目の出番は米子から参戦してくれたアヒルパンチ!!。地元は隣の鳥取県の米子なんだけど、今回の俺らのツアーで米子はどうしても行けなかったのでこっちまで来てもらおうと呼んだ経緯。
聞けば全然動けて無くて去年対バンしたぶり?くらいのライブだったみたいだけど、こういう対バンも俺らの30年には必要なのよ。こんな仲間たちがいてくれるからSHACHIが今もやれているんだから。
二番手は東京からプピリットパロ。お客さんにプピは二番目に出るようなバンドじゃないよって言われたけどそんなのは百も承知w
イベント全体にエンジンかけてくれる二速目って大事なんよ。ただ福のアンプの調子が悪かったみたいでちょっと心配だったけど大丈夫かな…こっから何連チャンかあるっぽかったし。
そして大阪からハイファイコーヒーズ。独特な世界観とあの人懐っこさが絶妙なバランスでTHEツアーバンドだ。今回はちょうどタイミング的に出雲に行く時期が重なったので一緒にやろうよって声をかけた経緯。一緒にやれて良かった。
からの俺のお気に入り出雲のジャパニーズモンタナ。出会ったのはコロナ禍の米子が最初。ヒデタが来れなくてチヨンと2人でアコースティックセットの日だった。そこからうちらが山陰に行くたびに対バンしてくれてる義理深い奴ら。バンドコンセプトも面白いし出雲を背負って立つバンドだと俺は信じてるよ。
そしてトリ前にHOTSQUALL。実はSHACHIのツアーでこうやってガッツり絡んでくれたのは初めてだと思うけど、海太体制になった今を本気で評価してくれたバンドの一つでもあるホスコはこのツアーに絶対呼びたかった。
ちょうど翌日のSUPER ROCK CITY HIROSHIMAの流れも聞いてたのでここだ!とピンポイントで声をかけてOKをもらえたのは嬉しかったな。ようこそSHACHIのツアーへ!
そして自分らの出番。
濃いめの6バンドの長丁場もダレること無くやりきれたんじゃないだろうか。今回のツアーの山陰は出雲の1箇所だけだったけど、去年2回も行くことが出来た縁をこうやって伏線回収出来て良かった。
こんなにたくさんの仲間と一緒に行けた山陰出雲は幸せで一杯だった。
そのままの流れで箱打ち。APOLLOは市街地からちょっと離れたところにあるので、移動するのも大変だしそのまま乾杯の流れのほうがバンド的にも楽だ。
そんな打ち上げでHOTSQUALLとプピリットパロがスンっと繋がってたのがさすがだったなーw
この異種格闘技戦ってくらいに色んな畑のバンドが集まった出雲の夜はまるで神在月の神様たちみたいな夜だったかもな。
俺と海太は結局最後の最後までみんなを見送ってからタクシーで宿へ。出雲の深夜はほんとに真っ暗で静かだった。
今年もしっかり足跡を残せた出雲。また来年も行けるように頑張ります!
(累積生涯走行距離:143,037.6 + 9 = 143,046.6km)