昨日は予定してた約束が飛んだので久しぶりに家でDVDを観た。「THE GREATEST SHOWMAN」っていうミュージカル映画。

実はミュージカル映画というものは見るのが初めてで、どちらかと言うと先入観でずっと歌い続けてるだけの退屈なものって思ってた。食わず嫌いは良くないね。

主役のヒュー・ジャックマンがMARVEL作品のウルヴァリンやってるっていう予備知識くらいだけで観だしたらあっという間に引き込まれちゃった。

内容はすごくわかりやすくてスッキリしてる映画だし、何より曲が良い!

え?これ曲が先にあってそこにストーリーが乗っかってるの?って思うくらいビンゴな曲だらけ。そうか、これがミュージカルってやつか…。と納得。

ブルーレイだったので特典映像でメイキングとか曲についての解説とかが本編よりも多いくらいで入ってたのを見て、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールという二人の存在を知る。もちろん監督や俳優も凄いけど、この二人がマジで半端じゃない。

曲作りについてのエピソードとかバンドマンやってるからこそわかる生みの苦労やひらめきの具現化とか参考になるとかの前に完全に脱帽ものだ。ゼロからイチを作る人間とイチをジュウにする人間がタッグを組んでる感じ。とにかくひらめきを形にするのが早い。そして最高のグルーヴ。

監督から注文されたものを汲み取る能力も半端じゃない。そこが一番大事だと思う。アーティストって自分が思ったものを作れるものだけど、こうやって依頼されたものに対して120%のものを提出できる能力ってホント凄いと思う。

そして映画全体通してのメッセージ性の強さ。人種差別とかそういったものに対しても歌でガンガン攻めって言ってる感じが好きだったなー。めっちゃパンクを感じた。

ぶっちゃけ本編よりもこのメイキングとかボーナス映像でめちゃ感動しちゃった。映画館だったら本編しか見れなかったのかーって考えたらDVDとかブルーレイの価値ってスゲーあるよなー。この映画はこの裏ストーリーを全部見なきゃ重さが半減以下だろうし。でもこれやっぱ映画館の大迫力で見たかったかもなー。

というかミュージカル映画のメイキングすげーなー。音楽を作るっていう部分で共感がすごく持てたし、MV作ったりとか曲に合わせて画を考えるって部分でも考えさせられる部分が多かった。なんかちょっと1UPした感じ。

いやーホント良かったわー。そしてヒュー・ジャックマンって人の映画あさりたくなったわー。またなんか探してこようと思う。

曲作りたくなっちゃった夜でした。

おつかれさんでしたー。