高知X-pt-CURTAIN CALL TOUR 2010
朝10時に出発予定だったので、前日3時くらいに寝付いて9時過ぎに起きる。ぶっちゃけクソ眠い。今回は珍しく全員違う宿だったので、車を持っているHIDETAの宿にみんなが集合するパターン。ところがHIDETAがまさかの1時間半遅刻。松山を出発したのが11:30。13時入りですよ~。
松山~宇和島方面は高速道路の無料化だったらしく松山インター付近が大混雑。
それでも何とか少しの遅刻で済んで無事に高知に到着。それにしても天気がいい!!秋晴れって感じだ。
今回の高知は「ありえない」ブッキングだった。まずはレーベルメイトでもあり、SHACHIにとって絶対的な存在であるMUSHAxKUSHA。このバンドがいなかったら今のSHACHIもなかったかも知れない。そして奇跡の復活の冷凍チキン。虎うマックスになってからの絡みの方が濃かったけど、初めての高知から一緒にやっているバンドです。そしてローリングマンも奇跡の復活。この2バンドがいるだけでもミラクルなのに、そこにFROM YOUTHの初期メンバーでの復活と、2000ccのこちらもまさかの復活。
すげーすげー。
ぶっちゃけ今回のこのイベント。自分ら以外みんな高知のバンドなんだけど、現在進行形で高知で活動しているバンドはいないわけで、誰がお客さんを呼ぶんだろう?って心配がずっとあった。ふたをあけてみるまで超不安だったんだけど、予想以上の動因にマジでビックリ!!
たぶん自分らもそうだけど、高知の「48」を見続けていたお客さん達が待ち望んだ夢のような企画だったんだろう。自分でブッキングしながら本当にうれしすぎた。
2000ccもよっちゃんが歩けるの?ってぐらいの事故にあって杖ついてるはずなのに飛び回ってたのみたらこっちがひやひやした。でも、V/A JUNKに入ってる曲とかでクソ上がっちゃってた自分も居たり。マツギもユースケも全然変わってなかったのがホントうれしかった。
冷チキの復活はホルモンの亮とかもアガってたくらいやばかった。俺の目には完全に現役感を感じるステージだった。全バンドに言えたけど、「また見たい」って思うステージだった。でも奇跡の復活だからこそ、その瞬間に価値があるんだろうって本当に思えた。そのライブを見れた自分がマジで贅沢だった。
そしてローリングマン。高円寺GEARまで復活しちゃうんじゃないか?ってくらい気持ちよかった。ドラムも初期メンバーのユーヤがやってたけど、全然叩けてたし何より選曲がやばすぎるだろ。優がライブ感を取り戻す前くらいに全部が終わっちゃったけど、楽屋に戻ってきたやつらの顔は本当に満足に満ち溢れていた。どうしてこいつらは解散したのかの意味が本当にわからないくらい仲がいい。
そして門田ラストライブにて初期メンバーでの復活FROM YOUTH。これはやばすぎる。ありえないけど、それが現実となってステージに立っているのだ。一緒にツアー廻ったこととかマジ思い出すわ。しかも選曲も名曲だらけ。もうこのカタチで聴けないのかって思うとちょっと複雑な気持ちにもなるよね。
そしてMUSHAxKUSHA。去年末にメンバーの脱退があってからの初対バンだね。個人的には既に両国でライブを見てたけど、今回の高知は普通に良かった。前に見たときよりも格段にグルーヴが出てたし、ドラムのミツルもいい感じに馴染んでいた。やっぱり高知で見るMUSHAxKUSHAの胸の張り方は半端じゃない。いいものを見せてもらった。
そして自分らの出番。
昨日は久しぶりに「RUNNER」なんてやってみた。ちょっとだけ練習してたけど、リハであわせたらやれそうな感じだったので、セットに組み込んでしまった。RUNNERとかやってるとホントwolfistのツアーを思い出す。MUSHAxKUSHAと一緒に廻ってたこととか、本当にがむしゃらにツアーをやってた頃だ。その頃はよく高知に行ってた。年2~3回は行ってたんじゃないかな。行けば行くほど高知がどんどん好きになっていった。
高知のX-ptの西岡さんには本当にお世話になった。キャラバンサライ時代から本当によくしてもらった。打ち上げで返杯を頂いたときは本当に10年分の重みを感じた。
打ち上げは最近は街中の方でやってたんだけど、今回はあえて「土佐」をチョイスさせてもらった。あの大皿に盛られたかつおのタタキを最後にもう一回食べたくて。
日曜日の打ち上げってことで、2時くらいには打ち上げも終わったけど、本当に濃い時間はあっという間に過ぎてしまう。
言葉に出してうまく言えないけど、一箇所一箇所すごい満足感を得ながらライブがやれている今の環境を改めて幸せに思った。
ありがとう四国!!