ホテルのシャワーが深夜はボイラーを止められててお湯が出ないので、朝方にようやく風呂に入ることができた。

YUKIDOKEの時よりも浴室もキレイになってた気がするのでリニューアルしたっぽい。コスパを考えたらここ一択の宿。

少し早い時間にチェックアウトして、MUSIC FACTORYに向かい、ユウジとアメヲと三人で酒田港で早い昼めしを食べに行ってきた。

 

酒田は港町なので朝は早い。SAKATANTOというところに行こうとしてたんだけど少し遅めの開店時刻だったので、今回は今回はユウジからも高評価だったみなと市場にある小松鮪専門店というお店に行ってみた。

酒田でマグロのイメージなんてあんまりなかったけど、ここのマグロの新鮮だし脂も乗っててコスパは最強だった。

同い年のユウジが「ペロリで食べれるよ」なんて言ってたから炙り丼を頼んだけど、脂でだいぶいがやれてしまった。胃袋はだいぶ年寄りだな俺。笑

朝から最高の海鮮も食べれて大満足の酒田。アメヲも初酒田だったけど相当気に入ってくれたみたいで良かった。

そこからユウジと別れてアメヲと2人で新庄を目指す。

 

酒田から新庄は思ったよりも近かったみたいだけど、俺は満腹も重なって完全に助手席で爆睡。起きたらアメヲの行きたがってた新庄のセカストに到着。

無類のリサイクルショップ好きのアメヲは一直線に楽器コーナーに進んでギターの試し弾き。俺はまさかの釣り竿ケースをゲットw

 

そこからまだ時間があったので少し離れた瀬見温泉というところへ行ってきた。

俺は朝風呂に入ってたから行かなかったけど、温泉も大好きなアメヲはひとっ風呂。

そして新庄まで戻ってチェックイン。

俺がちょっとダイソーで買い物をしたかったので、入り前に寄ってもらったんだけど、そこでまさかのハプニング!

何と運転席のベルトが壊れて刺さらなくなってしまった。

ただベルトをしないで運転するわけにもいかないし、ちょうど良くダイソーだったしフックを買ってきて応急処置。

アメヲといると何かあるな。笑

 

そして音蔵へ向かう。

音蔵(ねぐら)は、タダセンパイが去年までやっていた「となりのカフェ」をたたんで新しくオープンさせたお店で、1Fはカフェとブティック、2Fはアコースティックのライブができるスペースになっていた。

もともと蔵だった建物を改築してそんな造りにしてるので、壁の厚さなのか外気の暑さを遮断するような涼しさがある店内は快適だった。

そこで遅めのランチでセンパイが釣ってきたサワラの定食を頂いた。

コレも脂がノリまくりで旨いんだけど胃に刺さる。笑

 

その後リハもやってから車を宿に戻して歩いて音蔵へ戻り呑み始める。

そんなこんなしてるうちに開場。

昨日の一番手は、何と酒田からBlowfishというユニットで、前日のDragersのユウキが連日で対バンだった。

こちらはまたちょっと違ったテイストでオシャレなJPOPをキレイに歌い上げる感じが良き。こういうスタンスでユニットができてるとロックなライブハウス以外でも活動できるし自由度が高いんだろうな。山形っていう土壌に合ったスタイルなのかも知れない。

 

二番手にアメヲが登場。新庄はほぼホームみたいな感じで優しいヤジも沢山飛んできて一気に空気がほぐれる。年に数回は通ってるみたいだしちゃんと新庄でも愛されキャラなのがすごい。

そして自分の出番。

指の調子はまだ本調子ではなかったけど、出番的にアンコールも無いわけだし尺一杯に曲を詰め込んでプレイ。

今回のこの3本で新曲は沢山やりたいなって思ってたから色々盛り込めて良かった。

そして大トリはタダセンパイ。

俺はトークも含めてのライブが楽しいのが良いなーって思うので、アコースティックというより「弾き語り」ってのをしっかり体現してくれてるのが良き。去年知り合ったばっかりだけど、ぐんぐん距離が縮まってる気がしてウレシイ。

そしてそのまま2Fのスペースで打ち上げ。

普段はそこではやらないっぽかったけど、蔵の屋根の下での乾杯とセンパイの釣ったまぐろづくしの極上皿は半端なく幸せ。こんなご褒美があるからもっと頑張ろうって思うんよな。

Blowfishのメンバーとも沢山喋れたし、新庄の人たちとも沢山交流ができて有意義な時間だった。

朝から考えたらだいぶ長い一日だったけど、酒田から新庄までたっぷり山形県を堪能できた。何か静岡と似てるというか、殺気立ってない山形の県民性が好きなのかな俺。

アメヲが足繁く通う理由も何となくわかる気がするし、ちょこちょこアメヲに乗っかって新庄酒田に通おうかなw

幸せな時間をありがとうございましたー!